2004年「オーケストラル・シーン」(FOCD3506)、2007年「オーケストラの時の時」(FOCD9288)、2009年「室内楽作品集」(FOCD9429)に続く、湯浅譲二作品集第4弾。
一昨年12月におこなわれた東京シンフォニエッタ公演「湯浅譲二特集」から、創作期間が半世紀におよぶ3作品を厳選。80歳を過ぎた現在もヴァイタルな活動を続ける作曲家の一貫した作風と円熟を俯瞰する内容です。
なかでも「世阿彌・九位」は、IRCAMの委嘱による大作で、エレクトロニクスを伴う作品の頂点を極めています。
2010年12月10日 東京文化会館小ホール ライヴ録音