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音場工房

[ 2023年 2月 7日付 ]



YAMAHA・フラッグシップの設計思想を継承した「NS-2000」をご紹介!!



こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
今回は、YAMAHA・フラッグシップモデルの設計思想と技術を継承した 新世代 3ウェイフロアスタンディングスピーカー「NS-2000」をご紹介します。

YAMAHAならではの高品位な設計、製造技術が総動員されています。

・ZYLON(ザイロン)を使用した新開発「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用。
・自然な繫がりを追求したネットワーク回路。
・内部配線材など厳選された高級パーツを採用。
・中高域の不要共振を打ち消す特許技術「R.S.チャンバー」。
・吸音材を最小限にして音楽本来の臨場感を蘇らせる「アコースティックアブソーバー」。
・レーザー測定、FEM解析を用いた最新のキャビネット設計。
・ポートノイズを低減し、S/N感を向上させる「ツイステッドフレアポート」。
・優美なラウンドフォルム、黒鏡面ピアノフィニッシュを採用し、インテリア空間に美しく溶け込むデザイン。
・色/仕上げ(BP)本物のグランドピアノと同じブラック光沢仕上げ。



◆優美なラウンドフォルムを採用した『 NS-2000A 』

外観からは一切ネジが見えない造りとしたうえ、仕上げもヤマハのグランドピアノと同じ専用塗料と下地材、研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。正面や側面はもちろん、背面に至るまで美しく仕上げられています。
キャビネットの製造工程には楽器に使われている木工技術も応用されており、高剛性と音楽性を両立させています。

また、ピアノのペダルを感じさせる形状のスタンド部はアルミダイキャストを使用し、音質の向上と耐転倒性も確保。フロアスタンディングならでの存在感と相まって、上質なリスニング空間を演出します。



◆アーティストが音楽に込めた想いをありのままに表現

聴く人の感情を動かす音、それが「TRUE SOUND」。楽器と音響機器のリーディングブランドであるヤマハは、130年以上に渡る製品づくりの中で培われた技術や豊かな感性を活かし、すぐそこにアーティストの存在を感じることのできる、深い音楽体験をつくり出します。



◆音色 〜 すべての音を忠実に再現し、ハーモニーや音楽性を豊かに表現 〜

ZYLON(ザイロン)を使用した新開発「ハーモニアスダイアフラム」を全ユニットに採用し、音色を統一。“楽器の音をありのままに届ける”それは、楽器ブランドであるヤマハが一貫してこだわり続けてきたことです。その理念を実現するために、ヤマハがフラックシップスピーカー「NS-5000」や「NS-3000」で追求し、独自の技術によって叶えたのが“全帯域にわたる音色の統一”という設計思想です。

『 NS-2000A 』では、音速、内部損失に優れ、フラッグシップモデルの振動板でも使用されているZYLON(ザイロン)や、ヤマハ グランドピアノの響板にも使われているスプルース材等を混抄した新開発の「ハーモニアスダイアフラム」を全てのユニットに採用。これにより全帯域にわたって自然かつ正確な音色表現を実現しています。



※ZYLONとは?

ザイロンは東洋紡が開発した世界一の強度と驚異の難燃性を誇る繊維です。直径1.5mmのケーブル1本で920kgまでつり上げ可能。(アラミド繊維は約460kgとなり2倍の強度を誇ります)

ザイロン®は、パラアラミド繊維の2倍以上の強度・弾性率を有し、有機繊維中では最も高い強度と弾性率を示します。NS-2000ではチョップファイバー(粉砕された粉状)が使用されています。
※ZYLONⓇは東洋紡株式会社の登録商標(ZJ-032E)です。



◆自然な音の繫がりを追求したネットワーク回路

ネットワーク回路には、音響用コンデンサーの最高峰として知られるドイツ ムンドルフ社製オーディオコンデンサー「MCap SUPREME Classic」など、信号伝送のロスを可能な限り排除する高級品を厳選し、さらに内部配線の全てに新世代の銅導体=PC-Triple C(ピーシー トリプルシー)を使用しています。



◆真鍮削り出しのスピーカーターミナル

自然な聴き心地にこだわりスピーカーターミナルはシングルワイヤリングとし、指でしっかりホールドしやすく質感の高い真鍮削り出しのオリジナルパーツを採用しました。



◆サウンドイメージ 〜 アーティストや楽器の位置、ライブ会場の雰囲気までありのままに再現 〜

振動板の背後で発生する不要な管共鳴を抑制するヤマハの特許技術「R.S. チャンバー」をツィーターとミッドレンジユニットの背面に装着しました。独自の音響解析に基づいて配置した2本の特殊形状管が吸音材に頼ることなく不要共振を打ち消すことで、ユニット本来の周波数特性を取り戻すことに成功しました。これにより音楽ソースの持つ微小信号を損なうことなく自然な音の響きを蘇らせ、楽器や声の細やかなニュアンスまでも忠実に表現します。



