1998年から2004年までミュージック・アドヴァイザー/常任指揮者、そして音楽監督(2004-15)を務め、公演はもとより活発なCD録音、新たな聴衆の啓発など、札幌交響楽団の躍進に大きな足跡を残した尾高忠明。2013−15年、尾高は毎シーズン最後の定期公演でシベリウスをとりあげ、音楽監督としての集大成として交響曲全7曲の演奏に取り組みます。英国音楽とともに、彼らの主要レパートリーであった北欧音楽の精髄シベリウス。<レコード芸術>誌上で、“演奏の素晴らしさに加えて録音も最高の水準というライヴ収録の限界を超越した名盤”と評価されたこの演奏。札響創立60周年を記念し、モニュメンタルな全集としての登場です。 (C)RS