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音場工房

[ 2023年 2月 21日付 ]



定番ケーブルインシュレーター「Helca」新製品、「Helca2」「ハーフ・Helca1/2」登場!!



こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

ケーブルインシュレーター「Helca1」は螺旋状チューブに特殊ダンピング溶液を封入し、ケーブルの周囲を360°囲むという、かつてない手法で、これまでのケーブルインシュレーターの概念を一新し、全く新たなものとして空前の大ヒットを巻き起こしました!!

今回ご紹介する「Helca2」は、「Helca1」をベースに、「Helca1」では対応しきれなかった《 ACアダプターの電源ケーブル 》《 LANケーブル 》《 イヤホンケーブル 》《 ネットワークミュージック系 》といった細く柔らかいケーブルでも、最大限の効果を発揮する規格・内容で開発。

さらに、より多様な使い方を実現するため、「Helca1」「Helca2」両製品のハーフサイズも同時発売!! 既に「Helca1」でその効果をご体感いただいた方も多くいらっしゃると思いますが、用途を拡大してよりその効果を実感いただけます。

「Helca1」との併用で、全てのケーブルのスタンダードアイテムとして、振動やノイズから解き放たれた、純然たる音の世界をお楽しみいただけます。



◆担当者より

「Helca1」では細いケーブルや、1.0m以下の短いケーブルには使う事ができませんでしたが、「Helca2」なら細く軽量で、ほとんどのケーブルに使う事ができます!! 「ハーフ」モデルも発売されたので、1.0m以下の短いケーブルや、逆に複数個使う事で、様々な長さのケーブルにも対応ができるようになりました。ご自宅のオーディオ機器に接続されている全てのケーブルに接続する事が可能です。

また、いつでも後から追加設置ができるので、随時追加して行く事でシステムのグレードアップができる嬉しいアクセサリーと言えます。今まで様々な環境で試して、副作用は全くありませんでしたので、安心してお勧めする事ができます。



◆特殊溶液の力でケーブルを微振動やノイズの影響から守るケーブル専用インシュレーター

KRYNAの「Helca」シリーズは、特殊ダンピング溶液が充填された螺旋状のチューブが、ケーブルを360°あらゆる方向から保護する革命的なケーブル専用インシュレーター。設置場所を選ばずどんなケーブルにも装着でき、音を濁らせる微振動やノイズからシールドします。

新製品「Helca2」

「Helca1」は主に口径の太いオーディオケーブルを対象とするのに対し「Helca2」は、ACアダプターの電源ケーブルやLANケーブルといった、細くてノイズの影響を極めて受けやすいケーブルにフォーカスし、企画設計。また、通常サイズである50cmの「Helca2」に加えて、半分の長さ25cmのハーフサイズの「Helca2」も用意。

通常サイズでは長過ぎる場合やポイントで使いにくいというニーズに対応し、用途に合わせ、必要な口径・長さを選択し、お客様の理想の環境を構築、実現いたします。



◆「HELCA」の誕生

オーディオシステムの構築には、各種ケーブルによる接続が必要不可欠です。そして近年では、音質向上のためにケーブルを交換することが、当然のように行われるようになりました。しかし、どんなに高性能で高価なケーブルも、常に目に見えない振動やノイズの脅威にさらされており、ただ繋いだだけでは本来の性能が発揮できていない場合があります。

この問題を解決するために、ケーブルにもインシュレーターで振動対策を行うことが有効であることが分かりましたが、従来の床に置いて使用するタイプのインシュレーターでは、使用方法が非常に限定される上に、床からの振動に対してしか効果を発揮することができませんでした。

KRYNAではこれらの問題に対応するため、螺旋状のチューブに特殊ダンピング溶液を封入し、ケーブルの周囲を360°囲むという、かつてない方法を考案。設置環境、ケーブルの種類を問わずにご使用いただくことができ、ラック裏の重なり合ったケーブルや、地面に接地せず、空中配線となっているケーブルにも非常に高い効果を発揮します。この方法はKRYNAの創業者・伊奈龍慶氏の考案によるもので、実現までに5年もの歳月をかけて開発された製品です。



◆特殊ダンピング・スティッキー溶液を採用

「Helca」に封入されている特殊ダンピング液は「スティッキー溶液」と呼ばれ、近畿大学工学部 機械工学科・西村公伸教授との共同研究により、インシュレーター「D-PROP」「C-PROP」などにも使われている技術です。

この溶液は透明度が高く、餅のように粘性をもったリキッドで、バネ性を有しているのが特徴です。 水ともオイルとも違う、この「溶液のバネ」ともいうべき不思議な物性が、有害振動を吸収し音楽再生に特に影響のある、微振動を消滅させる役割を果たします。

