Joshin 試用レポート
クリーンベース搭載でゴミ捨てが楽になったルンバi7+は、マッピング機能やブラーバとの連携ができて、利便性が向上!
iRobot ロボット掃除機 Roomba i7+ I755060
お部屋を行き来してゴミを吸いとる、便利なお掃除ロボットでおなじみの「ルンバ」。
今回試用する「ルンバi7+」は、充電ドックに紙パック式のクリーンベースが搭載!
ルンバが集めたゴミを自動で紙パック内に送ることにより、ゴミ捨ての手間を減らしました。
他にもお部屋の間取りを記憶する「Imprint® スマートマッピング」や、ブラーバ ジェット m6との連携も可能になり、利便性が向上したルンバi7+に、事務所の床掃除をしてもらいましたよ!ライター:あんまん
部屋を賢く記憶&自動ゴミ捨てを行う「Roomba i7+」
本体寸法(約):最大幅351×高さ92mm
質量 :約4.0kg(バッテリー含む)
いつかお家に1台欲しい…。と、憧れるお掃除ロボット「ルンバ」。
今回試用するルンバi7+は、複数のお部屋を行き来し、広範囲の清掃が可能です。
また、ルンバさんのかしこい機能「Imprint® スマートマッピング」で間取りを覚えることで、効率的に巡回してお掃除します。
さらに「ブラーバ ジェット m6」との連携プレイも可能になったので、吸引→床拭きでお部屋をキレイにできるんですよ!
Amazon AlexaやGoogleアシスタントに対応したAIスピーカーを使って声で操作できたりと、より便利になりました。
そんな丸くてかわいい&賢さを兼ねそろえたルンバさんは、約4.0kgと意外と重め!
サイズは最大幅351×高さ92mmと、幅は大きく感じますが、ソファ下にスッと入っていく高さです。
上部には、お掃除をスタートする「CLEAN/電源ボタン」、直径約1メートルの範囲を中心から外方向にグルグル回って清掃する「Spotボタン」、ホームベースに戻す「HOMEボタン」の3つのボタンがあります。
中央にはルンバさんの目となるカメラが配置されています。
ここからお部屋を見て、間取りやテーブルや椅子の位置などの生活環境を記憶します。
裏面には車輪や段差センサー、クリーンベース用の吸引口があります。
中央にはゴム製のデュアルアクションブラシが2本があり、深緑のブラシがゴミを浮き上がらせ、黄緑のブラシが逆回転することで、しっかりゴミをキャッチします。
左上のプロペラのようなエッジクリーニングブラシは、壁ぎわや隅っこの取りにくいゴミをかきあつめる役目を担っています。
ルンバi7シリーズのAeroForce®3段階クリーニングシステムは、従来のルンバ600シリーズより吸引力が10倍アップした「パワーリフト吸引」。
大きなゴミや微細なハウスダストまでキャッチし、強力な吸引力で、お部屋をキレイにしてくれるんですよ。
ダスト容器
ゴミ箱マークがついたスイッチを押すと、パカッとダスト容器が出てきました!
ダスト容器は水洗いOKですが、フィルターは水洗いできないので、取り外してからお手入れをしましょう。
クリーンベース(自動ゴミ収集機)
i7と最大の違いは…ホームベースにクリーンベースが搭載されたこと!
ルンバが集めたゴミを自動でダスト容器→クリーンべースに送ることで、ゴミ捨ての手間を減らしてくれるんですよ。
クリーンベースの中には密封型紙パックがセットされており、ダスト容器約30杯分ものゴミが入るので、ひんぱんにゴミ捨てしなくてOK。
かんたんに取り外し、手を汚さずにそのままポイっと捨てられる手軽さがいいですね。
大きさは幅310×高さ490×奥行き390mmと存在感がありますが、高さはひざくらいです。
ホームベースに櫓(やぐら)が付いた!って感じでしょうか。
ルンバは電池がなくなりそうになると、自動でホームベースに戻って充電します。
運転時間が最大75分、充電時間は約3時間ほどで完了です。
広めのお家だと何回か充電することになりそうですが、自分でホームベースに戻ってくれるので、ほっとけばOKで快適です。
お部屋をお掃除!
さあ、糸くずや重曹などをばらまいた床を、お掃除してもらいましょうか!
CLEANボタンを押すとかわいいBGMが流れて、ルンバさんが発進しました!
スイーっと前進し、壁や椅子にぶつかると方向転換して床のゴミを吸ってます。
壁際や側面のゴミは、エッジクリーニングブラシで中央に寄せ集めて吸ってますね。
カーペットも難なく乗り越えましたし、たまに吸いこぼしがありましたが、ゴミの大きさを問わず、全体的にしっかりと吸ってくれました。
吸引音は「シュィィィィィン」っと低めの音で、耳障りじゃないです!
感じ方は人それぞれですが、その場にいてもうるさい!と思うことなく、ストレスを感じませんでした。
デュアルバーチャルウォールでルンバの進入を制限!
