カテゴリから選ぶ


音場工房

[ 2021年 12月 28日付 ]



クリプトンの電源ボックス用オーディオボードが意外な用途で大人気です!!



  • こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

    今回は、クリプトン 電源ボックス用オーディオボード鉄球入り・薄型オーディオボード『 AB-PB1 』をご紹介いたします。

クリプトン
電源ボックス用オーディオボード
「AB-PB1」


クリプトン『 AB-PB1 』とは

より一層の高音質・高画質を求めて、このたび新たな発想の電源ボックス用オーディオボードを開発。

このモデルはコンパクトながら高性能実現のため、上級機に採用したクリプトンのオリジナル技術である重量級「鉄球サンド」を採用。

重量級「鉄球サンド」が機器の電磁ノイズを防止と、鉄球の振動が外部振動を吸収する構造です。

重量1.9Kgで約1万円という価格を実現しながら、従来の大型ボード並みの性能を誇ります!


実は、

このボードは、電源ボックス用として売れているのはもちろんですが、アンプやCDプレーヤーなどのラック内のオーディオボードとして、想定外にたくさんのご注文をいただいております。

オーディオ専用の重量級ラックに設置されている方も多いと思いますが、オーディオボードを設置することによって、ラックとボードの異なる共振モードの効果で、ラックの固有の音色が少なくなり、機器本来の性能が際立ちます。

ただし、大型のボードは設置にはかなりの重労働が必要となり、設置をあきらめている方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する『 AB-PB1 』は幅170mmと、通常のボードの1/3しかないため、設置が断然ラクなんです。

もちろん人気の原因は、その性能が従来の大型ボードに引けをとらないことです。価格も控え目なのも嬉しいですね!


重量級で薄型新設計、330(W)×21(H)×170(D)mmサイズのオーディオボード

クリプトンオーディオボードの高性能を実現しているオリジナル技術・重量級「鉄球サンド」を採用。

この鉄球サンドは比重が7.8と大変大きく、機器への電磁ノイズの防止や、オーディオボードの重量増と防振効果に大きく寄与し、機器の性能をあますことなく引き出します。


厚さ21mm薄型ブラックデザイン

フォルムも美しい形状の「厚さ21mm薄型ブラックデザイン」


重量:1.9Kg

コンパクトで軽量なため、セッティングが自在にできるオーディオボードです。

本来の目的は大型の電源タップ用として開発された商品です。

クリプトンの電源タップ「PB-150」を設置してみました。


デスクトップ機器類やモバイル機器類でも効果があります。

ダンピングの効いた躍動感のあるサウンドが期待できます!


当店試聴室でアキュフェーズ「E-480」に設置してみました

電源ボックス用として開発し販売されましたが、ラックの中のアンプやCDなどのボードとして、2枚設置する方法が密かなブームとなっています。

大型重量級の1枚ボードのメリットはもちろんありますが、ラックの中の機器は重く、一人では難しい場合もあります。

このクリプトン『 AB-PB1 』は大型ボードに引けをとらない設置効果があり、しかも比較的簡単に設置ができることで人気となっています。

お一人で複数枚をご購入されるお客様が多く、メーカーの想定以上の注文が入っているそうです。


試聴してみました

音質の改善効果は電源ボックスでも、プリメインアンプでもほぼ同じ傾向でした。

音のレスポンスが改善され、全体的にキレがよく、メリハリが増しています。

アコースティック楽器の解像度が改善され、音像の輪郭がはっきりしました。

主に「解像度」と「明瞭度」が改善されて、音数が増加したと思われます。

低域も改善されたため、曖昧さが無くなり、べースやバスドラのアタック音がはっきりと再現されます。

少し明るめの傾向となりましたが、メーカー曰く「使い込むと、より落ち着きます」とのことです。※エージング期間は10〜30時間程度で落ち着くとの事です(最終100時間ぐらい)

音質に影響していた不要な振動が吸収されて、本来必要な音がよりはっきりと再生されているものと思います。


ただし、奥行きは330mmとなりますので大型のアンプなどでは足が乗らない場合もあると思いますので、事前にご確認をされることをお勧めいたします。アキュフェーズ「E-480」では、ちょうど足全体が乗る状態で設置できました。





今回ご紹介した機種