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バドミントンをはじめよう!

何が必要?道具をそろえてバドミントンをはじめよう!【2022年最新版】

2022.10.31

バドミントンは日本人が世界ランキング1位を取るなど、小柄な日本人でも世界で活躍できるスポーツの一つです。
このページでは、はじめての方におすすめのラケットをはじめ、あると便利な小物などをご紹介します!

必ず用意しておきたい7アイテム

バドミントンを始めるうえで、必ず用意しておきたいものは「ラケット」「シャトル」「シューズ」「運動着」です。 最低限必要なものとも言えます。それでは、順番にそれぞれの違いや選ぶポイントをご紹介していきたいと思います。

  

1.ラケット

ラケットの種類

バドミントンを始めるなら、初心者でも打ちやすいラケットを用意したいところです。
ラケットは一見どれも同じに見えますが、「素材」「バランス」「重さ」「グリップ(持ち手)の太さ」など、たくさんの種類があります。
自分に合ったラケットを選んでバドミントンを楽しみましょう。
カラーやデザインが気に入ったものを選ぶと気分も上がりますよ。
また、ラケットにはストリング(ガット)が張ってあるもの、張ってないものがあります。これからはじめる方には、すぐにバドミントンができる「ストリング有り」のものをおすすめします。

ラケット

ラケットの選び方

1,000円のものから20,000円を超えるものまで、レジャー用や競技用といった目的や、個人のレベル・プレイスタイルに合わせて様々なラケットがあります。これから競技としてバドミントンをはじめる方は、5,000円以上のものを選ぶとよいでしょう。

素材

ラケットには、スチール・アルミとカーボンの2種類があります。

スチール・アルミのラケットは安価な物が多いですが、重くて扱いが難しいです。無理に使い続けると、腕や肩を痛める可能性もありますので、お試しでバドミントンをしてみたい、レジャーで楽しみたいという人におすすめです。

カーボンのラケットは、スチール・アルミに比べて価格は高くなりますが、軽くて耐久性があり、長く使うことができます。しっかりラケットを振って、シャトルを遠くへ飛ばすこともできるので、これからバドミントンをはじめる方にはカーボン素材のものをおすすめします。

バランス

バドミントンラケットには、「ヘッドライト型」「ヘッドヘビー型」「イーブン型」と3種類のタイプがあります。

ヘッドライト型は、重心が手元にあるため軽く感じます。腕への負担が少ない分ふりやすく、コントロールもしやすいです。
初心者はまず、扱いやすいヘッドライト型を選ぶとよいでしょう。

ヘッドヘビー型は、重心がラケットの上部分にあります。そのため、重さを利用してより早いスマッシュを打つのに適しています。打ち込んで攻めたプレーをしたい人、安定感を求める人におすすめです。ただしコントロールが難しいため、2本目以降の購入をおすすめします。

イーブン型は重心が真ん中にあるラケットです。ヘッドライト型とヘッドヘビー型で迷ったときは、イーブン型を使ってみるのもいいかもしれませんね。

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重さ

ラケットの重さはUから5Uの5段階に分けられています。数字が大きくなるほど、ラケットは軽くなります。5Uや4Uのラケットは操作性がよく疲れにくいため、初めてのラケットにおすすめです。高校生や男性など筋力のある人は、よりパワフルなショットが打てる3Uにするのもよいでしょう。

グリップ(持ち手)の太さ

バドミントンのグリップは、サイズが太いほうからG3・G4・G5・G6の4種類があります。
ラケットを購入した時は、もともと巻いてある元グリップの上から、グリップテープを巻いて使うのが一般的です。ワンサイズ太くなることを考えて、自分の手にあったサイズを選びましょう。迷ったときはあとからグリップテープで調整もできるので、細いサイズを選ぶことをおすすめします。

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2.ストリング(ガット)

ストリング(ガット)の種類と選び方

ラケットの面に網目状に張られたものを「ストリング(ガット)」といいます。
プレイするための必須アイテムです。
太さや耐久性、色など様々な種類があり、自分が打ちたいショットが打てるかを大きく左右します。それぞれの特長をみて、自分のプレイにあったものを選びましょう。