ケーブルは、この「スティッキー溶液」が充填された螺旋状のチューブの中を通ることで、外部からの振動のみならず、ノイズからもシールドされ、非常に高い効果を発揮します。また、自身が発する振動やノイズが外部に及ぼす影響も大きく軽減します。これにより振動やノイズによる音の濁りがとれ、ケーブル本来の音とクオリティーが蘇ります。

雑音の低減は単にすっきりしたサウンドを作り出すだけでなく、音像の定位が明確になり、余韻が豊かになり、3次元の広がりを作り出します。これはまさに「KRYNA」の理念とするHGS(ホログラフィックサウンド)を体言するもので「Helca」は、ブランドの指針と求められるニーズを具現化した製品と言えます。



◆科学的に実証されたHelcaの基礎データ(協力:近畿大学工学部 西村公伸教授)

@磁界をキャンセル

「Helca」に封入されているスティッキー溶液は磁界の変動により分子が動かされる特性を有しています。スティッキー溶液は、受けた磁界を打ち消す動きをするため「Helca」を装着すると周囲からの影響を受け難く、また周囲に影響を与え難い。という状態がつくれます。

A配線同士の干渉を減らすことができます。

磁界の強さは電流からの距離に逆比例するため「Helca」を装着することでケーブル同士が接触する事が無くなり、相互間の距離が生まれ、お互いに影響を受けにくくなります。

B床からの振動をインシュレート。

配線は磁界の中で振動すると発電し、信号に含まれていない成分が付加されます。物理的に振動を受けないということは、音質によって大変重要です。「Helca」に使用されているスティッキー溶液は、溶液中の分子が磁界や電界の変化を受けて回転することで、電流の抑制や振動エネルギーを吸収する機能を持っています。電解コンデンサの電解液と同様なもので、流れる電流や加えられる振動の周波数によって吸収特性が変化する周波数特性を持ちます。

身近なものでいえば,電子レンジのようなもので、ケーブルを流れる電流により作られる磁界の変化に対し、分子が運動して結果として熱に変換してケーブルを流れる電流を抑制する働きがあります。新しい「Helca2」は、デジタル系やアナログ系、電磁界や機械振動などあらゆる波動に対応できるよう、チューニングが施されています。

※ケーブルの振動は超微振動のため熱に変換されても超微量のためほとんど発熱はしません。

Cアース電位の変動を抑制

待機(音楽を再生しない)状態では「Helca」の効果が分かりません。しかし、信号(音楽)再生時には雑音感が減って音像が明確になり、クスミの無いはっきした透明な音に感じられます。

「Helca」の効果は雑音低減にありますが、雑音の発生源は色々あります。ここでは、アース電位の変動が雑音にどのようにつながるか説明しましょう。

日本の供給電源は100Vの2線式単相交流で、東が50Hz、西が60Hz、2線のうち一方はホットで100V、もう一方はコールドで接地され共通になっています。
しかし、機器側ではどうでしょうか?

アース付きの電源コードでない限り、2線式ではホットとコールドを逆につないでも使えるようになっており、100Vの供給電源と機器のアースは絶縁されています。機器のアース電位は電力会社が供給する電源のコールドとは一致せず、浮遊状態です。

このため、アンプなどの音響機器は、電源側(1次側)と機器内の電源側(2次側)とは(直流的に)絶縁されており、各機器のアース電位は浮遊した状態で、インターコネクトケーブルやデジタルケーブルのマイナス側を共通にして基準とし、信号のやり取りをしています。

一方、電源から供給される電力は、50Hz/60Hzのみとは限らず、多くのノイズを伴っており、電源トランスやチョッパーを通り抜けて2次側へも伝わってゆきます。また、アンプなどで消費される電力は音楽信号の影響を受けて音楽信号と同じ周波数の変動をしますが、基本的には、電源の平滑回路で吸収され、ほとんど影響はないと考えられます。

しかし、変動が0ということではありません、「信号に比べて十分小さく抑えられている」というだけです。各機器のアースが「電圧の基準」となりますが、現実には、ケーブルを介して接続されるため、ケーブルの帰還側(アース側)に流れる電流とケーブルに含まれる抵抗、誘導、容量成分の影響により、各機器の間でアース電位が異なってしまいます。

音楽などの信号を再生していない場合、電力消費及び信号伝送による変動が少ないためアース電位は安定します。しかし、音楽などの信号を再生する場合、多くの電流が流れるため、機器ごとにアース電位が変動して基準にズレが生じます。この変化はマイクロボルト以下の微小な変化ですが、機器の間で異なるため、この差が機器間での信号伝送において雑音となって聞こえてしまうのです。

