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1968年にデビューして以来、幾度の危機を乗り越えてHM/HRシーンのトップを走り続け、数多くのバンドに影響を与えてきたロック・ジャイアンツ・バンド、ディープ・パープル。

1974年4月6日、カリフォルニア州オンタリオのモーター・スピードウェイで開催されたロック・フェスティヴァル＜カリフォルニア・ジャム＞。
そのセカンド・ヘッド・ライナーを務めたディープ・パープルのステージは伝説となる素晴らしいものであった。
バンドはイアン・ギランとロジャー・グローヴァーの脱退という大きな危機を迎えながらもデイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズの加入によって新たな活動を展開する。
1974年2月にリリースした『紫の炎』は全米アルバム・チャートNo.9にランク・インしゴールド・ディスクを獲得するヒットとなる。
これを受けて同年3月3日からスタートさせた北米ツアーの中でフェスティヴァルに出演する。
この模様は(米)ABC-TVによって収録/放送される。今回、この放送時のオーディオ・マスター音源の発見に伴い、リマスターが施され現時点で最良の音質でリリースされることとなる。
当日のセット・リストは全7曲であることからこのライヴ・アルバムはフェスティヴァルでのライヴ・パフォーマンスを完全収録している。
バンドはニュー・アルバムがアメリカで好セールスであり、かつテレビ収録されることもあってよりエキサイティングなパフォーマンスを披露し、25万人のオーディエンスを興奮の坩堝に巻き込む。
それだけにオリジナル音源によるアルバム・リリースはこのラインナップのディープ・パープルのライヴ・パフォーマンスに於ける魅力を伝えるライヴ・アルバムとなっている。
輸入盤国内仕様＜帯、英語ブックレットの対訳付き＞


リッチー・ブラックモア(g)
デイヴィッド・カヴァデール(vo)
グレン・ヒューズ(b, vo)
ジョン・ロード(kbds)
イアン・ペイス(ds)