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フランス気鋭チェリストのエドガー・モローが、ロストロポーヴィチのために書かれた作品で捧いだ作品集
エドガー・モローは、WDR交響楽団と指揮者のアンドリス・ポガとともに、20世紀半ばに作曲された2つのチェロのための協奏的作品、《ヴァインベルク:チェロ協奏曲》と《デュティユー:遥かなる遠い国へ》を録音しました。
どちらも偉大なるチェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって、ヴァインベルクは1957年にモスクワで、デュティユーは1970年エクス・アン・プロヴァンス音楽祭で初演されました。
近年、第二次世界大戦開戦時にワルシャワから逃れてきたポーランド生まれのユダヤ人作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルクの音楽への関心が高まっています。1943年からソビエトに定住し、そこでショスタコーヴィチの指導を受けたヴァインベルクのチェロ協奏曲は抒情的な作品で、最初の2つ楽章はかなり憂鬱な音色で、第3楽章はダンスのようです。1948年にヴァインベルクが作曲しましたが、検閲によりスターリン生前に演奏されることはなく、スターリンの死後、ヴァインベルクはコンチェルティーノに戻り、それをより野心的なスコアに拡張しました。
アンリ・デュティユーの「遥かなる遠い国へ」のタイトルは遠い世界を想起させますが、この5楽章形式の作品は確かにヴァインベルクの作品とはまったく異なるものです。20世紀後半フランスを代表する音楽家の一人であるデュティユーは、シャルル・ボードレールの官能的でしばしば退廃的な詩からその5つの楽章のインスピレーションを得ました。ボードレールの1857年の詩集『悪の華』はフランス文学のランドマークです。各楽章には、楽譜に記された詩人の作品からのさまざまな引用が反映されています。 音の色と質感の達人であるデュティユーは、ロストロポーヴィチがチェロの高音域で生み出した美しい音に特に衝撃を受け、この作品の第2楽章は、チェロの高音域における可能性を特に示すものとなっています。
【演奏】
エドガー・モロー(チェロ)
WDR交響楽団
アンドリス・ポガ(指揮)
【録音】
2022年9月21-23日、11月8-10日、ケルン、フィルハーモニー
収録情報
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43
アンリ・デュティユー(1916-2013):チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」
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