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常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。
前作『PINUPS』で自らのルーツを紐解いていったボウイが、それまでのグラム・ロックと訣別し、
ジョージ・オーウェルの小説をモチーフに制作した1974年発表の先鋭的な名作『DIAMOND DOGS』が、
発売50周年を記念した2種類の限定アナログ盤となって登場!
こちらはAIRスタジオのジョン・ウェバーがカッティングを施した、ハーフ・スピード・マスター・アナログ盤!
今回発売となるこのアナログ盤に収録されている音源は、オリジナル・マスター・テープを192kHzにレストアしたマスターを使用、
転送時に一切の加工を加えることなく、カスタマイズされた後期ノイマンVMS80旋盤を使用してカッティングが行われたものだ。
今作のアルバム制作は、ジョージ・オーウェルの「1984年」の舞台制作化を実現できなかった当時のボウイの想いと、
1973年の11月にローリング・ストーン誌でボウイがインタビューをしたウィリアム・バロウズの影響を強く受けながら行われていった。
退廃した都市の黙示録とも言うべき世界観を創り出す楽曲を多く収録する今作は、
それまでのグラム・ロック的スタイルとは別の方向性を持つものとなり、非常に大きな反響を呼んだ作品だ。
ベルギーのアーティストであるギィ・ぺラートが、世界的に有名な写真家であるテリー・オニールの写真を元に、
ボウイを半人半獣の姿で描いたジャケットも、当時物議を醸した。
アルバムの発表以来、『DIAMOND DOGS』の収録曲たちは、数々の著名なアーティストたち、ベック、ティナ・ターナー、
デュラン・デュラン、デフ・レパード、ジョーン・アズ・ポリス・ウーマン、デッド・オア・アライヴ、ザ・ストラッツによってカバーされてきた。