1973年の創設以来、仙台・東北という地域に密着した活動を通し、<真のローカリティ>を常に世界へ発信する仙台フィル。2011年3月の東日本大震災の影響で、フル編成での活動は数ヶ月にわたり休止したものの、地震発生より2週間後には楽団員の半数で復興コンサートをスタート。音楽を届けながら絆をつなぐ活動は、多くの被災者の心を慰めました。復興が進みつつある現在、<ひとりでも多くの人々の心を音楽の力でつなげたい>という思いを実現すべく、2019年夏、三陸からプロジェクト<ゴーイング・ホーム(家路)>がスタートします。常任指揮者 飯守泰次郎の真摯なタクトのもと、自筆楽譜を採用した共感溢れる「新世界」。仙台フィルは、プロジェクトとともに未来へ進みます。 (C)RS