ブックレット付
akikoと海野雅威のタッグ再び!スタンダード愛に溢れた、不朽のジャズ・スタイル。デビュー作『Girl Talk』を彷彿させる、オーセンティックなジャズアルバムが完成!
akikoが2018年に発表したエッセイ『ジャズを詠む-人生を幸せにする、25のスタンダード・ナンバー』で取り上げたジャズ・スタンダードから選曲。タイトル曲「Look for the Silver Lining」や「East of the Sun」「For All We Know」などスタンダードの名曲をオーセンティックなスタイルで収録した本作は、akikoのデビュー作である『Girl Talk』を彷彿させる。
ライブでもお馴染みのakikoのオリジナル曲「Jazz-introducing“How High The Moon”」と、海野雅威氏の昨年のVerveデビュー作にも収録されている同氏のオリジナル曲「Enjoy It While You Can」(作詞:akiko/海野雅威)を収録。
脇を固めるのは、スタン・ゲッツ・グループやアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのレギュラーベーシストとしても活躍したベーシスト、鈴木良雄氏、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターグループを初め、国内外の著名ジャズ・ミュージシャンとの共演機会も多い人気ドラマー、Gene Jackson、そしてゲストに、ソニー・ロリンズのバンドメンバーとしてもお馴染みのアメリカ在住のギタリスト、増尾好秋氏を迎えている。
2001年、名門ジャズレーベル<ヴァーヴ>初の日本人女性シンガーとしてデビュー以来、枠に捕らわれない音楽性を追求しながら音楽以外の分野でも幅広くその才能を発揮し、日本のジャズシーンにおいて常に異色の存在であり続けるakikoと、NYを活動拠点としてジミー・コブやロイ・ハーグローヴなど名だたるジャズレジェント達からも寵愛を受け世界のジャズシーンで活躍していた矢先にNYの地下鉄での暴行事件により致命的な負傷を追いつつも奇跡の復活を遂げ、昨年同じく<ヴァーヴ>レーベルよりメジャーデビューを果たした話題のピアニスト、海野雅威。二人の出会いは2005年のakikoのライブ・レコーディング・アルバム『Simply Blue』まで遡る。ジャズファンの間でも未だに人気の高い同アルバム以来の共演作は、二人が信頼を寄せる一流ジャズ・ミュージシャンを集めてのスタジオ・レコーディング・アルバム。 (C)RS