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音場工房

[ 2022年 12月 7日付 ]



Bluetoothレシーバー&トランスミッターの決定版「FIO-BTA30PRO」をご紹介!



  • こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

    今回は、これ1台で全てが完結すると話題の、Bluetoothレシーバー&トランスミッター機能搭載 USB-DAC「BTA-30-PRO」をご紹介します!

    今までのBluetoothレシーバー(受信)&トランスミッター(送信)と言えば、チープで動作も不安定なのもが多かったですが、この製品はそんな不安を払拭してくれる高品質、高性能な製品に仕上がっています。贅沢なチップをこれでもかと搭載しており、Bluetoothでハイレゾを思う存分楽しむことができる製品です!

    「BTA30 Pro」は、1台4役のメディアHUB機能で高い評価を獲得した「BTA30」から、機能・性能を大幅に強化。エントリーユーザーから熟練のオーディオファイルまで使用可能な、唯一無二の「超」メディアHUBに進化を遂げました。

    Bluetoothなんて、音が悪くて使えないと思われている方も結構多いと思いますが、ちょっとびっくりの音を聞かせてくれます。いろいろ遊べるオーディオアクセサリーとしてご紹介、おすすめいたします。

LDAC送受信やaptX LL等の高性能Bluetoothコーデックを網羅した先進の無線送受信機能

・LDAC送受信
・EES Technology ES9038Q2M DAC
・QUALCOMM CSR8675
・XMOSレシーバーチップ
・PCM384k/32bit,DSD256をサポート
・DSPアップサンプリング機能
・RGBインジケーター
・バイパスモード
・ADCボリューム調整
・APPリモートコントロール

Bluetooth受信機能

BTA30 ProのBluetoothの受信モード(RX)を使用すれば、ご自宅のオーディオシステムを最先端の無線対応システムに生まれ変わらせることができます。

PCやスマートフォンからBluetoothで送信した音声データを、BTA30 Proでデジタル/アナログ信号に高品位に変換します。

※受信時のBluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACに対応。

Bluetooth送信機能

BTA30 ProのBluetoothの送信モード(TX)を使用すれば、テレビ/CDプレーヤー/PCのデジタル出力を変換してBluetoothで送信して、デジタル入力された音声データを、お手持ちのBluetoothスピーカーやヘッドホンで再生することが可能です。

さらに、高音質を誇るLDACや、ゲーム・映画鑑賞に最適な低遅延のaptx LLなど、コンテンツに併せて最適なコーデックを選択することが可能なので、ケーブルの制約を受けず自由度の高いリスニング環境を構築することができます。

※送信時の対応コーデックはSBC/aptX/aptX LL/aptX HD/LDACで、LDACは光/同軸/USB入力時に使用可能です。

Qualcomm製Bluetoothチップ「CSR8675」採用で無線の安定性と品質が向上

リッチなBluetoothオーディオ体験を実現させるため、高効率を誇るクアルコム製Bluetoothチップ「CSR8675」を採用しています。

CSR8675は32ビットのオーディオ処理をサポートし、120MHz動作のDSPを搭載することで、様々なBluetooth関連機能を1つのパッケージに効果的に統合しています。

PCM384kHz/32bit、DSD256の再生に対応。大幅に強化されたUSB DAC/DDC機能

デジタルデコードモードをONにすることで、「BTA30 Pro」を高性能なD/AコンバーターまたはD/Dコンバーターとして使用することができます。

さらに、アプリから設定を変更することで、USB Audio Class2.0およびUSB Audio Class1.0の切り替え機能も搭載。ハイレゾ音源を楽しむこともゲーム機を高音質で楽しむことも自由自在です。

※同軸出力を使用する場合、同軸入力は使用できません。

※バイパスモード(後述)を使用することで、光入力をパススルーして光出力することができます。

XMOS製SoC搭載で、PCM384kHz/32bit、DSD256入力に対応

新たにXMOSレシーバーチップを採用。これにより、対応サンプリングレート/ビットレートが飛躍的に向上し、USB再生ではPCM384kHz/32bit、DSD256の再生に対応しました。

そのほか、同軸入力は最大384kHz/24bit、DSD128、光入力は最大96kHz/24bitに対応するなど、現代のデジタルファイル再生に求められるファイルフォーマットを網羅しています。

デジタルオーディオの入門機としてはもちろん、本格的なDACとしても十分な能力を備えています。

ESS Technology製高性能DACチップ「ES9038Q2M」を採用

ESS Technology社のポータブル向けDACチップのフラッグシップモデル「ES9038Q2M」を採用。RCA出力時のTHD+Nが0.0008%以下、S/N比が118dBへと向上いたしました。

高性能DSPによる最大192kHzへのアップサンプリング機能を搭載

デスクトップシステムとしてはたいへんユニークな、Bluetooth+SPDIFデコード機能を持つ独立した高性能DSPチップを組み込んだ製品です。

専用に用意されたアップサンプリング用DSPを使用することにで、デジタルオーディオ信号を192kHzまでアップサンプリングします。

多様なフォーマットのデコードニーズに応え、メディアHUBとしての万能性を高いレベルで実現しています。

LDAC、aptX LLなどの高性能Bluetoothコーデックを網羅

Bluetooth 5.0を採用し、SBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/LDACのコーデックに対応。ニーズに合わせて最適なコーデックを選択できます。

