カテゴリから選ぶ

  • 【2024年】おすすめドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
  • 【2024年】おすすめドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
【2024年】おすすめドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【2024年】おすすめドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2024.4.24[更新]

ドライブレコーダーは、事故の責任の所在やあおり運転などの証明ができるため、急激に普及しています。ですが、多くのメーカーからたくさんのモデルが登場しており、「どれを選んだらよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこでJoshin web カー用品担当者が、プロの視点でおすすめのドライブレコーダーをご紹介します。

担当者
モッツァレラ

Joshin web カー用品担当者「モッツァレラ」が、ドライブレコーダーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

ドライブレコーダーとは?

ドライブレコーダーを付けるメリット

ドライブレコーダーは、車やバイクに取り付けることで、車内外の様子を映像で記録する機器です。近年では衝突事故やあおり運転など、運転中のトラブルを記録したドライブレコーダーの映像が、ニュースで流れることも多くなりました。

ドライブレコーダーの必要性

ドライブレコーダーは、法律などで搭載が定められているわけではありません。ですが、いざというときに自分を守ってくれる自衛手段として、もしくは安全運転のために自分自身の心を抑制する意味でも、設置することをおすすめします。ここでは、ドライブレコーダーの必要性について、「事件や事故の証拠」「危険運転の抑止」という2つの観点からご説明します。

映像が事故や事件の証拠になる

事故というのは突然起こりますが、いくらブレーキ痕や目撃証言を集めたところで、その瞬間に何が起こったのかを正確に再現することは不可能です。単純な車同士の事故であっても、当時の交通状況や双方の車の動きなど、それぞれの主張が食い違うことは日常茶飯事であり、なかなか解決に至りません。しかし、その瞬間の映像が残っていれば、何が起こったのかが明確になります。双方にどれほどの過失があったのか、あるいはなかったのかを正確に判断できますので、事故後の処理に役立つ証拠になるのです。

危険運転の抑止になる

「ついスピードを出しすぎた」「つい安全確認を怠った」など、ドライバーのほんの少しの気の緩みが事故の要因となってしまいます。ですが、ドライブレコーダーを取り付けておけば、常に「自分の運転が記録されている」という意識が働きます。ですから、運転中にイライラしても、その感情にブレーキをかけて速度超過やあおり運転などの危険運転を抑える効果が期待できます。

担当者
モッツァレラ

ドライブレコーダーは、タクシーやトラックなどの業務用車だけでなく、近年では自家用車にも普及してきました。装着しておけば保険と同じく、いざというときの安心感につながりますし、危険運転の抑止にも役立ちます!

ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントとは?

ドライブレコーダーを設置しようと考えたときに迷うのが、「製品の選び方」でしょう。ドライブレコーダーはいくつものメーカーから登場していますし、タイプや機能もさまざまです。また、価格にもかなり幅があります。そこで、ドライブレコーダーのチェックポイントについてご説明しますので、自分にはどんなタイプが合っているのか、どんな機能が必要なのかを考えて製品購入を検討してください。

撮影範囲:用途と予算に合わせて3種類から選ぶ

現在のドライブレコーダーは、撮影可能な範囲によって「フロントタイプ」「前後2カメラタイプ」「360°タイプ」に分かれます。どの範囲まで撮影したいかによって選ぶといいでしょう。それぞれ価格帯も異なりますから、予算と併せて検討してください。

フロントタイプ

フロントタイプは、車の前方だけを撮影します。小さなカメラ1台だけなので、構造がシンプルで小型です。フロントガラスやダッシュボードの上、バックミラー(ルームミラー)の裏側などに簡単に取り付けられますので、本体価格が安く、工賃も低めとなっています。コストを抑えたい方や、旅行の記録を残しておきたい方には、おすすめのタイプです。ただし、このタイプのレコーダーでは、横からの追突や、後ろからのあおり運転の被害などは撮影できないことを納得した上で選択してください。

フロントタイプ

前後2カメラタイプ

前後2カメラタイプは、前方と後方、両方の映像を2つのカメラで記録しますので、追突事故やあおり運転の映像も撮影できます。2カメラタイプになると本体価格はもちろん、取付工賃も少々高めになります。自分で取り付けられればよいのですが、配線などを考えると難しいケースが多いでしょう。

