SHM-CD/ブックレット付
戦後を代表するブルックナー指揮者として知られるセルジュ・チェリビダッケ。ミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任する前の1970年代に首席客演指揮者を務めていたシュトゥットガルト放送交響楽団との交響曲第9番は、晩年の極端にテンポの遅い演奏とは異なり、音楽の自然な流れが大切にされています。本盤に収められた放送録音は、レコーディング嫌いとして知られたチェリビダッケの音楽に触れることのできる貴重な遺産であり、戦後のブルックナー演奏を語るうえで欠かすことのできない1枚です。 (C)RS