SHM-CD/ブックレット付
1960年に18歳でショパン国際ピアノ・コンクール優勝を果たしたマウリツィオ・ポリーニが1971年にドイツ・グラモフォンに録音したストラヴィンスキーの≪ペトルーシュカ≫とプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番は、その精密さで世界に衝撃を与えるデビュー盤となりました。1976年に録音されたヴェーベルンとブーレーズもポリーニの硬質でクリアなタッチが活きた名演で、とりわけブーレーズのピアノ・ソナタ第2番の複雑な楽譜を完璧に具現化した演奏は、作品の真価を世界に示すものとなりました。 (C)RS