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音場工房

[ 2023年 9月 5日付 ]



アキュフェーズより、純A級ステレオパワーアンプ「A-80」新発売!!


◆最高峰・純A級ステレオパワーアンプ

2018年に発売した純A級ステレオ・パワーアンプ「A-75」は世界中で大ヒットしました。10月中旬 発売予定「A-80」は、50周年記念モデル「A-300」のテクノロジーを踏襲し、モノフォニック・パワーアンプのステレオバージョンとして開発された、純A級ステレオ・パワーアンプの最高峰モデルです。

新開発の「大型トロイダル・トランス」「大容量平滑用フィルター・コンデンサー」と、電流供給能力に優れた「MOS-FET10パラレル」により、出力は65W/8Ω、130W/4Ω、260W/2Ω、520W/1Ωのハイパワーを達成。また、A級動作領域の拡大を実現しています。

インスツルメンテーション・アンプの理想的なゲイン配分、バランスド・リモート・センシングにより、優れたSN比とダンピング・ファクターを達成。スピーカーのインピーダンスが大きく変動しても、安定したパワーを供給する定電圧駆動を実現します。

大型アルミダイキャスト・ヒートシンクは効率的な放熱処理とパネル・シャーシとの一体化による強固な構造体を構成。フロント・パネルに高感度大型バーグラフ・メーターとディジタル・パワーメーターを装備。伝統的なシャンペン・ゴールドや取っ手と相まって、堂々とした風格を醸し出しています。


◆パワーアンプの高出力化によるA級動作領域の拡大

定格出力:65W/8Ω、130W/4Ω、260W/2Ω、520W/1Ω(「A-75」は60W/8Ω、120W/4Ω、240W/2Ω、480W/1Ω)

・A級動作領域を「A-75」に対して8%アップ
・高効率大型トロイダル・トランスを新開発
・大容量の平滑用フィルター・コンデンサーを新開発(静電容量はアキュフェーズ歴代最大の120000uF×2)
・MOS-FET・10パラレル出力段(onsemi製MOS-FETを使用)


◆パワーアンプ全体での低インピーダンス化による理想的なスピーカー駆動

ダンピング・ファクター:DF=1000(保証値)

・基板直付けスピーカーターミナル
・大型バスバーにより,出力の低インピーダンス化と理想的なアース構造を両立
・スピーカー端子直近からのフィードバックにより、スピーカーからの逆起電力を完全に制御(バランスド・リモート・センシング)
・スピーカー保護素子には,低オン抵抗(オン抵抗:1.6mΩ)のMOS-FETスイッチを採用


◆さらなる高音質の追求

・平滑用フィルター・コンデンサーとパワーアンプのドライバー段用コンデンサには音質のためにカスタム品を採用
・自然な音色で純粋に音楽を楽しめる音質でありながら、重心の低さや高域の伸びの良さ、音場の広さや奥行き感、そして音の立ち上がりの速さや音の押し出し感の強さを併せ持ち、魅力的な音質を目指して時間をかけて理想の音を追求。


◆ディジタル・パワーメーターの採用

・40ポイントのLEDと5桁の数字表示器を使った高精細で正確なパワーメーター
・ホール素子を用いて出力電流を検出し、真の電力値を表示


◆洗練されたデザイン

・取手の形状を力強いデザインに変更
・サブパネルの大型化と、よりスムーズになった開閉フィーリング


◆異常動作時の保護機能

・出力電流と電圧から、スピーカー端子間の抵抗値をリアルタイムに演算し、ショート状態を検出
・スピーカー端子間のショート時、または異常温度検出時には、メーターランプを点滅させユーザーに異常を警告すると同時に、即座に出力を切断しスピーカーを保護


◆その他

・質量:44.6kg(A-75:43.9kg)
・出荷開始予定:2023年10月より


◆担当者より

アキュフェーズのA級パワーアンプの歴史は1979年発売の「P-260」「P-400」(当時はA/B級切替式)から始まって以来、20機種以上の製品が発売されております。


アキュフェーズ初のA/B級切替式パワーアンプ(1979年)「P-260」

アキュフェーズ初の純A級モノラルパワーアンプ(1991年)「A-100」

アキュフェーズ初の純A級ステレオパワーアンプ(1993年)「A-50」

純A級専用設計のモデルとしては1991年の「A-100」から「A-50」「A-50V」「A-60」「A-65」「A-70」、そして直近の「A-75」を経て、いよいよ新製品の純A級の超弩級フラッグシップ、ステレオパワーアンプ「A-80」が発売されます。

前モデル「A-75」の発売から5年に及ぶ開発期間を経てフルモデルチェンジを果たした製品です。50周年記念モデル「A-300」の開発時のテクノロジーを踏襲し、ステレオバージョンとして開発した純A級ステレオ・パワーアンプの最高峰モデルとなります。

出力は60W/ch(8Ω)・480W/ch(1Ω)から、65W/ch(8Ω)・520W/ch(1Ω)とリニアにアップ!
細部にわたり、厳密なチューニングが施されており、聴感上の大幅なグレイドアップが実現しているとの事ですので、音を聴くのが楽しみです。

純A級のトップモデル「A-300」はもちろんですが、最新のアキュフェーズの新製品モデルはいずれも抜群に音が良かったので、ますます期待してしまいます。
まもなく試聴の機会があるので、試聴できましたら、改めてご報告させていただきます。

更にAB級ステレオパワーアンプ「P-4600」、SACD/CDプレーヤー「DP-770」の発売も予定されています。お楽しみに!!





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