前後2カメラタイプ

360°タイプ

360°タイプは、前後に加えて左右の側方、さらには車内の様子まで撮影できますので、側方からの衝突やすり抜け・幅寄せによる被害、車上荒らしなども記録できます。あらゆるトラブルに対処するには最適なタイプといえますが、魚眼レンズのような半球形のレンズで撮影するため、「後方の撮影範囲が狭く、画質が粗い」という欠点があるのも事実です。その弱点を解消するため、360°カメラと後方カメラを併用する製品もあります。

360°タイプ
担当者
モッツァレラ

フロントタイプでは心細いし、360°は高価ということからか、前後2カメラタイプが安定した人気を保っています。このタイプは製品の選択肢も多いので、自分に合ったものを選びやすく使いやすいのも特長です!

本体形状:一体型かセパレート型かバックミラー型か

ドライブレコーダーは、カメラとレコーダー、ディスプレイ(液晶モニター)などで構成されています。これらの装置がすべてひとつにまとめられているのが「一体型」で、カメラとディスプレイ付きのレコーダーが別になっているのが「セパレート型」です。また、バックミラーに取り付けるタイプの「バックミラー型」もあります。それぞれに一⾧一短がありますし、本体の大きさや設置場所の状況も関わってくるので、どれが良いとはいえません。「自分の車にこのレコーダーを設置したら」という視点で検討してみてください。なお、一体型にもセパレート型にも、ディスプレイのない製品があります。ディスプレイの代わりにスマートフォンやパソコンに接続すれば画像を確認できますので、コストや本体の小型化を追求する場合はこうした選択もいいでしょう。

一体型

一体型のドライブレコーダーは、現在主流となっているタイプです。ドライブレコーダーの設置場所が1ヵ所で済むため、見た目がスッキリします。また、設置方法も粘着テープでガラス面に貼るだけと手軽で、シガーソケットなどから電源を取れば、配線も難しくありません。ただし、本体の大きさによっては、設置場所を十分考えないと、前方の視界を妨げてしまうこともあります。

一体型

バックミラー型

バックミラー型のドライブレコーダーは、バックミラーにかぶせるように取り付けることで、前方視界を妨げることなく、見た目にもスッキリと納めることができます。鏡面部分がディスプレイを兼ねているモデルが一般的で、もちろんバックミラーとして使用可能です。なお、バックミラーとカメラが一体となったもののほか、カメラを好きな場所に設置できるセパレートタイプのバックミラー型モデルもあります。

バックミラー型

セパレート型

セパレート型は、カメラやレコーダーと、ディスプレイ部分が別に分かれているタイプです。本体と切り離せるためカメラ部分は小型で、フロントガラスに取り付けても邪魔になりにくいですし、ディスプレイを見やすい場所に設置できるメリットがあります。ただし、前方視界の複数の場所に機器を取り付けるため、運転席周辺が雑然としてしまい、見映えが悪くなりがちというデメリットもあります。

セパレート型

画像品質:ナンバーを読み取れるかどうかが肝要

ドライブレコーダーは事故やトラブルを正確に記録するためのものですから、撮影映像の画質は重要なチェック項目です。当て逃げした車の車種がわかっても、ナンバーが判別できないのでは、せっかくの映像も役立ちません。ですから、車両ナンバーや人相がはっきり判別できる程度の画質は、最低でも必要です。画質の良し悪しは、さまざまな要素の掛け合わせで決まります。カメラで撮影できる範囲を示す画角、画像の精細さを表す画像解像度、極端な明暗の差にも対応できるHDRやWDR、映像の滑らかさの指標となるフレームレートなどのスペックを見ながら、比較検討してください。

画角

画角とは撮影可能な範囲を角度で表したもので、視野角といわれることもあります。この画角には、「垂直画角」と「水平画角」、さらに「対角画角」があり、それぞれの方向でどれだけの範囲を撮影できるかを表しているのです。ドライブレコーダーの場合に重要なのが水平画角で、この数値が大きいほど幅広い範囲を撮影できます。目安としては「120°」を基準にして、より安心感を高めたいなら、120°よりも広いものを選ぶといいでしょう。ただし、カメラが撮影できる画角と録画できる画角が異なる場合がありますので、注意が必要です。

