カテゴリから選ぶ

  • カメラ初心者・インスタ向けに!おすすめカメラの選び方や使い方を紹介
  • カメラ初心者・インスタ向けに!おすすめカメラの選び方や使い方を紹介
カメラ初心者・インスタ向けに!おすすめカメラの選び方や使い方を紹介

カメラ初心者・インスタ向けに!おすすめカメラの選び方や使い方を紹介【2024年最新版】

2024.4.12[更新]

若い世代を中心に今や当たり前のツールになったSNSサービス。中でもインスタグラムは写真をメインに取り扱ったサービスで、SNS用「専用カメラ」を持っているインフルエンサーも。
SNSをきっかけにカメラに興味を持ち、本格的に写真撮影を楽しみたいと購入を考えている方もいるでしょう。いろいろな機種が並んでいるため、違いがわからない、選び方を知りたいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事ではカメラ初心者・インスタ向けに一眼レフやミラーレス一眼カメラや、こだわりの1枚を求める方へ一眼レフカメラ等の比較や選び方、おすすめモデルをご紹介します!

ミラーレス一眼と一眼レフカメラの違いとそれぞれの特長

カメラ選びの際にまず押さえておきたいのが、「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の違いです。両者とも、性能や画質に大きな違いはありませんが、カメラ内の鏡(レフ)の有無による構造の違いから、それぞれ異なる特長を持っています。
一眼レフカメラは、カメラの中に光を反射させる鏡(レフ)があります。「光学ファインダー」をのぞけば、レンズ越しの景色が鏡に反射されたものをリアルタイムで見ることができます。ファインダー越しに見た画像をそのまま撮れるので、シャッターチャンスを逃しにくく、動物やスポーツなど動きのある撮影に向いています。
ミラーレス一眼カメラはその名のとおり、カメラ内に鏡がありません。レンズが捉えた景色は、映像データに変換されてから液晶画面に映し出されます。撮影前に明度や色を確認でき、初心者でも簡単に操作できる点が人気です。
一眼レフとミラーレス一眼はカメラ内の構造の違いから、一眼レフカメラの方が大きく重たくなります。一方で、液晶画面を使用するミラーレス一眼の方がバッテリーの持ちが短い傾向にあります。

カメラ選びのおすすめポイント

カメラを選ぶ際に気をつけたいポイントなどを紹介していきます。撮影する目的にはどのようなカメラが適しているのか、順番に見ていきましょう。

カメラの種類で選ぶ

ミラーレス一眼

Point
  • コンパクトで軽量
  • デザインが豊富
  • 手軽に撮影できる
  • フィルター機能搭載モデルも

一眼レフカメラと比べてコンパクトで軽量なため、持ち運びに便利です。シャッターを切る前に、画面で明るさや色を確認することができます。タッチパネルなど直感で操作しやすい機種もあり、手軽に高画質な写真を撮影できることから、カメラ初心者や手軽に撮影したい方にもおすすめです。普段使いや旅行用、SNS用としても人気で、オシャレなデザインやフィルター機能を搭載したモデルなど女性を意識したモデルも多く展開されています。

ILCE-6400L

一眼レフ

Point
  • 思い通りにシャッターを切れる
  • 操作性に優れている
  • レンズが豊富
  • 撮影に集中できる

スポーツシーンや、電車、動物など、動く被写体を撮るなら一眼レフがおすすめです。ファインダー越しに見ている景色をそのまま撮ることができるので、シャッターチャンスを逃しません。しかし、鏡や光学ファインダーの構造から、ミラーレス一眼と比べてボディサイズが大きく、重たくなります。持ち運びにはデメリットになりますが、握りやすいグリップと重量で、安定性に優れ撮影に集中できる点はメリットにもなります。また、バッテリーの持ちがいいので長時間の撮影でも安心です。

K-70 18-50RE BK

アクションカム/ウェアラブルカメラ

Point
  • 持ち運びしやすいサイズ
  • 優れた耐久性+防水性
  • 直感的なタッチスクリーン
  • Instagram ストーリーとしてすぐにシェア

アウトドアが大好き!という方におすすめなのがGoProを筆頭としたアクションカム。 耐久性や防水性に優れているので、スポーツやアウトドアなどアクティビティでの撮影に向いていて、迫力のあるシーンや躍動感のある写真が得意です。 アクセサリが豊富なのでダイビングやバイク、トレッキングなどさまざまなシーンに合わせてカスタマイズが可能です。

