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音場工房

[ 2022年 12月 13日付 ]



リビング・オーディオのすべてが詰まった、ティアック「AI-303」をご紹介いたします!!



こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

コンパクト・多機能で大人気のティアック「Reference300」シリーズライン。
今回ご紹介する「AI-303」は、いま求められている「リビング・オーディオのほぼ全てが詰まっている」といっても過言ではない優れもの!!

・横幅215mm、高さ61mm、奥行257mm(約)の非常にコンパクトなボディ
・HDMI-ARC接続に対応したHDMI入力
・Hypex社製Ncoreモジュールによるパワフルな表現力
・11.2MHz DSDネイティブ再生や384kHz/32bit対応のDAC部分
・MQAフルデコード対応
・4極ヘッドホンジャックを採用し、ヘッドホンでもスピーカーのような、自然な再生が可能なクロスフィード機能搭載
・抵抗ラダー型アッテネーターによる、高精度・高音質アナログボリュームを搭載

などなど…、ヘッドホンやスピーカーでのリスニングのユーザーにも大満足の機能がてんこ盛り!!

正直「やり過ぎでは?」といえるほどの豪華な構成に仕上がっています。
USB端子がType-C端子に変更になっていますが、前モデル「AI-301」からサイズはほぼ変わらず、大幅な機能強化。
メインシステムにもサブシステムにも、活躍間違いなしの、まさに「コンパクト・アンプの決定版」といえるでしょう!!


◆HDMIケーブル1本でテレビと接続し、電源や音量の連動動作が可能

テレビと「AI-303」の接続はHDMIケーブル1本のみ。
後はお好みのスピーカーと組み合わせることで、テレビの音を簡単にグレードアップすることができます。
ARC/eARCとHDMI CECに対応しているので、テレビ側のリモコンで「AI-303」の音量や電源オン/オフをコントロールも可能です。
サイズが小さいので、テレビ周りの置き場所にも困りません。
テレビ側が対応していれば、最大192kHz/24bitのハイレゾクオリティの再生も可能です。
※テレビ側の出力設定でデジタル出力を「PCM」に設定してください。


◆11.2MHz DSDネイティブ再生や384kHz/32bitのハイレゾ(HD)音源に対応

CDを超えるスタジオマスタークオリティのハイレゾ音源を余すところなく、本来の音質でお楽しみいただけます。
DACの動作モードには、2種類のデジタルフィルターと、x2Fs、x4Fs、x8Fsのアップコンバート機能を搭載しており、お好みの音質を追求していただけます。


◆HDMI、USB-C、OPTICAL、COAXIALといった多彩なデジタル入力を装備

HDMIでテレビ、USBでPC、OPTICAL/COAXIALでお手持ちのCDプレーヤーと、さまざまな機器との間でデジタル接続が可能。
内蔵の高性能DACが、それぞれのソースのパフォーマンスを最大限に引き出します。


◆LDAC、Qualcomm aptX HDなど、高音質転送に対応したBluetoothレシーバー機能

スマホから簡単にワイヤレスで再生できるBluetoothレシーバー機能は、LDACをはじめ、LHDC、Qualcomm aptX HDなど、ハイレゾワイヤレスコーデックに対応。
スマホやタブレットからも、Bluetoothで高音質な再生が可能です。
そのほか、Qualcomm aptX、AAC、SBCなど、標準的なBluetoothコーデックにも対応しています。
また、どのコーデックで接続されているかをLEDの点灯で確認することも可能となりました。


◆USB DACの入力としてUSB-C端子を採用したことで、PCだけでなくスマホやタブレットとの接続も容易に

PCと接続して高音質USB DACとしての使用のほか、スマホやタブレット、DAPなど、USB Audio Class 2.0に対応した幅広いデバイスと接続して、USB DACとして使用することができます。
「AI-303」はセルフパワーのUSB-C端子を備えており、C端子同士の接続であれば、ホストとデバイスを自動で判別して、USB Audio Class2.0のオーディオデバイスとして使用することができます。
ほとんどのAndroid端末やUSB-C端子を装備した最近のiPad AirやiPad Proでは、そのまま接続が可能です。
※iPhone接続時には別途USBカメラアダプタが必要です。
※Andoroid端末と接続する場合は「OTG接続」をオンにするか,開発者オプションより「USBデバグ」をオンにする必要があります。


◆2系統のRCAステレオライン入力端子を装備し、外部ソースにも対応可能

RCAピンジャックのアナログ入力を2系統搭載していますので、今まで使用していたオーディオ機器やレコードプレーヤーなども接続できます。
※レコードプレーヤーにフォノイコライザーが内蔵されている必要があります。