画像解像度

画像解像度は、どれほど細かく画像を撮影・再生できるかを示した数値です。ドライブレコーダーの場合、高い解像度は不要ですが、当て逃げ車両や車上荒らしの犯人の人相などを識別するには、それなりの解像度は必要です。目安としては、フルHD(1,920×1,080)、200万画素以上を基準にするのがおすすめです。最近の製品の中には、フルHDを超える高画質のものも登場していますので、より鮮明な画像を希望する方は、そうしたモデルを候補にされるといいでしょう。ですが、高解像度モデルは高価になりますので、予算も併せて検討することが大切です。

画像解像度

HDR/WDR

HDRとWDRは、画像の明るさを補正する機能です。明るい場所から急に暗い場所に移動するとき、あるいはその逆の場合も、人の目は明るさの変化に慣れるまで、少々の時間を要します。ドライブレコーダーも同じで、明るい場所からトンネルに入るときや出るときなどに明るさの変化についていけず、画面が真っ暗になったり真っ白になったりします。このような「黒つぶれ」や「白飛び」といった現象を抑えてくれるのが、HDRやWDRです。現在では、多くの製品がこの機能を搭載していますが、購入の際には必ず確認してください。なお、HDRやWDRは機能としては同じなのですが、前者はソフトウェアを使った画像補正で、後者はハードウェアそのものの性能です。

HDR/WDR

フレームレート

動画は、一定間隔で撮影した静止画を連続再生することで作られています。フレームレートは、「1秒間に何回撮影するか」を示すもので、映像の滑らかさの指標となる数値です。フレームレートは「fps」という単位で表記され、数値が高いほどより滑らかな映像を得られますが、それだけデータ量が大きくなるので、高ければ良いというものでもありません。また、近年増えているLED信号機は、人の目には判別できないほどの高速で点滅していますが、この点滅周期とフレームレートが重なってしまうと、「信号が点滅して見える」あるいは「信号が消えて見える」といったことが起こります。LED信号機の点滅周期は東日本で100回/秒、西日本では120回/秒ですので、これらの点滅周期に対応している製品を選ぶことが大切です。

担当者
モッツァレラ

ドライブレコーダーのフレームレートとLED信号機の点滅が完全に一致することは滅多にありませんが、絶対にないとも言い切れません。それを避けるには、27.5fpsや29fpsのモデルを選ぶといいでしょう!

その他の機能:必要に応じて機能をチェック

上記でご紹介したもの以外に、ドライブレコーダーにはさまざまな機能が搭載されています。多機能モデルは高価ですが、より多くの危険やトラブルに対応可能です。どのような機能が必要かを考えながら、比較検討してください。

駐車監視機能

駐車監視機能とは、駐車中の当て逃げやいたずらを監視する機能です。駐車中もずっと撮影を続ける常時録画タイプと、衝撃を感知すると録画を開始するタイプ、車の周囲で動く物や人を感知すると録画を始めるタイプがあります。常時録画タイプはバッテリーの負担が大きいものの、証拠能力が高いのがメリットです。

駐車監視機能

安全運転支援機能

安全運転支援機能は、走行中の危険を回避して、安全運転をサポートする機能です。前後の車間距離や走行速度、車線からの逸脱などを監視して、危険を予測すると警告を発します。能力についてはモデルによって異なりますが、「後方接近警告機能」もついたタイプであれば、あおり運転や追突事故に備えることができます。

安全運転支援機能

GPS

GPSを搭載していれば、走行中の映像だけでなく現場の正確な位置や日時、走行速度なども記録できます。これらのデータがあれば、映像の証拠能力が高まります。GPS付きのモデルは高価ですが、予算に余裕があれば選択肢に加えたいところです。

GPS

フォーマットフリー

フォーマットフリーのモデルであれば、定期的なメンテナンスを削減してくれます。ドライブレコーダーには記録媒体としてmicroSDカードなどが使われていますが、映像データの削除や保存を繰り返すうちに、不要なデータも溜まっていきます。これを削除するため、2週間に1回程度の頻度でフォーマットしなくてはなりません。この手間を大幅に抑えた機能が、フォーマットフリーです。フォーマットそのものは難しい作業ではありませんが、それも面倒だという方は、この機能がついたモデルを選ぶといいでしょう。

