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    テレビゲーム作者の声

  • Nintendo Switch

    アイディアファクトリーマツリカの炯-kEi- 天命胤異伝

    好評発売中

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この方にインタビューしました!

  • ゲーム作者
  • ディレクター

    立松文悦

  • Q. 本作のテーマは《中華幻想ハイファンタジー》とのことですが、世界観や物語の舞台について教えてください!

    • ゲーム作者
    • 物語の舞台は、主人公が暮らす【秘境・マツリカ村】と、大国【月下ノ国】、雪山の民【白狼族】の三か所が中心となり展開されていきます。人間のほかにも、仙や聖獣、妖魔などの人智を越えた存在もいると考えられています。 マツリカ村では、空気が薄いせいか生活に必要な“火”がつかず、貿易で仕入れて暮らしています。火は貴重なため、夜は蛍の光を灯りとして活用しています。争いごともなく村人たちも穏やかで、主人公も素直で健気な少女に育ちました。 月下ノ国は広い土地を有す大国で、文明レベルも高く、貨幣経済です。聖獣・応龍の血が流れるとされる王の統治力も強いです。 白狼族は、雪山に住んでおり、狼たちと協力し合いながら生きています。食べ物を得るにも厳しい環境ですので、一族は減少しています。 一見関わることのない三か所ですが、主人公を通して運命が絡み合ったことで、各々の価値観に変化が生まれていき、己の“生”の目的を見つけていくことになります。

  • Q. 主人公は「炯眼(読み:けいがん)」という特殊な力を持っています。能力の詳細やこの能力と攻略対象キャラクターたちとの関わり方について教えてください!

    • ゲーム作者
    • マツリカ村で行われる “火貿易”は、ルヲが持ってきてくれる《火》と、マツリカ村で採れる《宝玉の原石》とを交換するものです。村で集めた石を主人公の炯眼で見ると、どれが価値ある宝玉の原石かが分かります。村人たちが生きていくのに、火はとても大切なものです。主人公もそれを理解していて、責任感を持って宝玉鑑定士の仕事に取り組んでいますし、村人たちに頼りにされています。

      しかし、各攻略キャラクターによって炯眼に対する関わり方・見方は全然違います。貿易商のルヲであれば「取引先の人で、宝玉の原石を見分けられるすごい人」という程度の認識でしょうし、同族のフェイからすればとても大切な存在。燕來、青凛、ゼベネラに至っては、そもそも炯眼の存在を知っているのかどうか…という感じです。国が違えば、モノの価値も変わります。人と違う眼を持つ主人公が、彼らと出会った時にどんな反応をされるのかは、プレイして是非確かめてみてくださいね!

  • Q. 《極上艶(読み:あで)ロマンス》というキーワードが、恋愛アドベンチャーゲームならではだと感じています。どのような恋愛が楽しめるのでしょうか?

    • ゲーム作者
    • 乙女ゲームならではであり……乙女ゲームなら当たり前では?と思われる点を、敢えて強く押し出したのは、“キスのその先”が【全攻略キャラクター】にあるからです。また、物語の真相に強く食い込む形で、艶ロマンスが関係してくるのもポイントです。 恋に落ち、お互いを想い合えば、自然と訪れる二人の秘めやかな時間――そんな尊い愛の一幕もあれば、理性と本能が嚙み合わないまま……という、なんとも人間らしい矛盾を孕んだ一幕もあります。言葉にする事だけが、想いを伝える方法ではないと思いますので、白でも黒でもない墨色のような関係性を楽しめる大人な恋愛、ぜひご堪能いただければ嬉しいです。

  • Q. 本作と同じ《ディレクター・立松文悦氏/シナリオライター・吉村りりか氏》がタッグを組んだ作品として、『蛇香のライラ』『キューピット・パラサイト』シリーズがあります。過去作にはない見所やこだわりがありましたら教えてください!

    • ゲーム作者
    • 真面目に作りました!(笑)決して過去作が不真面目だったという訳ではないのですが、本作と比べるとエンタメ感といいますか……ノリの良さみたなのが強かった気がします。具体例を挙げるならば、オリジナル用語の量ですね。例えば『キューピット・パラサイト』の舞台・ロサンヨークは、もちろん架空のオリジナル用語ですが、現代舞台なのも相まって、そこまで多くの用語は作っていませんでした。ですが本作では、【辞書】機能も搭載しているほど、用語をたくさん考えた気がします。村の名前から、儀式の名前……馬の種類など、多種多様です。

      ハイファンタジーとして世界観を構築するためには必要な事だと思いますので、振り返ってみると「真面目に作ったな〜」という感覚でした!(笑) 細かい一つ一つを積み重ね、キャラクターたちのリアルな暮らしを形作っていますので、死角はないと自負しています! 心ゆくまで本作の世界に浸っていただけると思います!

  • Q. Joshin webショップの読者にメッセージをお願いします!

    • ゲーム作者
    • 《2024年2月29日》――四年に一度しか訪れない閏年の日に、皆様の元に本作をお届けできること、「天命と言わずして何と言う!」と鼓舞し合いながら、開発期間を駆け抜けました。 秘境・マツリカ村から始まる古の調べは、彼らの使命・宿命を巻き込んで命の輝きを色濃く映し出します。天命に定められた結末を享受するも、抗うも、皆様次第です。禍福の渦に、足を踏み入れてみていただければ嬉しいです! 『マツリカの炯-kEi- 天命胤異伝』。どうぞ、よろしくお願いいたします!

『マツリカの炯-kEi- 天命胤異伝』
公式サイトはこちら

©IDEA FACTORY

※掲載されている画面写真は開発中のものです。

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