LDACでの受信だけでなく、LDACでの送信に対応する数少ない据置機のため、SONY製イヤホン・ヘッドホンとの使用に最適です。

さらに、aptX LLを使用することで、低レイテンシーを求められるゲームをより快適にプレイしたり、映像作品を違和感なく鑑賞いただけます。

Bluetoothコーデックの瞬時判別が可能なRGBインジケーター搭載

BTA30 Proは、本体天板のSTATUSインジケーターにより、現在使用しているBluetoothコーデックが何かを瞬時に判別することができます。

・SBC:青色
・AAC:青緑色
・aptX:紫色
・aptX LL:緑色
・aptX HD:黄色
・LDAC:白色

送受信距離30mを実現するBluetooth接続用外付け高ゲインアンテナ搭載

Bluetooth接続用に外付け高ゲインアンテナを採用することで、CSR8675チップの能力を最大限に引き出します。

通常の使用条件下であれば、最大30mの範囲で、より高速な接続速度とより安定した信号伝送が可能です。

ハードボタン操作により、入力や出力コーデック、接続機器を素早くコントロール可能

本体に装備されたハードボタン・スイッチによりモードの切り替えや入力ソースを素早く操作することができます。

Bluetooth受信モードでは、同時に2つのデバイスを記憶でき、どちらのBluetooth機器に接続するかをボタンで簡単に選択可能。

※Bluetooth送信モードでLDACおよびaptX LLを使用している場合、2台のBluetooth機器に同時に接続することはできません。

素早く正確な調節を可能にする、ADCボリューム調節機能

プロフェッショナルレベルの音量調節機能を組み込んだ最先端のデスクトップ向けBluetooth製品です。

1.音量の左右不均等を解決するADCボリュームコントロール機能による正確な音量調節調節ができます。

2.アナログとデジタルの両方の出力音量をすばやく調節することができます。

ADCボリュームコントロール機能

FiiO独自のADCボリュームコントロール機能を採用しています。

本体に搭載されたアナログポテンショメーターには音楽信号は流れておらず、ボリューム操作の角度変化をAD変換し、その値をデジタルボリュームの制御に使用することで、従来のアナログポテンショメータによる音量調節で発生する左右の音量の不均等(ギャングエラー)を効果的に排除。

小ステップでの音量調節をより正確に直感的に行うことを可能としています。

光入力と光/BT出力を同時に行う、バイパスモードを新採用

メディアHUBとしての機能を強化する、バイパスモードを新採用しました。

Bluetooth送信モードでは、バイパスモードにすることで、光入力から光/Bluetooth出力までを同時に行うことができ、システムの拡張性を向上させます。DACモードでは、バイパスモードにより光入力から光出力への接続が可能です。

※バイパスモードは、トランスミッターモードおよびDACモードの際の光入力にのみ使用可能です。

デジタル/アナログ両面で圧倒的利便性を実現する豊富な入出力端子群

Bluetooth送受信機能のほか、デジタル/アナログを問わず、省スペースな筐体に豊富な入出力端子を搭載しています。

1.RCAアナログ出力:
 ・外部アンプまたはスピーカーに接続することで、信号損失を減少させチャンネルセパレーションを向上させることが可能。

2.光/同軸出力:
 ・スマートフォンなどをBluetoothのソースデバイスとして使用し、デジタルオーディオ信号を外部DACに出力することが可能。

3.光/同軸入力:
 ・高品位なデジタルオーディオ信号を入力することが可能。

4.USB Type Cコネクター:
 ・高信頼性で安定した電源を供給を行うだけでなく、最大384kHz/32bit、DSD256までの入力に対応したデジタル入力としても使用可能。

FiiO MusicアプリやFiiO Controlアプリでスマートフォンからリモート制御

スマートフォンをBTA30 PROに接続すると、FiiO MusicやFiiO ControlアプリでスマートフォンからBTA30 PROをリモート制御することができます。

1.チャンネルバランス

2.4種類のオーディオフィルターの切替え

3.Bluetoothフォーマットの優先順位の変更

4.LEDインジケーターのON/OFF

5.音量調節

6.音量の固定出力設定

アルミ合金製筐体採用で質感が向上

アルミ合金製の丈夫なボディで、高級感のある光沢と滑らかな質感を実現しています。統一感のあるボタン配置とわかりやすい表示で使いやすさを追求しました。

ハイレゾ認証および、ハイレゾワイヤレス認証を取得

日本オーディオ協会が認定するハイレゾ認証および、ハイレゾワイヤレス認証を取得しています。

豊富な付属品

•クイックスタートガイド
•保証書
•USBタイプA to タイプCケーブル
•RCAケーブル
•ラバーフット

仕様

・Bluetoothバージョン:5.0
・DACチップ:ES9038Q2M
・Bluetoothチップ:CSR8675
・DSPチップ:CT7302
・オーディオオペアンプ:OPA1662
・対応Bluetoothコーデック:
  受信:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
  送信:SBC/aptX/aptX LL/aptX HD/LDAC
・対応サンプリングレート(入力)
  USB:384kHz/32bit; DSD256 (DoP)
  RCA同軸:384kHz/24bit; DSD128 (DoP)
  TOS光:192kHz/24bit
・対応サンプリングレート(出力)
  RCA同軸:384kHz/24bit; DSD128 (DoP)
  TOS光:192kHz/24bit
・アップサンプリング:最大192kHz
・無線送信距離:30m(SBC時、遮蔽物なしの値)
・最大出力(THD1%以下):3Vrms(10KΩ)
・ノイズフロア:3.8uV以下
・S/N比 (dbA) :118dB(RCA出力時)以上
・THD+N:0.0008%(USB DAC 1kHz、RCA出力時)
・USB端子:タイプC
・サイズ:120x55x25.8mm(W×D×H)
・重量:145g





今回ご紹介した機種