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グレイトフル・デッドのアニヴァーサリー・シリーズ作品!
今回は1973年10月、バンド自身が主宰するレーベルGrateful Dead Recordsからの記念すべき第一弾作品としてリリースされた、バンドにとって6作目のスタジオ・アルバムであり、通算10作目の作品『WAKE OF THE FLOOD』の50周年記念エディション!
こちらは、最新リマスターを施したオリジナル・アルバムに加え、2曲の未発表デモ音源や、1973年11月1日録音の未発表ライヴ音源をボーナス・ディスクに収録した、2枚組CDの50周年記念デラックス・エディション!
今作に収録されている「Eyes Of The World」や「Stella Blue」、「Mississippi Half-Step Uptown Toodeloo」といった楽曲は、アルバムに収録する前から半年以上をかけてステージでパフォーマンスをしながら組み立てていった楽曲であり、それ以降デッド関連のバンドのライヴのセットリストの定番曲となっている楽曲だ。このアルバムと新たに立ち上げたレーベルは、深遠な芸術的声明であると同時に、バンドが築き上げようとしてきたコミュニティ、理想、そして未来に対するコンセプトの証明となるものだったのだ。
ここに収録されているリマスター音源は、全てプランジェント・プロセスを経てレストアされスピード調整が行われたたマスター・テープをベースにした、グラミー賞受賞歴を誇るエンジニア、デイヴィッド・グラッサーによる最新リマスター音源となっている。また、グレイトフル・デッドのレガシー・マネージャーでありオーディオ・アーキヴィストのデイヴィッド・レミューがこの50周年記念エディションのプロデュースを務めている。
2CDのデラックス・エディションには、「Eyes Of The World」と「Here Comes Sunshine」の未発表デモ音源が収録されている。
1973年初頭、グレイトフル・デッドが2月9日に公演を行う直前にレコーディングされたこのデモ音源は、ロバート・ハンターと共に作っていた2曲の新曲をジェリー・ガルシアが歌い、演奏している音源だ。おそらく、ジェリー・ガルシアはバンドの練習用にこのデモ音源を制作したと思われるのだが、その中でも特に「Eyes Of The World」は既に美しく、プリミティヴな雰囲気を持つ出来栄えに仕上がっている。この楽曲は、その後20年以上にわたってデッドの最も愛され、頻繁に演奏される楽曲の一つとなった曲のベースを垣間見せてくれる貴重な音源となっている。
さらにこの2CDデラックス・エディションには、『WAKE OF THE FLOOD』リリース直後の短いツアーの最終日のライブ音源を収録したボーナス・ディスクが含まれている。
1973年11月1日にノースウェスタン大学のマクゴー・メモリアル・ホールで収録されたこのセットは、「Weather Report Suite」から始まり「Mississippi Half-Step Uptown Toodeloo」で幕を閉じ、その間にもっともクリエイティヴでインスパイアリングなジャム・セッションとなる「Morning Dew"〜"Playing In The Band"〜"Uncle John's Band"〜"Playing In The Band"」が披露されている、非常に聴きごたえのあるライヴ・パフォーマンスだ。