SHM-CD/ブックレット付
20世紀を代表するベートーヴェン弾き、ヴィルヘルム・ケンプ。虚飾を廃し、ベートーヴェンの精神の奥底まで見つめたその演奏は、21世紀になってもなお色褪せることのない普遍的な価値を持っています。ケンプはモノラル(1950年〜56年)とステレオ(1964年〜65年)でベートーヴェンのピアノ・ソナタを全曲録音していますが、本盤はそれらとは別にステレオ録音されたもので、ベートーヴェンの代表的ピアノ・ソナタ3曲が収められています。ケンプのピアニズム、ベートーヴェンの音楽、その両方の入門に相応しい1枚です。 (C)RS