-
付属のデュアルバーチャルウォールを使うと、一定の範囲に見えない壁を作って、ルンバの進入を防ぎます。
モードは2種類あり、・バーチャルウォールモード…最大3メートルの壁を作って、進入禁止エリアを設定
・ヘイローモード…半径60センチメートルの円形に進入禁止エリアを設定から選べるので、お部屋の環境に合わせて使えますよ。
設置してみるとルンバの進入を阻み、方向転換して引き返しましたね。
「あれ?通れない…?」と、オロオロしているルンバが愛らしいです。
こぼしたくないペットの餌の近くに置くと、よさそうですね!
ゴミをクリーンベースに排出する「自動ゴミ捨て」
お掃除が終わったら、自分でクリーンベースに戻っていきました。
元の位置につくと「ブィィィィィイイイイーーン」っと大きな音を立てて、クリーンベースにゴミが送り出されましたよ!
掃除中の吸引音は静かでしたが、自動ゴミ捨ての時はなかなか大きな音ですね…。
紙パックの中身を見てみると、吸い取ったゴミが入っていました!
毎回ダスト容器のゴミを捨てなくていいので、手間が少なくなってらくちんです。
ダスト容器の汚れが気になる場合は水洗いOKなので、清潔に保てますよ。
スマホアプリ「iRobot HOME」とつなげよう
スマホアプリにつなげよう!
スマホアプリ「iRobot HOME」と連携すると、お掃除のスケジュールの予約や、お部屋の形状を記憶する「マッピング機能」が使えるようになるので、早速使ってみましょう。
アプリをインストールして設定に進みます。
ルンバに名前を付けたり、Wi-Fiの設定やアップデートを流れに沿って設定していくと、かんたんに連携できました!
アプリ機能を使おう
アプリでもルンバにお掃除をスタートさせることができたり、お掃除のスケジュール管理や、清掃モードの選択なども行えます。
履歴では清掃時間やお掃除の範囲も表示されるので、ちゃんと掃除されていたかが分かって安心ですね。
「Imprint® スマートマッピング」でお部屋を記憶
「Imprint® スマートマッピング」は、効率よく巡回できるように、お部屋の間取りを覚える機能です。
1室だけでもOKですが、お家全体の間取りを覚えると、どの部屋を掃除するのかも選べるようになるので、各部屋を時間帯で分けてお掃除させることも可能です。
トレーニング清掃を選ぶと、実際に掃除しながらお部屋を学習するんですよ。
部屋を区切ったり、名前をつけよう
マッピング完了です!おお、ほぼこんな感じの部屋です。
1回の走行で完全に覚えるのではなく、何回かにわたって学習していくみたいですね。
マッピングした部屋は、境界線を引いて部屋を区切り、各スペースに名前を付けることができます。
家全体をマッピングして部屋ごとに区切り、リビングや子供部屋に名前を付けると、朝にリビング、お昼に子供部屋など、時間帯によってスケジュールに組み込むお掃除だってできちゃいます。
デュアルバーチャルウォールのように、掃除させたくない場所を指定できる進入禁止エリアもアプリ上で設定できます。
四角形のエリアを作ることで、ルンバが入らないようにするんですよ。
デュアルバーチャルウォールが足りない時など、環境によって使いわけができるのがいいですね。
Braava jet m6との連携で、拭き掃除もお任せ!
ルンバi7+は、床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携ができるんですよ!
ルンバのお掃除が終わると、ブラーバが発進して拭き掃除を行うという順番になっており、吸引→拭き掃除の流れでお部屋をキレイにします。
帰宅したら床がキレイになってるなんて…早くお家に帰りたい!と、ワクワクしてきますね!
まとめ
クリーンベースを搭載したルンバi7+は、自動でゴミをクリーンベースに送る「自動ゴミ捨て」により、ゴミ捨ての手間を減らした、画期的なロボット掃除機でした。
ゴミをまき散らした床もほとんどキレイになり、重曹から猫砂まで大小問わずにキャッチしたので、普段の生活のゴミならルンバにお任せでOK。
音に関しては、お掃除中は耳障りではないのですが、自動ゴミ捨てのときは大きな音なので、時間帯に気を付けていただければと思います。
アプリを使うと、スケジュールの管理や、「Imprint® スマートマッピング」で間取りを覚えて、より効率的にお掃除を進めることができます。
今回は試せませんでしたが、AIスピーカーを使うことにより声での操作も可能で、より快適なライフスタイルに近づきます。
そして「ブラーバ ジェット m6」と連携が可能なったおかげで、吸引から床拭きまで自動で清掃できるようになりました!
外出時にスケジュールに組み込んでおけば、帰ったときにはピカピカの床になっていて、毎日家に帰るのが嬉しくなりそうですね。
ゴミ捨ての手間を減らし、より快適さがアップしたルンバi7+を、ぜひお家に迎え入れてみてくださいね。 2020.04.18 (あんまん)