あたため・解凍・焼く・揚げる・蒸し焼き・トーストまでマルチに活躍する、ビストロのスチームオーブンレンジ。
火を使わずに高火力で本格的なグリル料理が作れたりと、料理が好きな方だけでなく苦手な方にも使いやすいです。
オーブンレンジは、左右と高さのスペースを確保しないといけない等、設置場所に頭を悩ませる事もあります。
NE-UBS10A(以下：UBS10A)とNE-BS8A(以下：BS8A)は、30Lクラスで業界最小^※設置スペースを実現！左右ピッタリOK！うしろもピッタリOKです！
※ 2022年4月8日現在、家庭用卓上オーブンレンジ30Lクラスでの「設置高さ」
「設置高さ」とは：本体高さと離隔距離(消防庁告示第1号に基づく)による
多くのオーブンでは本体と天井まで10cmほど高さの確保が必要ですが、UBS10AとBS8Aは8cm以上あければOK！
家族4人分の量が作れる大容量の30Lでも、高さ45cmのスペースがあれば設置できます。

UBS10Aは、高精細・64眼スピードセンサーを搭載し、スマホとも連携できるIOT対応の高性能モデルです。
食品全体の温度を瞬時にチェックし、食材の種類や分量を見極めて自動で加熱調整するので、冷凍でも常温の食材でもムラなく温められます。
オーブン・グリル・トースター・スチーム機能をはじめ、マルチに活躍しますよ。

UBS10Aは、麺やごはんメニューが1度に4人分まで作れる「蒸し焼きメニュー」を搭載。
下火の加熱コントロールがより上手くなり、焼きうどんの調理や冷凍ぎょうざの加熱もできるようになりました！
他にもUBS10Aには「ワンボウルメニュー」も搭載しています。
下準備した材料を耐熱ガラス製ボウルにいれて、後はビストロオーブンで加熱するだけと超カンタン！
そのワンボウルメニューに「エスニック料理」が追加され、モロッコ料理やトルコ料理など食べる機会の少ない異国の料理もあり、とても興味深い。

本体は凹凸が少なくスッキリとしていて、ホワイトは爽やかな印象です。
基本的な操作はタッチパネルで行います。

4人分の量が作れる30Lなので、庫内は広々としています。
本体下部には、食品カスや水滴、スチームの水などを受け取るクリーントレーと、スチームを使う時に水を入れる給水タンクがあります。

給水タンクにはパッキンがついているので、移動時に少し傾いてしまってもこぼれる心配はありません。
スチームとヒーターで食器を除菌できるコースも新しく追加され、乳幼児のいるご家庭にもありがたいです。

ヒートグリル皿は、下からマイクロ波を吸収してフライパンのようにアツアツに加熱。
上からは高火力ヒーターの加熱によって、予熱なし・裏返さなくても両面をこんがり焼きあげます。
熱風でじっくりと焼きあげたいパンやケーキ、大きなお肉は、角皿が適しています。

操作画面を変更できる

操作画面はイラスト付きで分かりやすく、視認性GOOD！
本体の色に合わせたホワイトやブラックでも充分見やすいのですが、設定よりカラー画面にも変更できます。
カラーはイラストも立体的で見やすくてかわいい！
部屋の雰囲気や見やすさに合わせて、操作画面を選んでくださいね。

BS8Aは、ワンボウルメニューや温度の異なる2品の同時あたため機能などは搭載していませんが、オーブン・グリル・トースター・スチーム機能を搭載しており、充分ビストロの良さを発揮します。

材料を並べて両面グリルで焼きあげるだけと、カンタンに料理が完成する「かんたんグリルメニュー」を新搭載！
他にもスチーム機能で茶碗蒸しを作ったり、パンが2段で一気に焼きあげられたりと、幅広い調理ができます。

操作はダイヤルにて行います。
メニューの選択はダイヤルを回すだけとカンタンですが、数字が大きいメニューはダイヤルを数回回す必要があるので、個人的にはタッチパネルの方がラクだと感じます。

BS8Aもヒートグリル皿を採用し、予熱なしで両面こんがり焼きあげることができます。
本体の下部にクリーントレーと給水タンクがあります。

【UBS10A・BS8A】ヒートグリル皿で食パンは裏表焼ける？

UBS10A

ヒートグリル皿を使って、本当に裏返さずに両面が焼けるのか検証です。
食パンを横にして4枚並べます。

トースト/パン→トースト/4枚を選択してスタートボタンで加熱開始！
約6分半ほどで焼き上がりました！
表面はこんがり…裏面はグリル皿の網目が4枚ともまんべんなく付いています。
外はサクッと中はモチッと、水分が逃げず美味しく焼き上がっています。

