慶應大学卒業後に渡米し、ダニーロ・ペレスが音楽監督を務めるBerklee Global Jazz Instituteに選抜。2019年にバークリー音楽院を主席卒業し、帰国後は小曽根真が主宰する若手音楽家の育成プロジェクト“From Ozone till Dawn”に籍を置くほか、石川紅奈とのユニット“soraya”としても活動中のピアニスト、壷阪健登。小曽根真のプロデュースによるデビュー・アルバムは、全曲、自身のオリジナル曲で構成。ラフマニノフ、ショパンなどを思わせるオリジナル曲と、若き日のキース・ジャレットを彷彿とさせる瑞々しく鮮烈なプレイで、その才能を余すところなくとらえています。クラシック・ホールで録音されたピアノの音色も特筆すべき美しさです。 (C)RS