SHM-CD/ブックレット付
戦後のクラシック音楽界のシンボルであったヘルベルト・フォン・カラヤンは、映像作品も含めると生涯に6回、ベートーヴェンの交響曲の全曲録音を行っています。1975年から1977年にかけて録音された、ドイツ・グラモフォンへの2度目の全曲録音(通算では4度目)は、まさに「帝王」と呼ぶに相応しいカラヤンの自信に満ちたアプローチと、ベルリン・フィルの圧巻のサウンドが共鳴し合う歴史的名盤です。ベートーヴェンのみならず、クラシック音楽の代名詞とも言うべき交響曲第5番と第6番≪田園≫を収めた本盤は、クラシック音楽のファースト・チョイスにも相応しい1枚と言えるでしょう。 (C)RS