BS8A

BS8Aは、ダイヤルで11番のトーストに合わせ、4枚を選択してスタート！
約7分程度で焼き上がりました。
表面はこんがりとキレイな焦げ目がついていますが、裏面は焦げ目が薄い所もありました※。
※ 個体によっても出来栄えは変わります
追加で加熱することもできますので、焼き目をつけたい部分を上面にしてお好みの焼き加減に調整してくださいね。

【UBS10A・BS8A】ひき肉をスチームで全解凍する

お次はひき肉の解凍を行います。
冷凍庫から取り出したカチコチのひき肉を庫内の中央に置きます。
スチームを使って解凍を行うので、給水タンクを満水にします。
UBS10Aは、解凍/ゆで野菜→スチーム全解凍を選択。
BS8Aは、7番のスチーム全解凍にダイヤルを合わせてスタート！

UBS10Aは約3分30秒、BS8Aは約4分22秒ほどで解凍が完了しました。
どちらも全体が生のようなピンク色の状態になり、ドリップの流出もありません。
手でほぐすとパラパラとほぐれて、とても上手に解凍できています。
BS8Aは少し肉同士がくっついている箇所もありますが、それでもこれだけほぐれがいいと料理もしやすいと思います。

【UBS10A】ワンボウルメニューで野菜キーマカレーを作る

UBS10Aに搭載している「ワンボウルメニュー」で調理をしよう。
解凍したひき肉を使って、新メニューの「野菜キーマカレー(インド風)」を作りましょう。
直径約25cmの耐熱ガラス製ボウルに肉を入れて、ほぐして薄力粉をまぶします。
後は、玉ねぎ・かぼちゃ・小松菜の順に入れて調味料を回しかけるだけ。
ボウルにふんわりラップをし、[番号で選ぶ]より39番の野菜キーマカレーを選択してスタート♪

約15分で加熱が完了！4人分の量のカレーがもう完成…？と衝撃が走ります。
庫内から取り出したら、ソースが絡むように底から数回かき混ぜます。

見た目も彩り豊かでとっても美味しそうに出来上がりました！
トマトの酸味がきいた、サッパリと食べられるカレーです。
ひき肉は固くならずふっくらと加熱されていて、美味しい…！
操作も番号で検索するだけなので、材料を入れたボウルを事前に用意しておけば、お子さまでもカンタンに作れそう。

ゆで卵もUBS10Aで作りました！

カレーを彩るために添えたゆで卵も、ビストロオーブンでつくりました！
オーブンでゆで卵を作るイメージはありませんでしたが、ビストロは、卵をグリル皿に並べてスチームで加熱を行えば完成します。
仕上がりは5段階から選べるので、お好みのかたさも選べますよ。

【UBS10A・BS8A】パリッとジューシーな鶏肉の塩焼きを作る

ヒートグリル皿を使って鶏の塩焼きを作りましょう。
厚みを揃えるように切り、皮目を上にしてフォークなどで穴を開けます。
肉に塩をすり込み、常温で30分置きます。(すぐに焼いてもOK！)

UBS10Aでは、材料で選ぶより鶏肉を選び、鶏の塩焼きを選択します。(番号検索だと98番)
ヒートグリル皿を上段にセットしてスタートします。

UBS10Aは約15分で焼き上がりました！
UBS10Aはうっすら均一に焼き色がついています。
カットした断面はプリップリ！キラキラした肉汁がじゅわ〜とでてきます。

焼き色は控えめですが、食べると皮はパリッパリ！
中はふっくらとジューシーで、こんなにも美味しく焼けるのかと感動します。
塩だけの味付けで手間をかけずに作れるので、これは定番メニューになりそう！

【UBS10A】蒸し焼きメニューで4人分の焼きうどんを作る

UBS10Aに搭載された蒸し焼きメニューで4人分の「焼きうどん」を作ります。
グリル皿に肉、野菜の順番に平らになるように並べて、その上に冷凍うどん（解凍の必要はありません）をのせるだけ！
こんもりのせた野菜の上にうどんがドン！と4玉並んで、今にもグリル皿から落ちてしまいそうな姿はとても斬新。
「これ本当に完成するの？」と少し不安になります。
給水タンクに満水まで水を入れて、下段にグリル皿をセットします。
番号で149を選択し、4人分を選んでスタート！