CHDHX-901-FW

センサーサイズで選ぶ

画質を決める大きな要素が「センサーサイズ」です。センサーサイズは光を受けて画像を作り出す部品で、大きいものほど取り込む光が増えるため、画質が上がります。サイズが大きいほど価格が上がり、高級機種に採用される傾向にあります。価格と画質のバランスを見極めて選びましょう。

近年、各メーカーが力を入れているのがフルサイズのミラーレス一眼カメラ。 一眼レフに比べ、手軽さ重視だったミラーレスも技術やSNSの発展に伴い、より高画質を求められるようになりました。 コンパクトさはそのままに画質が向上しているので、女性や手が小さな方にも扱いやすくなっています。 高価なモデルが多いため、入門機で満足できなくなってきた方におすすめです。

センサーサイズ
中判 最も大きいサイズ。商業用などプロが愛用。
近年ではカメラのフラグシップモデルに採用されることも。
35mmフルサイズ フィルムカメラ(35mm)と同等のサイズ。交換レンズの基本にも。
画質に優れ、高画素タイプと高感度タイプに分類。一眼レフの上位機種に多い。
APS-C フルサイズの一回り小さいサイズ。
最もよく使われており、価格と画質のバランスに優れている。入門機としておすすめ。
マイクロフォーサーズ APS-Cよりやや小さい。
小さい分、コンパクトなカメラに採用され、価格も手ごろな場合が多い。サブ機におすすめ。

センサーサイズ(ミラーレス一眼)から選ぶ

センサーサイズ(デジタル一眼レフ)から選ぶ

交換レンズに対応しているものを選ぶ

ミラーレス一眼・一眼レフカメラは、被写体や撮りたいイメージに合わせて、レンズを交換して撮影することができます。
主に、カメラレンズには以下のような種類があります。

交換レンズ
ズームレンズ 広角から望遠までズームすることができるレンズ。
”18-55mm”のように記載され、この焦点距離の範囲でズームが可能であることを表します。
単焦点レンズ 焦点距離が固定されているレンズ。
暗い場所の撮影が得意。
広角レンズ 焦点距離が35mm以下のレンズ。
風景など広い範囲の撮影に向いています。
標準レンズ 焦点距離が35〜200mm前後のレンズ。
人の目の焦点距離に近い範囲をカバーする、使い勝手の良いレンズです。
望遠レンズ 焦点距離が200mm以上のレンズ。
遠くの被写体に寄って撮影することができます。
マクロレンズ 焦点距離が短く、高倍率の撮影ができるレンズ。
花や虫など小さな被写体にしっかり寄って大きく撮影することができます。
フィッシュアイレンズ 焦点距離が近く、魚の目のような写真を撮ることができるレンズ。
180度以上の画角を持ち、撮った写真が円形になる”円周魚眼”と写真の両端がゆがんだ”対角魚眼”の2種類があります。

気をつけたいのが、メーカーごとに独自のレンズマウント(レンズとボディの接合部)があるため、メーカー間でレンズの互換性がないことです。カメラ本体のセンサーサイズによっても対応するレンズが異なります。
そのためさまざまなレンズを使って本格的にカメラを楽しみたい人は、交換レンズの種類が豊富なカメラ機種を選ぶようにしましょう。

モニター・ファインダーの性能で選ぶ

ファインダー(のぞき窓)には光学ファインダーと電子ファインダーがあります。

モニター・ファインダー
光学(プリズム式) 一眼レフのファインダーです。直接被写体を見るタイプです。
ガラスプリズムを通して見るので、明るくキレイで見やすいのが特長です。やや高価なのがネックです。
光学(ミラー式) 一眼レフのファインダーです。直接被写体を見るタイプです。ミラーを通して被写体を映します。
ファインダーの画像が小さく暗いのでピントがあわせづらく、その分、手ごろな価格になっています。
電子 ミラーレス一眼のファインダーです。ファインダーに液晶モニターを埋め込んでいます。
カメラの背面液晶(大きいモニター)を小さくして映しているようなものなので、仕上がりのイメージがしやすいのが特長です。
デジタルに変換する分、レンズとファインダーの間にタイムラグが生じることがありますが、近年は技術向上でかなり改善されました。

オートフォーカス(AF)など撮影をサポートしてくれる機能で選ぶ

撮影する上で知っておきたい機能や性能を見ていきましょう。購入の際はぜひチェックしてみてください!

