デビュー30年を記念した「J.S.バッハ/6 つの無伴奏チェロ組曲」全曲録音&全曲演奏プロジェクトを大成功のうちに完遂、躍進を果たした現代最高のギタリスト・益田正洋。本作では「現代ギターの父」アンドレス・セゴビアが南米ツアーのために特別に作らせた究極の名器“ハウザーI 世(1936)”を手に、古典期において最も成功したギター・ヴィルトゥオーゾの1人、マウロ・ジュリアーニの作品集をお届けします!19世紀初頭、ウィーンの楽壇において絶大な人気を博したジュリアーニ。ベートーヴェン≪交響曲第7 番≫の初演に(恐らくチェリストとして)参加するなど、ギタリストとしての枠に収まらない活動の記録も残っています。10 の花の名を冠した表題曲集を含む、クラシックギターの美しく表現豊かな音色を知り尽くした名匠の手による珠玉の名曲を、歴史的名器を手にした現代の天才ギタリストの演奏でお聴きください。胸いっぱいに拡がる音の花束を貴方に――。 (C)RS