約28分で加熱が完了し、取り出したらタレをかけて混ぜると完成！
野菜はシャキッとしているし、麺はツルッツルのもっちもち！
裏返さなくても美味しい焼きうどんが完成したことに感動です。
4玉のうどんを1度に調理するとなると手が疲れますし、一般的な大きさのフライパンでは2回に分けて作る必要があったり、時間と労力もかかります。
下準備を終えたらビストロにおまかせできるのは、時間も有効活用できてとてもラクです。
手間と味を含めて、スタッフ一同大絶賛です。

【UBS10A】蒸し焼きメニューで冷凍ギョーザを加熱する

UBS10Aは、冷凍ぎょうざも美味しく焼けます。
ぎょうざの耳を上にしてグリル皿の点線の中に並べます。
給水タンクに満水まで水を入れて、グリル皿を下段にセットします。
番号で134番の冷凍ぎょうざを選択して、加熱スタート！

約20分で焼き上がり、ひっくり返すとパリッパリのぎょうざの完成です。
底面もフライパンのように焼けるグリル皿だと底面もキレイな焼き色がつき、美味しそうな羽根もついています。
グリル皿にこびりつくこともなく、スルリと取り出せました！
羽はパリパリ！中はジューシーなぎょうざで美味しい！

【UBS10A】皮はパリッと中はふっくらの塩さばを作る

冷凍状態から加熱して塩さばを作ります！
常温でも作れますが、冷凍状態からでもすぐに調理できるのが素晴らしい…。
パナソニックさんもよく作るメニューだそうで、完成した塩さばを箸でほぐしてフレークを作って、ご飯のお供にしているのだそう！(美味しそう…)
作り方は、皮目を上にしたサバをグリル皿に並べて、上段にセットするだけ。
後は、減塩する（番号104）、減塩しない（番号105）を選択して加熱スタート！

今回は、冷凍さば/減塩なしで調理し、約18分で完成！
表面はプクッーと膨らみ、美味しそうな焼き色がついている…。
油もでてきて見るからに美味しそう。
中の身もふっくらと焼けてとっても上手に焼けました！

【UBS10A】ビストロ定番メニューのクイックローストビーフ

ビストロなら簡単にご馳走メニューが作れます。
ビストロのヒートグリル皿だからできる「クイックローストビーフ」を作っていこう！
「クイックローストビーフ」は少量のお肉（今レシピは200g）を使って時短で作れ、他にも塊肉（800g）をオーブンで循環した熱風でじっくり焼く「ローストビーフ」もありますよ。

クイックローストビーフは、牛のブロック肉に塩こしょうやにんにくをすりこんで、約10分加熱するだけ！
取り出したらアルミホイルを巻いて15分〜20分蒸らします。
中の加熱加減も絶妙で柔らかいローストビーフです。
キレイに盛り付ければ食卓があっという間に華やかになります。

ビストロのスチームオーブンレンジは、あたため・解凍・本格的なグリル調理だけでなく、材料を入れて任せるだけで料理が完成するメニューなど、食事づくりの強い味方です。
ヒートグリル皿を使えば、裏返す手間なく両面を高火力で焼けるので、サバや鶏を焼いただけの料理も表面パリッ！中はふっくらジューシーなご馳走メニューに大変身。
火を使ったような、パリッとこんがり焼き色がつくのにも驚きです。

UBS10Aの麺やごはんメニューが1度に4人分まで作れる「蒸し焼きメニュー」やワンボウルメニューは特に日常的に使いたい機能です。
4人分を同時に作るとなると手間がかかるだけでなく、火を使うので付きっきりになったりと時間もかかってしまいます。
その手間と時間を大幅に省略できるのはとても便利ですし、料理に苦手意識のある方にもおすすめです。
できることが多いので、操作が難しそう…というイメージがありますが、メニューを番号で検索できたり、材料から選択できたりと操作性もGOODでした。
省スペースで設置できることで導入のハードルもグンと低くなったビストロのスチームオーブンレンジで、ビストロデビューしてみませんか。 2022.09.24 (くれあ)