◆高い解像度と豊かな音楽性を再現する、Hypex社製Ncoreアンプモジュールを採用

パワーアンプモジュールには、高効率でハイパワーでありながら、クリアで高い解像度と豊かな音楽性を両立させた、Hypex社のNcoreアンプモジュールを採用。
コンパクトな筐体ながら、50W+50W(4Ω)の高い駆動力を実現。
搭載するNcoreは、ティアックによりチューニングが施された専用設計で、繊細なピアニッシモから、力強い渾身のフォルテシモまで、オリジナルの音楽表現を損なうことなくスピーカーをドライブします。
上位モデルに搭載されているアンプと同じ、テクノロジーを横幅わずか215oのコンパクトな機体に納めました。


◆ヘッドホン出力には4極ジャックを採用し、グランドセパレート接続の高出力ヘッドホンアンプを搭載

アンプ部から4極タイプのジャック部まで、LchとRchのグランドを分離した回路設計としました。
左右chのグランドをアンプ部から分離することにより、チャンネルセパレーションを大幅に向上させ、クリアで見通しの良いサウンドステージを実現します。
※L/Rグランドセパレート駆動を行う場合、4極プラグのイヤホン、ヘッドホンをお使いください。
※3極プラグのイヤホン、ヘッドホンもそのまま使用することができます。
4極ジャックピンアサイン:Tip(L+), Ring(R+), Ring(L-), Sleeve(R-)


◆コンデンサーによる音の色付けを排除する、Coupling Capacitor Less Circuitによるヘッドホン出力

ヘッドホンアンプには、Coupling Capacitor Less Circuit(CCLC)方式を採用しました。
一般的なヘッドホン出力回路では、コンデンサーによる出力段のカップリング(直流成分の除去)を行うため、コンデンサーによる音の変化や位相遅れ、低域のレベル低下など、音への影響が避けられませんでしたが、CCLC方式ではコンデンサーに起因するこれらの音への悪影響を排除し、十分な低域とレスポンスの良い高次元のヘッドホンリスニング環境を提供します。


◆ヘッドホンリスニング時に、より自然な再生が可能なクロスフィード機能

ヘッドホンリスニング時にクロスフィード機能を使用することで、スピーカー再生時のような自然な定位感を得ることができます。
また、スピーカーリスニング時には、センター定位を強調することで、中抜けの改善やボーカル、ナレーション、セリフを明瞭にする効果があります。
クロスフィードの効果は、専用ノブで接続するヘッドホンに合わせて自由に調整することができます。


◆MQAフルデコーダーを搭載。外部CDプレーヤーで再生した、MQA CDのデコードが可能

USB、HDMI、光デジタル、同軸デジタル端子のどの入力からでもMQA音源のフルデコードが可能です。
MQAによる音楽配信やファイル再生だけでなく、お手持ちのCDプレーヤーにデジタル出力があれば、MQA CDも、スタジオマスタークオリティのMQAサウンドでお楽しみいただけます。


◆専用SoCによる多彩なDACモード

「AI-303」はデジタル処理のために専用のSoCを搭載していて、MQAデコードを含む、さまざまなデジタル処理をこのSoC内で行います。
スタジオマスタークオリティの音質のために、アナログ変換時に必須のデジタルフィルターもあえてDACチップ内のものは使わずにSoC内で処理しています。
音色の要ともいえるデジタルフィルターは、ショートディレイ・スローロールオフ特性のFIRフィルターに加え、フルエンシー理論による類推補完技術をベースとして、自然な音色と音場の再現性があるRDOTフィルターを用意。
アップコンバートとの組み合わせで、それぞれのフィルターが持つ微妙な音のニュアンスの違いをお楽しみいただけます。
また、アップコンバーターをオフの状態でRDOTフィルターを選択すると、NOS(Non Over Sampling)DACとして動作します。
NOSモードではインパルス応答によるプリエコーやポストエコーの発生を抑え時間軸方向の揺らぎを排除することで、入力波形に忠実なアナログ変換を可能にしました。


◆抵抗ラダー型アッテネーターによる高精度・高音質アナログボリュームを搭載

フロントのボリュームノブには直接音楽信号を通さず、ノブの値を読み取り、基板上の抵抗ラダー型アッテネーターでその値を再現する方式により、最短経路で音楽信号をアンプに伝送し、信号のピュアリティを損ないません。
また、音量を減衰させた時も低歪、高いS/Nを実現しており、小音量時においても音源本来の持つクリアな音を損なうことなく音楽をお楽しみいただけます。
また、左右のレベル差(ギャングエラー)やチャンネル間のクロストークも最低限に抑えられています。


◆アシンクロナスモードに対応により、USB伝送ジッターを排除

USB DACとして使用する際は、入力信号のタイミングをコントロールするクロックを「AI-303」の内蔵クロックによって制御する、アシンクロナスモード(非同期モード)で動作します。
USB伝送ジッターの影響を受けないため、よりピュアな状態でデジタルオーディオ信号転送が可能です。


