◆その注目すべき主な特徴

1：日本国内で特許を取得した非接触ドライブ方式「ESOTERIC MagneDrive System」
2：軸受けの摩擦抵抗を大幅に低減する「マグネフロート方式プラッター」
3：モータードライバーの「10MHzクロックシンク」
など、最新の革新的技術を惜しみなく投入したモデルです。

◆「ESOTERIC MagneDrive System」

マグネティックドライバーとプラッターが磁力を使って、非接触で同期回転することにより、極めて正確で静粛な回転を得ることができるもの！ モーターからの振動をプラッターに直接伝えないため、高品位なレコード再生が行なえる画期的なシステムです。

また、モーターとプラッターの回転は完全に同期するため、ベルトの伸縮やプーリーの機械的精度に影響を受けず、正確な回転数を維持でき、ベルト交換も不要。

そのほか、マグネティックドライバーとプラッター間の距離が可変式となっていて、音質の変化を楽しむこともできます。

◆メインユニット、モーターユニット、電源部による3ピース構成

アルミニウムとウッドによる3層シャーシで効果的に振動をコントロールする高品位VCXO搭載モータードライバーで正確な回転をサポート。

高精度マスタークロック「Grandioso G1X」との10MHzクロックシンクが可能。

◆ミッドシャーシはハイグロス・ピアノ仕上げ

特殊ダンパー構造のアイソレーションフットも備える。33/45回転の2スピード対応で、0.1%単位でスピードの微調整も可能。

◆ダイナミックバランス型トーンアーム「TA-9D」を搭載

搭載されているイケダのアームは、池田勇氏の代名詞といえるダイナミックバランス型のトーンアーム。主要部分の素材をハイブリッド化、球体形状のセンターブロックで外部の影響を徹底的に排除。その表現力に円熟味を増して、様々なカートリッジの性能を最大限に引き出せる製品として人気の製品です。

音が良くなり、高さを調整も簡単にできるエレベーション機構内蔵の重力級アームベースも搭載されています。銘記として誉れ高い「FR-64」の大幅進化型として長い歴史と、高い完成度を誇る希少な逸品アームです。

現在単品販売しているイケダアームは
メッキが美しい9インチ「IT-345CR-1」が429,000円（税込）、ロング「IT-407CR-1」が462,000円（税込）
エレベーション機能付アームベース「IT-VTA-06」が137,500円（税込）
オプションのアームボードを追加すれば、最大3本までアームを増設可能。

※アームレス仕様も用意されています。
※カートリッジは別売りです。

◆突起部を含む外形寸法と重量

本体部が497×456×210mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が445×270×132mm(同)
重さは本体部が45kg(メインシャーシ部:17kg、プラッター部:19kg、モーターユニット:9kg)、電源部が18kg。

◆プラッター重量はなんと19.0kg

◆担当者より

エソテリックからのアナログプレーヤーが発売されると聞いて驚きましたが、価格が770万円との事で更に驚きました。ただ、その内容を確認すると、この価格も納得出来るもので、世界最高峰のアナログプレーヤーと言えます。実物は試作の段階で拝見致しましたが、その質感と迫力は紛れもなくエソテリック品質でした。

モーターからの振動を完全にシャットアウトしたサウンドは極上のSNを誇り、唯一無二の存在と言えます。

アームには、同じくMADE IN JAPANの誇りと言える、イケダ製のダイナミック型9インチ「TA-9D」を搭載。高さ調整も出来る重量級のアームベ−ス「IT-VTA-06」相当品も付属しており、総合的な完成度は完璧と言えます。

どうしても「ロングでないと・・」と言う方以外は付属のイケダアーム「TA-9D」付きを買われた方がお得ですね。アームの長さは好みのレベルと言われています（色々とご意見はあると思いますが・・！）。
アームの長さによるサウンドの違いは、ショートほどハイスピード・高解像度傾向、ロングほどナチュラル・ニュートラルな傾向です。

ダブル、トリプルアームをご検討の場合は同じくMADE IN JAPANの、スタティックバランス型の最高峰「グランツ：MHシリーズ」や、オイルフロートポビット搭載の「ビブラボラトリー」などもお勧めです。