オートフォーカス
AF(オートフォーカス) 自動で焦点(ピント)を合わせてくれるシステム。
顔認識をはじめ、高性能のものはターゲット追尾など被写体を認識する機能を有しています。
自動のため、設定までやや時間がかかりますが、近年は高速AFなどで解消されつつあります。
シャッタースピード シャッタースピードとは、シャッターを開放して光が当たる時間のことを言います。
シャッタースピードが速いほど、ブレがなく撮影できますが、その分暗くなります。
シャッタースピードは、ISO感度や光の量を調整する”絞り”(F値)と合わせて設定します。
ISO感度 レンズから取り込んだ光を電気信号に変換する際に、光の量をどのくらい増幅させるかの指標となります。
ISO感度には、100、200、400、800……とありますが、数値が上がるほど実際に取り込んだ光の量以上の明るい写真となります。
ただし、ISO感度を上げすぎるとノイズ(ザラつき)が増えるのでバランスをみて調整する必要があります。
手ブレ補正 撮影時の手ブレによる被写体のブレを修正する機能です。
レンズ内手ブレ補正と、ボディ内手ブレ補正があり、併用するモデルもあります。

動画撮影、スマホ連動などの機能で選ぶ

一眼レフやミラーレス一眼カメラには、写真撮影がもっと楽しくなる次のような機能を搭載したモデルがあります。撮影目的に合った便利な機能でカメラを選ぶこともポイントです。

スマホ連動
・動画撮影機能 動画が撮影できる機能です。
4K動画やフルハイビジョン120p/100pのハイフレームレート動画の撮影など、高画質で撮影できるモデルもあります。
・自撮り機能 背面モニターが回転し、カメラを自分に向けてモニターを確認しながら撮影できる機能です。
・スマホ連携機能 Wi-Fi/Bluetooth搭載で、撮影した写真をスマホに転送することができます。
また専用アプリで、リモート撮影に対応しているモデルもあります。
・フィルター機能 撮影前、後にフィルターを使って効果をかけ質感や雰囲気を演出することができます。

おすすめカメラメーカーの6社を比較

カメラには、メーカーごとにこだわりの機能や特長があります。それぞれのメーカーの特長から、カメラを選んでみるのも手です。

キヤノン(Canon)

キヤノンの得意な被写体

  • スポーツ
  • 結婚式
  • 野鳥
  • 運動会
EOSR50BK-WZK

キヤノンのカメラの特長として、シェアNo.1のカメラアクセサリーの豊富さと、わかりやすい操作性が挙げられます。コンパクトで比較的軽い「EOS KISS X」シリーズは、一眼レフ入門機としておすすめです。

ソニー(SONY)

ソニーの得意な被写体

  • 夜景
  • ショートムービー
  • スナップ
  • ポートレート
ILCE-6400Y

ソニーのカメラの特長として、世界最先端のイメージセンサーやミラーレス最速のオートフォーカスなど、高い撮影機能が挙げられます。撮影者の技術を飛躍的に伸ばす手厚いサポートがおすすめです。

オリンパス(OLYMPUS)

オリンパスの得意な被写体

  • 自撮り
  • スナップ
  • 日中の風景
  • 水中
E-P7-WK

オリンパスのカメラの特長として、使い勝手の良い手ブレ補正や豊富なレンズの種類、防塵防滴対応の機種が多いことが挙げられます。アウトドアで気軽に使えるカメラで、クラシックながら洗練されたデザインが女性に人気です。

ニコン(Nikon)

ニコンの得意な被写体

  • 風景
  • 建築物
  • 乗り物
  • 商品
D7500LK18-140

ニコンのカメラの特長として、実物に忠実なホワイトバランスや、豊富なカスタマイズ性が挙げられます。風景や建築物などインスタと相性の良い被写体を得意としています。

富士フイルム(FUJIFILM)

富士フイルムの得意な被写体

  • 女性や子ども
  • 料理
  • カフェ
  • 夜景
FX-H2LK-1680

富士フイルムのカメラの特長は、肌色の再現性や、独自のカラーフィルターで独特な表現が得意なことです。

パナソニック(Panasonic)

