より強固なものとなった3人体制のジェネシスは、アルバム・リリース毎にセールス記録を塗り替え1983年のアルバム『ジェネシス(原題:Genesis)』は全米アルバム・チャートNo.9にランク・インし、クワドラプル・プラチナ・ディスクを獲得する。
そしてスタートさせる<The Mama Tour>は北米〜イギリスに限定されて実施される。
その中で同年11月27日のフィラデルフィア公演はプロモーションの為に地元のFMラジオ局に収録・放送される。
今回この放送用のオーディオ・マスターの発見に伴い、リマスターが施されてのリリース。
フィル・コリンズはフロント・マンとしての貫禄がつき、マイク・ラザフォードもギタリストとして確実なプレイを披露、そしてトニー・バンクスは音楽監督としての実力を遺憾なく発揮する。
プログレッシヴ・ロック・バンドからより大衆性を追求したメジャー・ロック・サウンドに変身したジェネシスのライヴ・パフォーマンスを体感させるライヴ・アルバムである。
輸入盤国内仕様<帯、英語解説の対訳付き>
フィル・コリンズ(vo, ds, perc)
トニー・バンクス(kbds, vo)
マイク・ラザフォード(b, g)
ダリル・ステューマー(g)
チェスター・トンプソン(ds, perc)