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『ボサ・ノヴァの父』と称されるジョアン・ジルベルトはアントニオ・カルロス・ジョビンと並ぶボサ・ノヴァの大御所である。
そんな彼の奇跡ともいえる来日公演がなんと72歳の2003年に実現した時は大きな話題を呼ぶと同時に、このミュージシャンの存在の大きさが再認識される。しかし残念ながら2019年7月に88歳で鬼籍に入る・・・

そんなジョアン・ジルベルトの晩年の貴重なライヴ・アーカイヴとして、2008年10月にサンパウロのテレビ局の企画でスペシャル・ライヴ番組が実現した時のアーカイヴがCD化される。
約1時間半のソロ・パフォーマンスで29曲が披露され、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲を中心にボサ・ノヴァのスタンダード・ナンバーで構成されており、77歳という年齢を感じさせない素晴らしいステージを披露する。
今回、このライヴの放送の為に収録されたオーディオ・マスターにリマスターが施されてのリリースで、ジョアン・ジルベルトのラスト・アルバムとなるものに違いない!

輸入盤国内仕様＜帯、英語解説の対訳付き＞