この、アース電位の変動を抑制するの効果を「Helca」は有しています。また、雑音自体の低減効果もあるので、信号再生時には聴感上雑音が明らかに低減されます。それに伴って、雑音感が減って音像が明確になり、クスミの無いはっきりした透明な音へと変えられていく、これが「Helca」の効果と言えます。



D多種多様なケーブルに対応する「Helca2」

「Helca」は、ラインやスピーカーケーブルの他にも、イヤホンケーブル、LANケーブル、USBケーブルなどのネットワーク環境下のノイズ対策にも効果的です。「Helca2」は今まで見過ごされがちだった「ACアダプター」への対策にとりわけ注力して設計、その結果、ルーター、ハブ、HDD/SDD、Bluetoothのトランスミッター、ヘッドホンアンプなどの周辺機器のノイズに効果を発揮することにも成功。

また、スマートフォンの充電ケーブルへの装着効果も大きく、充電中の音楽再生やカーオーディオ等の車載時における音楽再生においても同様の効果を発揮します。

ケーブルは、電源ケーブル、デジタルケーブル、インターコネクトやスピーカケーブルなど用途によって伝送する信号が異なっており、そこを流れる電流の周波数帯域も異なります。例えば、同軸のデジタルケーブルでは,MHz以上の高い周波数成分の信号を伝送しますので、スパイク状の雑音が符号に誤りを生じさせ、誤り訂正などで伝送速度の低下と、電源電圧の変動を生じさせます。

「Helca」はデジタル雑音の低減に効果を発揮し、伝送速度を向上させ安定化させます。PCのベンチマークテストでは、スティッキー溶液を使うことで、約2〜3%転送速度が向上します。電源ケーブルの場合、家庭用電源には商用周波数(50/60Hz)のほかに、多くの雑音成分がのっています。

モーターなど動力源に由来する雑音や、最近では、PCやマイコン搭載電器製品などのデジタル機器が多数接続され、こうした機器で発生するパルス性雑音も、電源ケーブルを通してオーディオ機器に侵入してきます。「Helca」は、こうした雑音の侵入を抑制する効果をもっています。

特に、高周波数の雑音抑制に優れ、音楽信号を再生する際に生じる雑音の低減に効果があります。雑音の低減は単にすっきりしたサウンドを作り出すだけでなく、音像の定位が明確になって、余韻が豊かになり、3次元の広がりを作り出してくれます。

通常、電池(バッテリー)だと電源電圧の変動がないと思われがちですが、電池の内部抵抗により、再生信号と同じ周波数の電圧変動を生じると考えられます。さらに、Bluetoothでの通信を行うとかなりの電力を費やしますので、電源電圧は大きく変動します。この変動が、雑音の原因になります。

電池ではなく充電器に接続して使用する場合はどうでしょうか? 充電器にも同様の内部インピーダンスがあり、その影響を受けて信号に対応した周波数の電源のゆらぎが生じます。これら電源電圧のゆらぎは、増幅回路の動作点を揺らしますので増幅回路の増幅率がそのゆらぎに応じて変動します。
この増幅率のゆらぎによって雑音が生成されると考えられます。

そこで「Helca」を使うと、充電器に生じる電圧変動を抑制し、増幅率の変動が抑制され、雑音生成を抑えることができると考えます。



◆サイズの目安

「H-Helca1」ハーフ

適合ケーブル径:20mmまで
対応ケーブル長:0.3m〜0.8m

「H-Helca2」ハーフ

適合ケーブル径:12mmまで
対応ケーブル長:0.3m〜0.8m

「Helca1」フルサイズ

適合ケーブル径:20mmまで
対応ケーブル長:0.75〜1.5m

「Helca2」フルサイズ

適合ケーブル径:12mmまで
対応ケーブル長:0.75〜1.5m

※ケーブル0.6mの場合・ハーフでも少し引き延ばして接続すれば問題なく使えます。

※ケーブル0.6mの場合・フルサイズであれば完全にカバーできます。

※ケーブル1.0mの場合・フルサイズ1本でも少し引き延ばして接続すれば問題なく使えます。

※ケーブル1.0mの場合・フルサイズ+ハーフで完全にカバーできます。

※チューブが伸縮しますので、お使いのケーブルの長さに合わせてご使用頂けます。
※1.5mより長いケーブルに使用する場合、2本連結してご利用ください。
※1.5mの場合、フルサイズ+ハーフでも問題ありませんが、出来ればフルサイズx2本をお勧めいたします。





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