メーカー別・ドライブレコーダーの特長

ドライブレコーダーを開発・製造しているメーカーは数多くありますが、メーカーごとに特長があり、製品にも違いが表れています。そこで、ドライブレコーダーの国内メーカーを、数社ピックアップしてご紹介しましょう。

ケンウッド:明るく、きれいな映像が強みのブランド

音響機器メーカーとして高い知名度と実績を持つケンウッド。現在は、日本ビクターとの統合で生まれたJVCの一ブランドとなっています。ケンウッドはカーオーディオの分野で統合前から定評があり、車載電装品としてカーナビやドライブレコーダーなどを手掛けています。ドライブレコーダーの特長としては、ビデオカメラの開発で磨き上げた、明るく高精細な映像が特長です。

ケンウッド:明るく、きれいな映像が強みのブランド

セルスター工業:国内一貫生産、アフターサービスも充実

セルスター工業は、自動車用品や電装品を手掛けるメーカーで、「セルスター」というブランド名で商品展開をしています。セルスター工業の製品は、すべて国内の工場で一貫生産しており、高品質の製品を手頃な価格で供給しています。アフターサービスにも力を入れており、工場内に「アフターサービス課」を設け、同社製品の修理を行っているのも特長。また、ほとんどの製品に3年間のメーカー保証がついていることも、大きな安心感につながります。

セルスター工業:国内一貫生産、アフターサービスも充実

ユピテル:信頼感と安定感が魅力の老舗メーカー

ユピテルは、映像技術やマイクロ波応用技術、無線通信技術を専門的に磨き上げてきたメーカーです。50年を超える歴史を持ち、現在はドライブレコーダーやレーダー探知機、家庭用ロボットなどを中心として、開発・製造しています。ドライブレコーダーではどんなニーズにも応えるモデルがラインナップされており、警察をはじめとする官公署の公用車や業務用車両にも使われるほど、信頼性の高い製品となっています。

ユピテル:信頼感と安定感が魅力の老舗メーカー

パイオニア:高い画質を求めるなら、おすすめのメーカー

パイオニアは音響機器メーカーとして誕生したメーカーで、カーエレクトロニクス分野では「カロッツェリア」のブランド名で、ドライブレコーダーやカーナビを製造・販売しています。製品ラインナップはフロントタイプと前後2カメラタイプで、360°タイプはありません。モデル数は少ないのですが、自社製のカーナビと連動できるモデルもあります。「録画画質の追求」をポリシーに掲げているため、昼夜を問わず記録画質の良さを求める方にぴったりです。

パイオニア:高い画質を求めるなら、おすすめのメーカー
担当者
モッツァレラ

各メーカーの個性が、製品にも表れています。まずはメーカーを決めて、そこからご自身に合ったモデルを選ぶというのもいいかもしれません!

Joshin web カー用品担当者が厳選!おすすめドライブレコーダー

ドライブレコーダーのメーカー別の特長を知っても、実際に選ぶとなるとなかなか難しい部分もあります。ここでは、Joshin web カー用品担当者が、プロの視点で選んだドライブレコーダーをご紹介しましょう。

担当者おすすめのドライブレコーダー

コスパの良いドライブレコーダー

ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?

ドライブレコーダーの取り付けは、自分でできるモデルもあります。ですが、モデルによっては配線の処理が複雑で、手間がかかる場合もあるので注意が必要です。取り付けが不十分だとうまく作動しなかったり、走行中に振動で外れてしまったりすることもあります。

また、フロントガラスに取り付ける場合、取付位置は「フロントガラスの上部20%以内」と法律で定められていますので、そこに収まるように設置しなくてはなりません。不安な場合は、プロに依頼するほうが安心でしょう。

愛車に最適なドライブレコーダーを見つけよう

ドライブレコーダーは万一の事故やトラブルに備える、保険のようなものです。もし、まだ設置していなのであれば、ぜひご検討ください。また、モデル選びとしては、多機能・高機能のほうが安心ですが価格も高くなりますので、予算と相談しながら選ぶようにしましょう。

関連記事はこちら