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戦車・艦船プラモデルのおすすめ&選び方

戦車・艦船プラモデルのおすすめ&選び方【2024最新版】

2024.1.12[更新]

スケールモデルの中でも根強い人気のジャンルが、戦車・艦船などのミリタリーモデルです。スケールモデルの中でも、パーツの多さや細かさなどから難しいイメージがありますが、まさにその精巧なキットをじっくり作りこむことに魅力があります。今回は、これからミリタリーモデルの制作を始める方向けに、戦車・艦船プラモデルの選び方やメーカーごとの特長、おすすめのキット、そろえておきたい道具などを紹介していきます。ステイホームによるおうち時間を充実させる趣味としても、スケールモデル作りは人気です。是非あなたも始めてみませんか?

作りこむほどリアルな世界観が味わえるミリタリーモデル

スポーツカーやクラシックカーなどのカーモデルも楽しいものですが、時間をかけて精緻なパーツを組み立てたり、塗装を施す楽しみを味わったりするなら「ミリタリーモデル」がおすすめです。ミリタリーモデルとは、主に第二次世界大戦以降の軍用機や軍艦、戦車やAFV(装甲戦闘車量)などの軍用車両や、火砲や小火器などの兵器、兵士などの模型です。作りこむほどにリアルな世界観を深めることができ、種類や数を増やしてジオラマを作るのも楽しいものです。特にパーツが細かく数が膨大な艦船モデルは、完成したときの達成感の大きさはひとしおです。ディスプレイしても迫力があるため、ハマってしまう人が多いジャンルです。

作りこむほどリアルな世界観が味わえるミリタリーモデル

プラモデル選びの基本

まずはプラモデル選びの基本から見ていきましょう。プラモデルは、制作の難易度が低いものから高いものまでさまざまです。
また、パーツの数が多く大きいものほど難易度が高く、制作時間がかかる傾向にあります。初心者の場合は、難易度が低く短時間で完成するものから手慣らしをしていきましょう。漫画やアニメ、映画に関連したプラモデルもありますから、好きな作品がある場合はそこから始めてみるのも良いですね。

難易度の見分け方は、@パーツ数が少ないものほど簡単 Aパーツが大きい方が組立てをしやすい、というのが目安になります。 特にミリタリーモデルの場合は、戦車であれば1/35スケールが主要なスケールとなっており、ラインナップも豊富です。 一回り小さい1/48スケールや、さらに小さい1/72スケールも、完成後の作品を省スペースで飾れるため人気です。 反面、スケールが小さくなるほどパーツも細かくなるため、組み立てが難しい場合がもあります。 そのため、最初は1/35スケールのキットを選ぶのが良いでしょう。 慣れてきたら内部再現されたフルインテリアキットも作りごたえがあっておすすめです。

ミリタリーモデルは塗装前提のプラモデルがほとんどですので、初心者は、まず組み立てることを目標に完成させると良いでしょう。 組み立てに慣れたら、塗装にもぜひ挑戦してみてください。

プラモデル選びの基本

戦車プラモデルの選び方

戦車プラモデルの選び方

戦車のプラモデルを選ぶ際は、以下のことをチェックしましょう。

スケールサイズ

1/72スケール 手のひらサイズで楽しめるので、コレクションにもおすすめ。
1/48スケール 同スケールの航空機も多種発売されている。陸・空と揃えたい人にもおすすめ。
1/35スケール 国際標準サイズのため、種類豊富に販売されている。1/48・1/72と比較しても精密なモデルが多い。
1/16スケール 迫力ある大型サイズ。制作時の作業スペースと完成後の置き場所を確保できるか確認しておくこと。

付属品

車体にセットできる半身像などの付属品が使えると、よりリアルな世界観を作ることができます。

情景用フィギュア

情景用のフィギュアをメインのモデルといっしょに並べるだけでも、よりリアルな世界観を作ることができます。 フィギュアだけの商品も多種あるので、付属していない場合は別途揃えておきましょう。

メーカー

国内メーカー・海外メーカー

海外メーカーの輸入プラモデルは、キットによってはパーツの離型剤洗浄や、 多少の歪み修正・パーツ同士の合わせ作業も必要となる場合もあるため、 初心者には国内メーカーのキットがおすすめです。
また、国内メーカーでも難易度の高いキットもあるため、タミヤ、アオシマといった、 組み立てやすさに定評のあるメーカーから選ぶのが良いでしょう。

発売時期

初回の発売時期が数十年前などの古いものは、プラモデルを生産する際に使用している、金型の老朽などにより発生するパーツに付着している不要なバリの処理や、パーティングライン処理などに手間取ることも少なくありません。 組立のしやすさを求めるのであれば、発売時期の新しい新金型のキットから選ぶのもおすすめです。

国内メーカー
タミヤ 世界の戦車を種類豊富に取り扱う。再現度の高さ、組み立てやすさに定評があり、詳しい説明図があって初心者にもおすすめ。
ファインモールド 大戦中の1/35スケール 日本軍戦車が豊富。モデルはメーカー名の通り、精密なモールドで再現。
アオシマ 1/72スケールの戦車や、陸上自衛隊のトラックなどがラインナップ。
ハセガワ 1/72スケールの戦車や、大戦中のハーフトラックなど種類豊富。
フジミ 陸上自衛隊など日本の戦車が充実。
プラッツ 人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の戦車キットも手掛けるプラモデルメーカー。香港のメーカー「ドラゴンモデル」の輸入代理業務も行っている。
海外メーカー
タコム 1/35スケールのミリタリーを多種発売。最新キットのクオリティも評判。
ミニアート フルインテリアキットが豊富。鳩のフィギュアなど面白い情景モデルにも注目。
ドラゴンモデル 発売しているモデルの種類はダントツで多く、探しているものも見つかるかも。
AFVクラブ 精密なモールドに定評があり、ディテールアップパーツの可動式履帯も豊富に発売。
ライフィールドモデル 1/35スケールミリタリーをメインに、モデラーに刺さるラインナップが魅力。

