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[ 2020年 11月 24日付 ]

コード・カンパニーのノイズポンプシリーズに電源バージョン『 POWER-ARAY 』が登場!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
コード・カンパニーのノイズポンプシリーズの本命ともいえる電源バージョン『 POWER-ARAY 』が発売されました。
空き端子に1本差せばシステムが覚醒するアイテム、衝撃的なノイズポンプの効果を体験したので、その仕組みと試聴レポートをご紹介します。



■ コード・カンパニーの「ARAY」システム自体はかなり以前からある製品です。

同社のハイエンドケーブルには早くから採用されており、Sarumケーブルにてその効果を確認したことがあります。

某ブランドの同クラスのケーブルと交換した際に、音場の空間が一気にクリアになり、これこそアレイ効果と関心しました。何かを足して良くしているというよりは、音が洗練された感じです。

そして、昨年末に発売された衝撃のアクセサリー『 GROUND-ARAY 』は、高価アクセサリーながらリピーターされる方の多さも驚きです。

空き端子があれば全て埋め尽くしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。


■ 『 GROUND-ARAY 』とは。


『 GROUND-ARAY 』は、コード・カンパニーの長年にわたる高周波対策と「アレイテクノロジー」の蓄積があってこそ誕生した製品です。

アレイテクノロジーをベースに開発。空き端子に挿すことで、機器内部に「発生・侵入・蓄積」したノイズを、内部回路に最も近い空き端子から直接吸収します。

信号経路の途中に組み込むフィルターや回路ではなく、コールドもしくはグラウンドのみに作用する設計を採用。

最高峰ケーブルの「ミュージックシリーズ」と同等の振動対策・シールドを採用し、同社内でも特に熟練の職人のみによって高精度に組み上げられています。

アナログ機器・デジタル機器を問わず、またオーディオにも映像にも、驚きの効果があります。

RCAタイプのグランドアレイを1本、空き端子に取り付けて試聴してみると、音が出た瞬間に、音の鮮度が上がっているのがわかりました!! 長年数多のオーディオアクセサリーを使ってきた私もびっくりの効果です。

また、お使いの機器の内部構成や使用状況によって、「どのコンポーネントに差すか」「どの端子に差すか」「何本使用するか」、等々色々と楽しめます。複数使用で一段と効果を発揮する至福のアイテムです。


■ 『 POWER-ARAY 』とは。


アレイテクノロジーの応用で、『 GROUND-ARAY 』の技術をより高い電圧/電流に適応させたものです。

如何なるオーディオシステムでも基本性能を最大限に引き出すためには、電源の純度が最も重要であることは間違いありません。

多くのオーディオマニアの方々はシステムのために可能な限り優れた電源を供給しようと、電源フィルタやクリーン電源機器を導入されていると思います。

しかし、これらのデバイスは、供給電源(電力会社からの電源)とシステムの間に介在するので、最終的なパフォーマンスに大きな影響があります。

システムのパフォーマンスや容量に見合った十分な性能を発揮させるには非常に大きな労力とコストがかかってしまいます。

『 POWER-ARAY 』は並列接続で、機器への電力供給を一切妨げる事はありません。

電気回路を持たないため、供給電力のレスポンスやインピーダンスの変動が発生しないため、全くと言って良いほど副作用が感じられません。


やはり、この副作用が全く感じられない点がなんと言っても最大のお勧めポイントです。

私は常々フィルターの存在は好ましく思っていません、基本的に副作用の出るアクセサリー類は違和感を感じて、長く付き合えないと感じています。

どんなに高い効果が認められても、システムのバランスが崩れると無くなった部分が気になって仕方がありません。(オーディオに関してはかなりネガティブです)

最大限効果のあるアクセサリーを出来る限りシンプルに使いこなす・・・。これ結構難しい事ですが・・・、実践できているシステムは高い完成度を誇ります。

このようなシステムの音を変化させずに、ここまで音の改善をしてくれるアクセサリーは大変貴重で、何10年に1度の逸品?と言えるのではないでしょうか。


■ 試聴しました。


壁コンセントに接続しました。

空き端子に1本差すと、良く使われる言葉ですが、本当にシステムが覚醒します!! 接続した瞬間に分かる、貴重なアクセサリーです。

効果は圧倒的です。ノイズフロアが下がって、静かなところはより静かに、出るところは出てくるので、音のコントラストが鮮明となり、音楽性が豊かになります。

静けさや透明感はオーディオの再生には欠かせないポイントであると再認識と言うか「痛感」させてくれます。

オーディオ再生は音のコントラストなので、微細な音が聞き取れると、ピークの音量を上げなくても満足感が達成できるんです。

ノイズポンプとしての効果(容量)に関しては『 GROUND-ARAY 』の比ではありません。クルマで言うと、660ccと3000ccぐらいの違いです。

オーディオ信号の微細なノイズを吸い上げる『 GROUND-ARAY 』とは異なり、AC電源の高電圧環境での大きなノイズに作用しており、本質的な部分に作用していると感じます。

『 GROUND-ARAY 』のオーナーの方は、『 POWER-ARAY 』を兼用することで『 GROUND-ARAY 』の効果がより鮮明に分かる事でしょう。

信号の流れの上流(ソースの出力端子)には『 GROUND-ARAY 』、スピーカーを駆動するパワーの元(電源、タップ)には『 POWER-ARAY 』と、共用することで共に根本からノイズを絶つのが正解です。

今回は1本しか借りることが出来なかったが、メーカーでは「GROUND-ARAY同様、複数個の使用でより効果が高まる」とのことです。

英国のストーンヘンジ近くの自社工場にて、手作業で製作されているのも魅力的ですね(Made in UK)。


(ichinose)




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