限定盤/SHM-CD/ボーナスEP付
当時のトレンドだったブリティッシュ・ハード・ロックのスタイルを踏襲しつつ、この時点ですでにクイーン以外の何者でもない個性を表現してみせたデビュー・アルバム。プロデュースはジョン・アンソニーとバンド自身に加え、のちにクイーン・サウンドのキーパーソンとなるロイ・トーマス・ベイカーが担当。“誰もシンセサイザーを演奏していない”という宣言は本作から明記されている。メンバーが固まった段階でデモ録音をはじめたバンドは、その後、1972年夏ごろから本格的なレコーディングに入り、1973年1月にアルバムを完成させた。リリースはそれからさらに約半年後だったこともあり、“クイーンの音楽の過去3年間の集大成である”という意味のコメントもクレジットされた。 (C)RS