◆4種類の転送モードによる、音質の変化を楽しめるUSB伝送技術「Bulk Pet」対応

USBケーブルでハイレゾ音源の膨大なデジタルデータを送る場合、従来の転送では送信側のパソコンと受信側のUSB DACの双方に処理負荷の大きなムラが発生し、音途切れなどの問題が発生する可能性がありましたが、「Bulk Pet」は、一定のデータ量をコンスタントに転送するため、双方の処理にかかる負荷を平均化し安定したデータ転送を実現します。
パソコンの負荷状態が変わることで音質も変化するため、あらかじめ設定された4種類の転送モードからお好みの音質を選んで使用できます。


◆3点支持、Stressless Footを採用

床面のわずかな歪みにも影響されることなく、安定した設置を可能にする、オリジナル3点支持フット「Stressless Foot」を採用。
従来型とは異なり、フットをシャーシに固定せず半固定状態にして自由に振動させることで、より自然な音の響きを得る、というコンセプトに基づいて開発されました。
削り出しのスチール製のフットは、しっかり固定されることなく、底面にぶら下がる状態で装着されており、従来型のピンポイントスパイクフットのような定位感がありながら、より自然で豊かな響きを実現しています。


◆Bluetoothマルチポイント接続により、2台のデバイスを切り替えて使用可能

Bluetooth接続時、同時に2台のデバイスを接続することができるので、例えば2台のスマホから曲を再生する場合でも、Bluetoothの切断、再接続を意識することなく、再生するスマホを切り替えながら再生することが可能です。
※同時再生はできません。


◆サブウーハー出力を装備

将来的なシステムの拡張性を考慮して、サブウーハー出力を装備しています。


◆制振性と高級感を両立するフルメタル筐体

筐体のすべてを外来ノイズに強い金属パネルで構成することで、パソコンなどから発せされる電磁ノイズの侵入を抑制。
オーディオ機器にとって厳しい環境下でも、ノイズの少ないクリーンな内部環境を実現しました。
さらに、金属製シャーシを両サイドから包み込む8mm厚のアルミパネルにより、ねじれや歪みを防いで強固で安定した筐体を実現しました。


◆担当者より

定評のティアックの高音質コンパクトな「Reference300」シリーズの最新モデルです。
リビングでオーディオを楽しむための要素が、ぎっしりと詰まっている魅力を持ったモデルです。

サイズは超コンパクトで横幅215mm、高さ61mm、奥行257mm(約)と置き場所にも困りません。
内蔵のアンプは、定格出力:25W+25W(8Ω)、50W+50W(4Ω)で駆動力も十分!
上位モデルでも搭載されていたHypex社製Ncoreアンプモジュールを採用されており、クリアで高解像度、高い音楽性を誇ります。
贅沢にも、抵抗ラダー型アッテネーターによる高精度・高音質アナログボリュームを搭載。
高音質ブックシェルフはもちろん、トールボーイ型スピーカーでも、本格的なハイファイサウンドが楽しめます。
テレビやサラウンドバーに搭載しているアンプとはレベルの違うサウンドが体験できます。
このアンプは癖がなく自然なサウンドなので、組み合わせるスピーカーを選ぶ傾向はありません。お好きなブランドと自由に組み合わせができます。

しかも、TVとの連動接続が可能なので、家族でこの高音質を楽しめるのが大きなメリットですね。
TVのHDMI(e-ARC)端子と接続すると、テレビの電源にアンプも連動、しかもTVのリモコンでボリューム調整もできます。
TVの音楽番組もレベルの違う高音質で楽しむことができます。
※サラウンド機能はありません。TVのデジタル出力はPCMに設定が必要です。

TV以外の再生にもこだわっています。
HDMI、USB-C、OPTICAL、COAXIALといった、多彩なデジタル入力を装備。
USB-C端子を装備した最近のAndroid端末、iPad Air、iPad Proをそのまま接続が可能です。
LDAC、Qualcomm aptX HD、AAC、SBCなど、高音質転送に対応したBluetoothレシーバー機能も搭載。
アナログ入力端子(RCA)も2系統装備されています。

さらに
・11.2MHz DSDネイティブ再生や384kHz/32bit対応のDAC部分
・MQAフルデコード対応
・4極ジャックを採用し、ヘッドホンリスニング時にSP試聴のような自然な再生が可能なクロスフィード機能搭載

メインシステムにもサブシステムにも、活躍間違いなしのまさに「コンパクト・アンプの決定モデル」といえるでしょう。
グレードの高いスピーカーなら、驚くほどの素晴らしいサウンドを聴くことができますよ!!






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