日本の名勝・観光地を舞台に人力俥を繰る俥夫の凜太郎と、各地で出会ったお客との間におこるささやかな物語が優しく描かれる連作実写短編映画。
【解説】
フランスで2013年に行われたサブカルチャーイベント“Cartoonist”に招待された、
漫画・アニメ・特撮のフィールドで活躍するクリエイターたちが、
日本の風景・心を違った形で楽しんでもらいたいと自分たちで創りあげた作品『力俥-RIKISHA-』。
作り手たちの代表作、平成「ウルトラマン」シリーズや「ガンダム」といった、
世界規模での共通言語ともいえる制作者たちの“物語”を紡ぐテクニックで引き込まれ、
主演を張る関智一をはじめ人気・実力派声優たちが共演陣として活躍するシリーズは、
どの作品も見終えた後に温かい気持ちになれる掌編のような作品です。
シリーズを通し、監督は『ウルトラマンネクサス』以降数々の平成ウルトラマンシリーズ各話で監督をつとめたほか、
『SDガンダムフォース』、実写版『テニスの王子様』、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』など、
アニメーション、実写作品の脚本・監督・絵コンテなどを手掛けてきたアベユーイチが務め、
人情に裏打ちされたくすりとさせるようなユーモア、繊細なこころの揺れる様をしっかりと描き出しています。
また脚本は『バジリスク-甲賀忍法帖-』『シュヴァリエ -Le Chevalier D’Eon-』「戦国BASARA」シリーズ『機動戦士ガンダムUC』『ローリング☆ガールズ』等、
数々のアニメ作品の脚本を手掛けてきたむとうやすゆきが担当し、これまでの作品とかわらない血の通った筆致で登場人物たちを息づかせています。
主人公の人情味溢れる、気風のいいベテラン俥夫・凜太郎を演じているのは声優としてのみならず、
舞台、特撮、ラジオパーソナリティ、噺家など多方面で活躍を続ける関智一。
俥夫としての矜持を保ちながら、威勢よく人力俥を繰る凜太郎として作品を背負っています。
シリーズ3作目となる本作品では、『東のエデン』の滝沢朗、「黒子のバスケ」シリーズの黄瀬涼太など、
数々の作品に声優として出演するほか、俳優・歌手としても活躍する木村良平が芸人崩れの若者・シロウを演じ、
演芸の聖地浅草で主人公・凜太郎を巻き込んだ波瀾万丈な物語を巻き起こします。
≪CAST≫
関智一 木村良平 中丸シオン 大高雄一郎 キャッチャー中澤
【ストーリー】
鎌倉から浅草へ、凜太郎の俥ではるばるやってきた青年・シロウ(木村良平)。
泣かず飛ばずで解散したお笑いコンビの復活を、別ユニットでブレイク間近の元相方に今さら迫ろうというのだ。
その身勝手さに呆れる凜太郎だが、なぜか一肌脱ぐことになってしまう。
【公開日】2018年9月上映
≪STAFF≫
■監督:アベユーイチ
■脚本:むとうやすゆき
■スタッフ:監督:アベユーイチ
脚本:むとうやすゆき
エグゼクティブプロデューサー:真崎春望
撮影:高橋義仁
録音:中山隆匡
編集:宮島竜治、澤井祐美
音楽:野島健太郎
人力俥監修:青木登(有風亭)
製作:「力俥」製作委員会(東映ビデオ 力俥亭 アンリコ シネマサウンドワークス)
フランスで2013年に行われたサブカルチャーイベント“Cartoonist”に招待されたクリエイターたちが創りあげた作品『力俥−RIKISHA−』。人力俥を繰る俥夫の凜太郎と、お客との間におこる物語が描かれる連作実写短編映画。鎌倉から浅草へ、凜太郎の俥ではるばるやってきた青年・シロウ。泣かず飛ばずで解散したお笑いコンビの復活を、別ユニットでブレイク間近の元相方に今さら迫ろうというのだ…。
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制作国: | 日本 |
ディスクタイプ: | 片面1層 |
色彩: | カラー |
映像サイズ: | スクイーズ |
映像特典: | 浅草立志編メイキング/完成披露イベント 第1部ダイジェスト(2018年9月1日開催)出演:関智一、木村良平、小野賢章、アベユーイチ、むとうやすゆき |
その他特典: | ピクチャーレーベル |
音声仕様: | 5.1chサラウンド(ドルビーデジタル) |
(C)「力俥」製作委員会