2021.01.14
Joshin 試用レポート
筋肉の質をチェック!最先端技術で測る TANITA innerScan DUAL
タニタ 体組成計 TANITA インナースキャンデュアル RD-804L-BK
今の自分の体脂肪率や筋肉量は、いかがなものか?せっかくなら正確なデータを知りたい。
タニタのインナースキャンデュアルは「TANITA 4C Technology」という独自の技術を使った4C法で体組成を計測する、正確性を高めた体組成計です。
部位別で筋肉を計測できる機能も備わり"筋肉の質"も詳しく分かるようになりました。
外出がしにくくなった今、筋力の低下といった健康2次被害が社会問題となり、体重・体組成の計測への意識が高まっています。
自身の健康のためにも、身体のデータを知ると楽しいですよ! ライター:あんまん
筋肉の質をチェックできるタニタ 体組成計「インナースキャンデュアル」
セット内容:本体、お試し用電池(単3形乾電池(LR6)×4本)、取扱説明書
サイズ(約):幅32×奥行34.8×高さ5.7cm
質量(約) :2.8kg(電池含む)
独自の技術を使った4C法で、体重をはじめ、体脂肪率や筋肉の量を計る「タニタ 体組成計 インナースキャンデュアル RD-804L」。
腕や脚など左右部位別で筋肉の質の点数を計測できる、高性能な体組成計です。
4C法とは?
測定基準として使われる4C法は、2020年現在では最も高精度で体組成を分析できる、最先端の分析手法です。
専門家から精度が高いと信頼されている測定法で、
4C:4つのCompartment(区画)=「脂肪」「ミネラル」「タンパク質」「水分」
から分析します。
そこでタニタが培った技術を合わせた「TANITA 4C Technology」で、個人の体格差の影響を少なくし、より正確性を高めました。
2つの周波数で筋肉の質が分かる!
身体の中は周波数で計測するのですが、タニタの体組成計はデュアル周波数で計測。
医療分野や研究施設でも使われる技術を取り入れ、2つの周波数で体組成を計ることで、筋肉の質を評価する「筋質点数」が分かります。
加齢や運動習慣以外に、トレーニングによる筋肉の炎症や疲労などの身体のコンディションも反映するので、日常のトレーニングはもちろん、からだづくりや健康管理にも役立てられます。
力を出すには「筋肉量」と「筋質」が関係しているので、筋肉の質も高めることが大切なのです。
データはスマートフォンのアプリ「ヘルスプラネット」と連携することにより、手元でいつでも情報が見られるので、日々どういった結果なのかも確認することができますよ。
シルバーでメタリックな体組成計は、すみっこに置いていても勇ましい姿。
グリップをにゅんと伸ばして両手で握ることにより、全身と5つの部位(左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部)の筋肉量と体脂肪率、筋質点数を計測します。
本体に登録できる人数は4人までで、IDによって中央のライトや画面のカラーが変化します。
身体のために家族みんなで毎日計測して、筋質点数を競い合うのも楽しそうです!
スマホアプリを使って計測開始
さっそく計測!今回は、スマホアプリから設定をしてみました。
アプリだと情報の蓄積ができ、服を脱げない状況でも任意の重量を引くことができます。
本体だけで測るなら、使いはじめは時刻や日付などの設定を行ってください。
まずはスマホアプリ「ヘルスプラネット」をインストールし、会員登録をして説明通りに必要項目を入力していきましょう。
BluetoothをONにして、本体の「〇」ボタンを押して、スマホとペアリング。
着衣の重さや、運動習慣など必要な項目を入れていきます。
ニックネームは、英数字でいれましょう。入力が終わると、準備は完了!
いざ、計測!
素足で乗って、グリップを両手でつかみ、腕は真っすぐにしながら見えやすい位置まで降ろします。
体重から順番に計測され、左右別に腕や足の筋肉量、最後は脈拍も計るので、そのままじーっと待機。
結果が出た!
判定表
判定色 | 緑 | 黄色 | 赤 |
---|---|---|---|
筋肉量判定 部位筋肉量判定 |
標準・多い | - | 少ない |
筋質点数判定 部位筋質点数判定 |
標準・高い | - | 低い |
体脂肪率判定 | -標準・+標準 | 軽肥満・やせ | 肥満 |
部位脂肪率判定 | 標準・少ない | - | 多い |
内臓脂肪レベル判定 | 標準 | やや過剰 | 過剰 |
基礎代謝量判定 | 標準・多い | やや少ない | 少ない |
推定骨量判定 | 標準・多い | やや少ない | 少ない |
BMI判定 | 普通体重 | 肥満(1度)・低体重 | 肥満(2度)以上 |
気になる結果は…!ああ〜筋肉量が真っ赤っか!!!でも、筋質点数はいいかんじ!
