2022.05.05
Joshin 試用レポート
お湯、鍋、ラップは必要なし!レトルト専用調理器アピックス レトルト亭がとっても便利!
アピックス レトルト亭 ARM-110
温めるだけですぐに食べられるレトルト食品は、忙しい時やラクをしたい時の強い味方。
でも疲れている時は鍋でお湯を沸かしたり、耐熱容器に移してラップしてレンジで温めて…という作業すら面倒なもの。
ということで、今回はお湯、鍋、ラップいらずでレトルトを温められるアピックスのレトルト専用調理器『レトルト亭』に、調理を任せてラクをしたいと思います。
ライター:みにとまる
アピックス レトルト亭 ARM-110
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アピックス『レトルト亭』は、パウチを入れてつまみを回すだけでレトルト食品を温められるレトルト専用調理器。
それなら電子レンジかお鍋でよくない?と思う方もいらっしゃると思いますが、想像してみてください。
レトルトカレーを食べたい時に電子レンジのみだと、まずルーを温めレンジから取り出し、次にご飯を温めて…と食にありつくまでにけっこう手間と時間がかかります。
レトルト亭があれば、電子レンジでご飯を温めている間にルーを温められるので、時間を有効活躍できるんです!
お湯やラップを使わないのでエコにもなるし、耐熱容器や鍋などの洗い物も減らせます。本体はツルリとしたホワイトボディにワンポイントのロゴがオシャレ!
キッチンにも溶け込みやすいシンプルなデザインです。
セット内容 | 本体、取扱説明書 |
---|---|
サイズ(約) | W255×D80×H200(mm) |
質量(約) | 1.5kg |
消費電力 | 200W |
パウチサイズ(約) | W148、D20、H150〜170まで(mm) |
パウチ容量(約) | 最小:100g、最大300g |
レトルト亭はデザインもシンプルですが、操作もシンプル!ロゴのある面のサイドにある調理つまみを回すだけです。
上部の上にはパイロットランプが配置。
投入口はポップアップトースターのような形をしていますが、パンはもちろんNGです。
レバーキャップはほとんど動かず、投入口は常時空いたままになります。
スリムなサイズで重さも1.5kgと軽いので、置き場所を選びません。
レトルト亭の対応パウチは湯煎による温めが可能な「アルミパウチ」や蒸気口のある「電子レンジ」対応パウチです。
冷凍レトルトパウチやレトルトご飯、ぜんざい、おしるこには未対応なので、食品によっては電子レンジや鍋と併用するのがベストです。
※全てのレトルト食品に対応している訳ではありません。対応パウチでも包装材質により使用できない場合があります。
実際に温めてみよう
レトルトカレーを温めてみた
まず始めに定番のレトルトカレーから調理してもらいましょう!
調理時間はパウチの内容量によって変化します。目安は以下の通りです。
調理の目安
100g~129g | 小盛以下 |
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130g~179g | 小盛 |
180g~259g | 普通 |
260g~300g | 大盛 |
1度に温められるパウチは1パックのみ。
調理方法はパウチの切り口を上にして奥までセットし、つまみを回す。本当にこれだけ!
調理中は投入口を閉めたくなりますが、レトルト亭の投入口は空いたまま使うのが正解です。
今回用意したカレーは180gなので、つまみを『普通』に合わせて、後は出来上がるのを待ちます。
時短のために、この間にご飯もレンジで温めちゃうぞ〜!
約7分40秒後、チーンという音と共に温めが終わりました!
湯煎での調理時間目安は7〜8分なので、湯煎と同じくらいの時間で出来上がることがわかりました。
湯煎の場合は沸騰してから入れてと鍋を気にする必要がありますが、レトルト亭の場合はセットした後はおまかせなので、同じ時間でも手間が少ない!
パウチが熱で膨らんでムラなく温まっている印象ですが、実際はどうでしょうか…?
では実食。
うん、美味しい!ムラもなく、ちょうどいい温度で温まっていました!
筆者はレトルトカレーを湯煎で温めることが多かったのですが、お湯を沸かすために火元から離れられないのが地味に面倒でした。
これなら『ながら調理』ができるし、ご飯もまとめて用意できてかなり時短になります!
投入口の形状のおかげなのか、パウチを取り出す時に熱くなりすぎないのもありがたいです。
パスタソースを温めてみた
お次はパスタソース。これも鉄板ですね。
140gなので今度は小盛にセットし、その間に冷凍パスタをチンしちゃいます。
約5分10秒後、調理終了!湯煎の調理時間は約3〜5分なので、こちらも湯煎とだいたい同じくらい。
美味しそうな香りが部屋中に漂い、中身がとろけてそうなのがわかります…!
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ソースはアツアツのトロトロ!
やはり温めムラもなく、湯煎でやるときと変わらない仕上がりでした。
モグモグ…このカルボナーラ、美味しいな!
レトルト食品の味の進化も嚙みしめました。
ハンバーグを温めてみた
ハンバーグは使えるパウチサイズの限度である厚み2p以内にギリギリ収まりましたが、肉じゃがはサイズオーバー。
投入口に入らない場合は無理に入れないでとのことなので、肉じゃがは今回おあずけです。
用意したハンバーグは100gなので『小盛以下』にセットします。
『小盛以下』はパイロットランプにつまみを合わせることで設定できますが、表記があった方がわかりやすいかも。
厚みがギリギリなので少し心配でしたが、破裂することもなく安心しました。
湯煎では約5分かかる商品でしたが、レトルト亭では4分10秒ほどで調理が終了しました。
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ハンバーグを2つに切ると中からチーズがトロリ…めちゃくちゃうまそうだ…。
火もしっかり通ってるし、ふっくらしていて温めムラもない。
とっても美味しかったです!ごちそうさま!
まとめ
実際に使ってみて、レトルト亭単体で完結するというよりかは、電子レンジとの併用でより生活が便利になるアイテムだなと思いました。
まとめて調理できたり、ながら調理ができるので時間を有効に使えますし、火を使わないのでお子様やお年寄りの方も安心して使えます。
1度に温められるのは1パウチのみなので、特に一人暮らしの方や、朝に家族を送り出したあと、自分の昼食は手抜きで食べたい方、1人でお留守番することが多いお子様向けの商品だなと思います。
調理時間は湯煎とほぼ変わらず、単純な温めの早さだけをとるなら電子レンジが1番早いですが、レンジの温めムラが気になったり、耐熱容器などの洗い物をできるだけ減らしたい方、調理の工程をラクにしたい方はレトルト亭の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
2022.05.05 (みにとまる)