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第64回グラミー賞ノミネート作品!
アメリカの黒人女性による初の交響曲を収録したネゼ=セガンのニュー・アルバム
1933年、フローレンス・プライスの交響曲第1番はアメリカの一流オーケストラによって演奏された、黒人女性による初めての交響曲となりました。アメリカの民族音楽、黒人霊歌、教会音楽に精通していたプライスの作品は、南北戦争後に活躍した一人の黒人女性としての彼女の経験が反映されています。
世界恐慌のピーク時に「連邦音楽計画」から委嘱され、プライスは黒人の作家やアーティストにとって力強い運動だった「シカゴ・ルネサンス」の真っ只中に交響曲第3番を作曲しました。プライスの魅力的な第3交響曲には彼女の作曲家としての成長が見られます。リスクをとりながらも現代的なテクニックを取り入れ、より伝統的な第1交響曲に比べて感情表現の幅を広げています。
これらの交響曲2曲はフィラデルフィア管弦楽団による演奏で、指揮はヤニック・ネゼ=セガン。2021年にフィラデルフィア、キンメル・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツのヴェライゾン・ホールで録音されました。
【演奏】
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
【録音】
2021年5月7−12日
フィラデルフィア、キンメル・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヴェライゾン・ホール
収録情報
フローレンス・プライス:
1-4) 交響曲第1番ホ短調(I. Allegro ma non troppo/II. Largo, maestoso/III. Juba Dance/IV. Finale)
5-8) 交響曲第3番ハ短調(I. Andante/II. Andante ma non troppo/III. Juba. Allegro/IV. Scherzo. Finale)
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