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音場工房

[ 2022年 5月 31日付 ]



スティック型 USB-DACポタアンの最高峰! アイファイ・オーディオ「Go bar」をご紹介!!



  • こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
    今回は、iFiで最高級のスティック型USB-DAC/ヘッドフォンアンプ「Go bar」をご紹介します。

    ノートパソコン、Macbook、タブレット、スマートフォン、その他USBポートを持つデジタル機器に接続し、自宅で、オフィスで、移動中にもセンセーショナルなサウンドをお楽しみ頂けます。このサイズでは世界最強のヘッドフォンアンプです。


◆付属品

・レザー製トラベルケース
・Lightning -> USB-C OTGケーブル
・USB-C -> USB-Aケーブル


◆小さくても中身はぎっしり

「Go bar」のDACセクションは、強力な16コアのXMOSマイクロコントローラーを使用して、USBのオーディオデータを処理します。iFi内製でXMOSファームウェアをプログラミングし、音質を最適化するとともに、「Go bar」の32ビットCirrus Logic DACチップセットとの完璧なパートナーシップを確保しました。

また、カスタマイズされたデジタルフィルターにより、プリエコーやリンギングによるアーチファクトを最小限に抑えています。GMT(Global Master Timing)高精度クロックシステムにより、超低ジッターを実現しています。

・PCM32bit/384kHz対応
・DSD256ネイティブ対応
・MQAフルデコード対応


◆4つのカスタムデジタルフィルター設定

・BP・・ビットパーフェクト:デジタルフィルターなし、プリ/ ポストリンギングなし
・STD・・スタンダード:適度なフィルタリング、適度なプリ/ ポストリンギング
・MIN・・ミニマムフェーズ:スローロールオフフィルタ、最小プリ/ ポストリンギング
・GTO・・(ギブズ・トランジェント・オプティマイズド):352/384kHz にアップサンプリング


◆2つのアナログ・プロセッシング・モード

・XBass+ - 失われた低音域をブーストし、原音をより正確に再現します。
・XSpace - ホログラフィック音場補正により、音楽を開放的にし、ライブコンサートのような広々とした空間を提供します。


◆堅牢な筐体

スマートな合金製ケースには、音量を正確に調整するための物理ボタンと、さまざまなサウンドチューニングオプションを選択するためのコントロールが搭載されています。

複数のLEDは、現在再生中のデジタルオーディオのフォーマットとサンプルレート、XBass+とXSpaceが有効であるかを便利に示します。


◆エイシンクロナスUSB-C入力端子装備

もう一方の端には3.5mm S-Balanced/4.4mmフルバランスヘッドフォン出力があります。

・4.4mmフルバランス - バランスケーブル/コネクタを持つヘッドフォンは、フルバランス回路の恩恵を受けることができます。
・3.5mm iFi独自の「S-Balanced」回路により、通常のシングルエンドヘッドフォンでもクロストークと歪みを50%カットします。


◆パワーを秘めたバランス出力

アナログ回路は、その小さなサイズにもかかわらず、左右対称のツインチャンネル出力段を持つバランス回路設計を採用。左右のチャンネルを完全に分離することで、信号経路のノイズやクロストークを低減。干渉が減少し、サウンドがよりクリアーに、力強くなります。

回路には高品質なディスクリート部品をふんだんに使用し、電源のフィルタリングにも特別な注意を払い、USB入力から侵入する信号ノイズを劇的に低減しています。


◆ピュアな設計と出力パワー

音のピュアリティとパワーを兼ね備えたアンプ設計になっています。

・475mW@32Ω
・7.5V@600Ω

このような小型のヘッドホンアンプの中では駆動するのが難しかった大型のモニターヘッドフォンでも難なく駆動できます。


◆2つの出力パワーチューニング技術を搭載

・iEMatch:高感度ヘッドフォンやIEMに合わせて出力を減衰させ、バックグラウンドノイズを除去し、実質的な音量範囲を拡大します。
・Turbo:ゲインを6dB上昇させ、よりパワーを必要とするヘッドフォンを駆動します。


◆XMOS 16コア・チップ搭載

USB入力から受け取ったオーディオ・データを高度に処理。新しいローレーテンシーのXMOSマイクロコントローラによって、処理能力が大幅に強化されています。今までの8コアのチップと比較すると、この新しい16コアのICは、2倍のクロック・スピード(2000MIPS)と4倍のメモリー(512KB)を実現。

最新のスーパースピードUSB規格にも準拠。このXMOSファームウェアはiFi社内のデジタル開発チームがプログラミングしており、音質を最適化! 「Go bar」のCirrus Logic DACとの完璧な組み合わせの確保を実現しています。


◆MQAフルデコード対応

MQAは、オリジナル・マスター・レコーディングの音を再現する、数々の賞を受賞している英国の技術です。「Go bar」はMQAのフルデコードに対応します。MQAのマスターレベルのサウンドを再生できます。


◆試聴してみました

接続は「iPhone」に付属のLightning -> USB-Cケーブルを使って接続。音源はサブスクからダウンロードしたハイレゾ音源(192kHz/24bit等)を再生。

サイズは65mmx22mmx13.2mmのコンパクト設計、重さも28.5gと単三乾電池とほぼ同じ重さに収まっています。この小さなボディーに「iFi audio」の高度な技術がギュッと詰め込まれているんですね。

サウンドの第一印象はiFiらしい解像度の高さと、細やかな表現が優れたもの! クオリティーの高さは流石で、スマホと小型USB-DACというお手軽構成で聴いている事を忘れてしまうほどの高音質が再生出来ます。

全帯域に渡り、誇張する部分が全く感じられず、ストレートな再現性を誇り、再生帯域幅も広く全てが本物と感じました。ポータブル(スティック)タイプのアンプ(ポタアン)としては謳い文句通り、最高峰のサウンドを聴く事が出来ます。

音場補正機能の「XSpace」と、低域増強機能「XBass+」は、サウンドバランスを崩さない実用的な範囲の変化量で、ちょっと味付けを変えたい時などに大変有効で、使い勝手のある機能だと思います。

「Turbo」モードは駆動力をパワーアップさせる機能で、今までのポータブル型では難しかった、大型のモニターヘッドホンを駆動させる事が可能。各種のサウンド調整機能も本格的で絶妙な音作りがされており、多くの場面で実際に使う事が出来る本格派と言えます。

本革のケースに本体とケーブルを納めて携帯する事が出来ます。

取り扱い説明書はメーカーHPよりダウンロード出来ます。





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