◆吸音材を最小限にして音楽本来の臨場感を蘇らせる「アコースティックアブソーバー」

通常のスピーカーでは、キャビネット内部の定在波を解消するために大量の吸音材が使用されています。その反面、吸音材によって音楽の生々しさまで失われていました。

『 NS-2000A 』ではラウンド形状のキャビネット構造を採用したうえ、さらに独自の共鳴管「アコースティックアブソーバー」を使って定在波を打ち消し、ユニット振動への影響を排除します。
吸音材の使用を最小限に抑え、吸音により失われがちだった音楽本来の臨場感をいきいきと再現します。



◆ダイナミクス 〜 楽曲に込められた感情のたかぶりが感じられる、音楽の“静”と“動”の対比を表現 〜

最新の解析技術を用いた理想的なキャビネット構造。筐体のどこを響かせ、どこの振動を止めるか、よい音を生み出すための基本は楽器づくりもスピーカーづくりも同じです。

『 NS-2000A 』のキャビネット設計には、楽器の研究・開発などに用いられるレーザー振動計と高度なFEM(Finite Element Method)解析を駆使した最先端のスピーカー設計技術を導入しています。

これにより最適な補強桟構造を可能にし、音楽の心地よさを実感できる低域のリズム感、広大なサウンドステージを余すことなく感じることができる強固かつしなやかなキャビネット構造を実現しました。



◆ポートノイズを低減し、S/N感を向上させる「ツイステッドフレアポート」

ポート端に向かって広がり方を変え、さらにひねりを加えた形状で、バスレフ型の宿命であるポートノイズ(風切り音)を低減するヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」を搭載しました。これによりハイレスポンスかつクリアな低音再生を実現しています。



◆安心と信頼の長期製品保証

長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、5年間のメーカー保証付です。



◆試聴してきました!

YAMAHAの試聴室にお伺いして試聴してきました。



スタッフ「とうふ」:美しい仕上げと響きが素晴らしい!

特別な工程で組まれたフレームを合わせて作り上げた、外観にネジが一切見えない美しいデザイン。ヤマハのグランドピアノと同じ塗料、下地材、研磨工程から黒鏡面のピアノフィニッシュとまさに「楽器」ともいえる仕上がりです。

4桁番号の型番ですが、5000番や3000番のような1000Monitorの系譜とは若干趣は異なり、箱の響きも活かした、やや開放的な表現力は独特の艶感や色気を楽しませてくれます。
ヤマハが持つ技術力が随所に盛り込まれ、音楽の旨みを存分に味わえる素晴らしいスピーカーです。



スタッフ「ichinose」:楽器設計技術を応用した類い希な製品!

楽器設計のためのYAMAHAの優れた技術を見事にスピーカーに応用して製造された製品です。まさにYAMAHAならではの音楽(楽器)再生を目指したスピーカーと言えます。

楽器を設計する際のFEM解析技術を駆使して、必要最小限の補強に抑える事により、箱の響きを活かしながら不要な共振を制御! 楽器製造の板加工技術を使った美しい曲線加工と接合技術を応用したシームレスキャビネット! もちろん、ピアノと同じ仕上げによる、漆黒の美しい鏡面仕上げが施されています。

ユニットにはザイロン材とスプルース材の混合素材を日本伝統の紙すきの技術を使って成形、全てのユニットに採用して音色を統一!
特にツイーターユニットは曲面を特殊形状に加工する独自の技術を開発して50kHzの超高域までフラット再生を実現しています。

そのサウンドはモニタースピーカーとは異なる開放的なサウンドで音楽を楽しく再生してくれます。音場はクリアで大変広く、音場のオンオフや、音像の表現を正確に再現してくれる高いクオリティーも感じさせます。

基本的に癖は無く、全帯域に渡り音のスピード感や音色が見事に統一されており、オーナーの好みのサウンドに仕上げる事が出来ると思います。
JAZZのライブ感、クラシックのホール感などソフトに録音されている音楽をそのまま素直に再生出来るスピーカーです。
軽やかで艶やかなシャンソンの女性ボーカルが圧巻でした!!





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