緑は標準や多い、黄色は少し規定より少ないか多いか、赤は過剰や少ないなど、バックライトがチカチカと点滅するので、ひと目でどの状態なのかが分かります。
計測結果の順番
1.体重 → 2.筋肉量 → 3.筋質点数 → 4.MBA判定 → 5.脈拍 → 6.体脂肪率 → 7.内臓脂肪レべル → 8.体内年齢 → 9.基礎代謝量 → 10.推定骨量 → 11.体水分量 → 12.BMI
水分量は既定の範囲内ですが、冬になって水をあまり摂らないので少なめですね…。
しかも、骨量もやや少ないだと?!もっと小魚と乳製品を食べて、カルシウムを摂らねば!!!
前回の計測からの比較は→の上下で表示されるので、身体の変化はパッと見るだけで分かりますよ。
MBA(MY BODY ANAKYZER)判定は、1000人を超えるアスリートデータと筋肉の質や付き方のバランスを比較して、どれくらいアスリートの筋肉と近いかを4つのタイプ別(ビギナー・アマチュア・セミアスリート・アスリート)で判定したものです。
あんまんは「アマチュア」なので"日常生活に運動を取り入れていたり、今の体型を維持しようとしている人"と出ました。
おおお!ちゃんと反映されています!ちゃんと結果が付いてきているようで、嬉しい!
部位別のデータも見てみよう
部位別の筋肉量や筋質点数、体脂肪率は、〇ボタンを押すと見れます。
真っ赤だった筋肉量ですが、部位別でみると、右腕以外が少ないことが分かりました。
「ここの部位はいい感じに筋肉量が増えてきているな…」とか、「ここは少ないからメニューを増やそう!」など細かく目標設定できる判断材料になるので、今後の筋トレに役立ちますね。
筋質点数は、腕と脚の左右のみ判定します。
部位別で見ても、筋質点数と体脂肪率は標準なので、この状態を維持できればいいのですが、もうちょっと体脂肪率を落としたいところ…と反省。やはり筋トレをせねば。
余談ですが、私はほぼ毎日1時間のウォーキングを行っているおかげか、筋肉量や筋質点数も腕より脚のほうがスコアが高く出ました。
何気に行っていることでも、数値として反映されているのを見ると、やっててよかった!と実感がわきますね。
アプリで結果や振り返りができる
アプリでも同じように結果が見れますが、日本語表記なので分かりやすい!
グラフでも反映されるので視覚的にわかり、データを見るだけで自然と健康へ意識が向きますね。
ふむふむ。筋肉の質のためにはバナナやフルーツを取るといいのか…。
アプリでは歩数や血圧も入力できるので、一緒に記録しておくと、より身体の移り変わりが理解できそうですね。
まとめ
運動をはじめると身体のことをもっと知りたくなり、今回「タニタ インナースキャンデュアル RD-804L-BK」を試してみましたが、改めて身体のことを知ることができてよかったと実感しました。
自分でも感じてはいましたが、やはり筋肉量が少なく、水分量も少ない。
ぼんやりとしていた感覚が、数値としてハッキリすることで、さらに健康的な身体をつくろうという意識が芽生えましたよ。
最新の計測技術である「TANITA 4C Technology」のおかげで正確なデータが分かり、自分の身体を正しく知れるきっかけになりました。
人生100年時代と言われているこの世界で元気に生きるためにも、健康な身体をいつまでも大切にしたいものです。
ほかのスタッフも数名試してみましたが、現実に目を背けたいスタッフや、基礎代謝がバリバリ高くて喜んでいたスタッフなど、反応は様々。
しかし自身を知ることで自然と健康意識が高まり、いい身体を作る第1歩にも役立ちます。
タニタのインナースキャンデュアルは、アスリートはもちろんのこと、日々運動をしている方や、外出が少なくなって、筋力が衰えていきたかも…と心配される方に、ぜひお使いいただきたいです。
自身を知り、少しずつでも身体を強くするきっかけになっていただければと思います。2021.01.14 (あんまん)