仙台国際音楽コンクールは、仙台市が2001年に創設し、3年毎に行うコンクールです。協奏曲を課題曲の中心に据えるという特色を持ち、公正で信頼性の高い運営と市民の温かいホスピタリティに支えられたコンクールとの評価を得ており、2005年から国際音楽コンクール世界連盟に加盟しています。第8回コンクール ヴァイオリン部門は、2023年5月21日から6月4日にかけて開催されました。135名の申込者の中から、予備審査を通過した37名の才能溢れる若き音楽家たちが世界各地から仙台に集結し、熱演を繰り広げました。優勝者への副賞としてCD録音が定められており、当該レコーディングはコンクール終了から約1年を経ておこなわれ、既に数多くのコンサートに出演する、中野りなの<現在>を伝えるものです。 (C)RS