パナソニックの得意な被写体

  • 自撮り
  • スナップ
  • 動画
DC-S5M2XW

パナソニックのカメラの特長は、小型軽量で取り扱いがやさしく、バランスの良い機能を備えていることです。おしゃれなデザインの「LUMIX」シリーズでは、女性にうれしい設計や機能が注目されています。

SNS用の写真撮影にも!カメラ初心者向け『ミラーレスカメラ』おすすめ

カメラ初心者・インスタ向け『ミラーレス一眼カメラ』の担当者おすすめモデルをご紹介します。ぜひカメラ選びの参考にしてください。

写真にこだわるなら!カメラ初心者向け『一眼レフカメラ』おすすめ

こだわりの1枚を求める方へ扱いやすい『一眼レフカメラ』の担当者おすすめモデルをご紹介します。ぜひカメラ選びの参考にしてください。

三脚やリモコンなど!持っていると便利なカメラグッズ

次に紹介するカメラグッズがあれば、カメラでの写真撮影がより楽しく充実します。

SDカード 撮影データを保存するメモリカードです。容量ごとにSDカード、SDHCカード、SDXCカードの3種があります。
カメラに対応したカードを使いましょう。
たくさん写真を撮影したり、動画を撮影したりする場合は、容量の大きなものがおすすめです。
三脚 カメラを固定する三脚があると、暗い場所での撮影など、手持ちでは難しい写真撮影が可能になります。
旅行などで持ち運んで使いたい場合は、大きさや重量などを考慮して選びましょう。
リモコン/レリーズ 離れた場所からカメラを操作できるリモコンは、集合写真の撮影やブログの動画版「Vlog(ブイログ)」の撮影などにとても便利です。
有線タイプのレリーズや、リモコン(ワイヤレスレリーズ)には赤外線式と電波式があります。
カメラバッグ 普通のバッグと違い、中にしきりやクッションが入っているので、カメラやレンズを素早く取り出すことができたり、安全にカメラを持ち運ぶことができます。

いいね!がもらえる素敵な写真の撮り方のコツ

インスタグラムやTwitterなどのSNSで「いいね!」がたくさんつくような写真は、おいしそうなスイーツ、きれいな景色など、カラフルな色彩でどれも美しく撮影された写真です。
そんな写真を撮るための、ちょっとした工夫を3つ紹介します。

@背景をボカして主役を際立たせる

背景をきれいにぼかして主役を際立たせた写真は、カメラのF値(絞り)を小さく設定することで撮影できます。F値とは、レンズに入る光量を調節する機能ですが、F値は小さいほどピントが合う範囲が狭くなり、背景がぼけやすくなります。逆に遠くまでくっきりピントを合わせた写真を撮りたい場合は、F値を大きく設定します。

主役を際立たせる

A映り込みなどに注意する

SNS映えする写真は、ごちゃごちゃと情報量が多いものよりシンプルでおしゃれなもの、わかりやすいものが多いようです。撮りたい被写体の背景がごちゃついていないか、撮影角度や構図を調整して撮影するようにしましょう。例えば、屋外でスナップショットを取る場合は、人が行き交う中で撮影するより、白壁を背景に撮影するなどひと工夫で写真がぐっとおしゃれで見やすくなります。

映り込みなどに注意

B写真加工アプリで加工する

明るさや陰影など、希望通りに撮影できなかった写真は、写真加工アプリを使ってみましょう。既存のフィルターもいいのですが、彩度や色温度、明るさ補正やシャープネスなど、細かい調整ができるアプリもおすすめです。例えば、暗く映ってしまった人物写真は、表情がわかるよう明るくしたり、食べ物の写真は彩度や色温度を調整することでよりおいしそうに見せたりすることができます。

アプリで加工

まとめ

一眼レフとミラーレス一眼カメラの違いや、選び方、おすすめ商品などを紹介してきました。コンパクトさや軽量さ、デザイン性などから女性にはミラーレス一眼が人気の傾向です。これからカメラを始めたいと考えている方には、AUTO機能や手振れ補正機能など、撮影をサポートするような機能を搭載したカメラがおすすめです。他にも動画撮影のための機能や、SNSの利用に便利な機能、子どもの成長記録に便利な機能など、用途によって魅力的な機能を搭載したモデルがいろいろあります。
あなたにぴったりのカメラを手に入れて、写真撮影を楽しんでください!