2023.02.17
Joshin 試用レポート
薄っ!壁にぴったりカンタン設置!ウォールフィットテレビの設置に挑戦してみた
パナソニック 55型 有機ELパネル 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵テレビ ウォールフィットテレビ TH-55LW1
壁掛けテレビには設置工事が必要不可欠のため、「憧れるけど工事なしだったらなぁ…」と諦めていた方も多いはず。
そんなお客様の声が届いたのか、パナソニックさんが「ウォールフィットテレビ TH-55LW1」というアイデア商品を世に出しました!
石こうボードの壁なら工事不要でカンタンに壁掛け設置ができる、壁掛け専用のテレビです。
本当にカンタンなのか、ということでパナソニックさんのオフィスにやってきました。
ウォールフィットテレビ「LW1」の壁掛けに挑戦です!ド素人でもできるのだろうか。
ライター:ジョニ
壁掛け専用の「ウォールフィットテレビ TH-55LW1」を設置しよう
いざ開封!設置は2人以上で行いましょう
付属品 | リモコン、単4形マンガン乾電池×2、取り付け用部品(一式)、チューナー部用電源コード、取扱説明書、保証書 |
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さっそくパナソニックさんのオフィスにお邪魔して、設置作業を1から実践させていただきました。
わくわくしながらいざ開封。
注意点ですが、大型テレビの組立設置は2人以上で行いましょう。
体力に自信のある方や設置に慣れている方でも、1人でやると死角などでパネルをぶつけてしまうことがあり危険です。
「壁掛け設置用紙」を使って壁掛けの準備
まずは設置場所の決定作業から。
付属の「壁掛け設置用紙」を使いながら、フック金具を壁に取り付けていきます。
道具に、ペンとセロハンテープ、メジャーがあると作業がスムーズにはかどりますよ。
設置用紙をテレビに見立て、設置場所にテープで仮止めします。
テレビが斜めにならないように、左右の端が地面から同じ高さになっているか、メジャーでチェックしましょう。
我が家の壁は?『石こうボード判別テクニック』
専用金具を壁にピンで止めする前に!
必ず設置場所の壁が石こうボードであるか、購入前に調べておきましょう。
おしピンがあれば壁にプスっと刺してみてください。
石こうボードならピンに白い粉が付着します。
フック金具を取り付ける
設置用紙を仮留めしたら、上側の2つの穴に「フック金具」を、下部2つの穴に「マグネット金具」を取り付けます。
金具にはピン挿入口の小さな穴がいくつかあり、用紙の★マークがついた穴からピンを差し込みましょう。
ピンは、用紙に★マークがついた穴から差し込みましょう。
付属の「安全ロック工具」を使用してピンを押し込んでいきます。
工具はLの字型になっており、長い方を持ちながら、短い方をピンの頭にあてていきます。
半分ほどプスっと挿したら、今度は長い方をピンの頭にあてて、ブススッと最後まで押し込みます。
この作業が気持ちよく、作業が楽しくなってきます。
合計4つの金具止めですが、誰にでもできるとてもカンタンな作業でした。
ピン挿し作業の気持ちよさを同行の仲間と共有しながらの回し挿し作業でしたが、あっという間に終わってしまいました。
取り付けた金具にフックカバーを装着する
金具を石こうボードに固定したら設置用紙をはがし、フック金具にフックカバーを装着します。
フックカバーは上から被せるだけです。
これで設置準備は完了!いよいよテレビを壁にかけていきます!
壁にテレビを取り付ける
画面をつかまないように箱からモニターを取り出します。テレビを持ち上げて箱から出すと、本体の薄さ、軽さに驚きます。
重量12.5キロとすこぶる軽量なモニターですが、作業は必ず2人で行いましょう。
フック金具にモニター部の受け金具をひっかけます。
この時に、先ほどピン挿入で使用した安全ロック工具を金具接着部分に挿しこめば、モニターが外れないようにロックされます。
ゆっくりとモニターを下ろしていくと、テレビがマグネット金具にひっつきます。
これで壁掛け設置完了です。…めちゃくちゃカンタン!
素人でもできるシンプルな作業のみで壁掛け完了です。
この工程にかかる時間はわずか30分ほど。
本当に工事不要で壁掛け設置ができてしまいました。
付属のチューナーを接続する
チューナー部にアンテナ線を接続し、テレビ放送を受信します。
チューナー部からモニターまで映像を無線伝送しますので、モニターの設置場所は壁のアンテナ線の位置に縛られることがありません。
なので部屋の好きな場所に壁掛け設置ができますね。
有機ELテレビだから画質面でも大満足
TH-55LW1は気軽に壁掛けがコンセプトですが、画質面に手抜きなし。
文句なしの高画質を楽しめる有機ELテレビです。
デモ映像で画質チェックしましたが、高コントラストで色鮮やかな画質を楽しめました。
薄型にこだわり画面振動スピーカーを採用
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音質面で面白いのが、軽量薄型を実現するために画面振動スピーカーを採用しているところ。
画面そのものを振動させて音を出しており、触るとその振動が手に伝わってきます。
正面から音が出るので音の定位感に違和感を感じることなくクリアな音質を楽しめました。
壁掛け専用テレビだけど専用スタンド(別売)もある
さまざまなな場面に対応するため、別売りスタンドもあります。
今後、引越しや部屋のレイアウト変更でスタンドスタイルでの設置が必須になることも。
そんな時にオプションで別売りスタンドがあるので便利です。
スタンド組み立てはとてもカンタンでネジをしめるだけ。5分もあればできます。
スタンド設置に変更する場合に気をつけたいのが、使用した付属品の保管。
壁掛け用に使用したピンや金具類は後ほど再利用できますので、捨てないようにまとめて保管しましょう。
まとめ
薄型テレビの普及で一般家庭の壁掛け設置も広まりました。
壁掛け設置はテレビ台がいらないのでお部屋もスッキリ! 次に買い換える時なら壁掛けにしたい!と思っている方もいるはず。
しかし、壁掛け設置は専門業者にお願いし、部屋の壁に専用の壁掛け金具を工事しなければならず、多くの人は諦めてしまいます。
今回試した「ウォールフィットテレビ」は、「工事なしで壁掛けできないかな?」というお客様の為に生まれたようなテレビです。
石こうボードの壁なら工事不要で、設置も30分ほどで出来ますよ。
壁には小さなピンを挿すだけなので大きな穴が残らず、撤収後の壁に残るピン痕は遠目からではわかないくらい小さくて驚きました。
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「我が家は石こうボードかな?「我が家に使えるかな?」と迷った方は、レポート内で紹介した「石こうボード判別テクニック」で調べてみてください。
石こうボードの壁のお家やマンションは多いので、諦めずに調べてみましょう!
壁掛けしたいけど大掛かりな工事が面倒といった、多くのユーザーさんに知ってもらいたいテレビです。 2023.02.17 (ジョニ)