ラジコン・モーターライズの有無

完成したモデルを動かして楽しみたい場合は、ラジコン機能や モーターライズが搭載されたものがおすすめ。 BB弾が発射できたり、砲塔を回転させたりできるものもあります。

艦船プラモデルの選び方

艦船プラモデルの選び方

艦船プラモデルを選ぶ際は、以下のことをチェックしましょう。

艦船モデルのタイプ

洋上モデル 喫水線から上の海上に浮かぶ部分だけを再現。完成品は平置きでき、種類が豊富。タミヤ、アオシマ、ハセガワ3社による共同企画で「ウォーターラインシリーズ」を展開、フジミでは「シーウェイモデルシリーズ」。初心者にもおすすめ。
フルハルモデル 船体の底部分まで再現。洋上モデルより迫力があり、再現度は高いが難易度も高い。
艦船モデルのタイプ

スケールサイズ

1/700スケール 種類豊富に販売されている艦船プラモデルの標準的なサイズ。洋上モデルがメイン。コレクションとして何隻もディスプレイしたい場合はこのサイズがおすすめ。
1/350スケール 1/700の次に種類が多いサイズで、フルハルモデルも多いサイズ。難易度の高いものが多い。
スケールサイズ

船の種類

駆逐艦、軽巡洋艦、潜水艇など比較的小さな船体で搭載されている武装が少ないモデルほど初心者におすすめです。空母や戦艦、重巡洋艦など大型モデルは難易度が高くなります。

船の種類

メーカー

ウォーターラインシリーズ タミヤ、ハセガワ、アオシマの3社合同企画による1/700スケールの艦船シリーズ。初心者にもおすすめ。
タミヤ 『ウォーターラインシリーズ』の他にも1/350スケールの艦船シリーズを展開。説明図がわかりやすく初心者におすすめ。
ハセガワ 『ウォーターラインシリーズ』の他にも1/350、1/450の艦船シリーズを展開。
アオシマ 『ウォーターラインシリーズ』の他にも1/700フルハルモデルを展開。
ピットロード 海外の艦船の種類も豊富で、マイナーなモデルも多く扱う。
フジミ 接着剤不要のスナップフィット式設計で初心者におすすめの1/700スケール『艦NEXTシリーズ』や、精緻な再現力の1/500、1/350スケールの艦船プラモデルを多数展開。
ヤマシタホビー 1/700スケールの駆逐艦をメインに展開。モデルの精密さが評判。

担当者厳選!戦車のおすすめプラモデル

戦車のおすすめプラモデルを紹介していきます。

初心者におすすめの戦車プラモデル

初心者は、アニメとのコラボ商品だと取り掛かりやすいかもしれません。また、わかりやすい説明図があり再現性の高いタミヤの1/35〜1/48スケールモデルもおすすめです。

ラジコン機能・モーターライズが搭載されたおすすめ戦車モデル

作った後も動かして楽しむことができるのが、ラジコン・モーターライズ機能付きモデルの魅力です。

大迫力!中級者以上のおすすめ戦車プラモデル

担当者が選ぶ製作の手応えと迫力のあるプラモデル。内部再現されたフルインテリアキットもおすすめです。製作用のプラモデル工具もあわせてチェック。

担当者厳選!艦船のおすすめプラモデル

艦船のおすすめプラモデルを紹介していきます。

初心者におすすめの艦船プラモデル

初心者には、フジミの『艦NEXTシリーズ』やピットロードの塗装済みのプラモデルがおすすめです。また1/700スケールの軽巡洋艦、駆逐艦などの洋上モデルもおすすめです。

洋上モデルのおすすめ艦船プラモデル

洋上モデルの人気はタミヤ、アオシマ、ハセガワ3社合同企画のウォーターラインシリーズです。洋上モデルは、何隻も並べてディスプレイしたい方に特におすすめです。

フルハルモデルのおすすめ艦船プラモデル

船底やスクリューまで再現できるのがフルハルモデルの魅力です。とことん作りこみたい人にはフルハルモデルがおすすめです。

最低限必要な工具をそろえよう

これからプラモデル作りを始めようという初心者は、まずはニッパーとヤスリ、ピンセットをそろえてから製作に入りましょう。ニッパーはパーツを切り離す際に使います。プラモデル専用のものだときれいに切ることができるので、是非用意したいところです。切り出したパーツの切り口は、ヤスリできれいに整えます。ミリタリーモデルのパーツは細かいものが多いため、スティックタイプのヤスリが使いやすいでしょう。細かいパーツは、ピンセットを使うと便利です。シールやデカールを貼るときに活躍します。また、作業机を広くカバーできるカッティングマットがあるとより便利でしょう。

最低限必要な工具をそろえよう

塗装にチャレンジ

塗装にチャレンジするなら、筆と塗料、うすめ液があれば始められる筆塗りから始めましょう。こまごまとそろえるのが面倒な場合は、便利なセットがおすすめです。まずは最低限の道具から始めて、プラモデル製作に慣れてきたら、キットの難易度を上げながら必要な道具を少しずつそろえていくと良いでしょう。

まとめ

戦車や艦船などのミリタリーモデルについて紹介してきました。ミリタリーモデルの魅力は、じっくり作りこむほどに迫力あるリアルな世界観を作り出すことができる点です。これからミリタリーモデルの制作にトライしようと考えている方も、目指すのはより精巧なモデル作りでしょう。この記事では初心者向けのおすすめモデルから紹介しました。少しずつ腕を上げながら難しいモデルに挑んでいきましょう。