ラケットには、買う前からガットが張ってあるものと張っていないものがあります。ラケットを買う際は注意して見ましょう。

ストリング(ガット)

太さ

0.60〜0.67mm程度の細いガットは、反発力が強く、コントロールもしやすいのが特長です。シャトルも遠くまで飛びやすく、初心者におすすめです。

0.68〜0.75mm程度の太いガットは、パワーのある人におすすめです。
体重をのせて安定したショットを打てるので、力強いショットが実現できます。反発力が弱くとびにくいので、しっかりとシャトルが飛ぶようになってからの購入がおすすめです。

白いガットは、周りの影響を受けにくく見やすいためメジャーです。迷ったときは白を選ぶことをおすすめします。
ラケットに合わせた色を選んで、デザイン性を高めるのも気分が上がっていいですね。

テンション

テンションとは、ガットを張る時のかたさのことです。
低ければ弾力性でシャトルを飛ばすことができるため、16〜19ポンド程度が初心者におすすめです。
高校生以上の力のある方は、安定してショットが打てる20〜21ポンドでもいいかもしれません。
高ければコントロール性が高まりスピードも加速しますが、シャトルが飛びにくく、腕や肩に負担がかかりやすいため負傷してしまう恐れがあります。無理に高くせず自分にあったテンションでプレイしましょう。

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3.グリップテープ

グリップテープの種類

グリップテープには、吸着性に優れたウェットタイプや、吸汗性に優れたドライタイプ、タオルのような生地でできたタオルタイプ、表面に穴の開いた通気性のよい多孔タイプなどがあります。それぞれで使用感が違いますので、自分にあったものを選びましょう。

また、厚さによっても特長があります。薄いグリップはラケットの持ち替えがしやすく、太いグリップはグリップ力が高いためシャトルに力を伝えやすいです。
はじめは自分の手にフィットしたものを選び、プレイスタイルにあわせて変えていくとよいでしょう。太さを調整できるクッションラップというものがありますので、薄いグリップテープとクッションラップを使うのもおすすめです。

グリップテープ

グリップテープの選び方

ウェットタイプ

オールシーズンを通して使いやすく、厚さや色のバリエーションも豊富です。汚れの目立ちにくい黒を選んでもよし、自分の好きな色を選んで気分を盛り上げてもよいでしょう。ウェットタイプは握りやすいため、初心者にもおすすめです。

ドライタイプ

汗を素早く吸収し、さらさらとした感触を保ってくれるところが特長です。汗をかく夏場におすすめです。

 

タオルタイプ

手の汗が気になる方におすすめです。ドライグリップよりも素早く汗を吸収してくれます。タオル生地が手になじみやすいのも特長です。他のグリップに比べて傷みやすいため、こまめな交換は必要になります。

 

多孔型(メッシュ)タイプ

穴のおかげで通気性がよく、グリップ性もあります。握り心地を求める方におすすめです。

 

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4.シャトル

シャトルの種類

シャトルには、羽根の素材、重さなどによってさまざまな種類があり、打ちやすさや飛び具合が大きく変わります。
試合では、季節によって違う重さのシャトルが使われています。
練習用や試合にむけてなど、目的にあったシャトルを選びましょう。

シャトル

シャトルの選び方

素材「水鳥」

名前の通り、鳥の羽根が使われたシャトルです。ガチョウの羽根と、アヒルの羽根、また、その2つをミックスしたものがあります。
ナイロン製に比べるともろく、耐久性は低いですが、打球感はよいため、試合では水鳥のシャトルが使われることがほとんどです。
価格が高いものが多いので、練習ではナイロンを、試合直前に水鳥を使って練習するのもおすすめです

素材「ナイロン」

「ちょっとバドミントンで遊びたい!」「練習用で思いっきり打ち込みたい!」という場合はナイロン製のシャトルがおすすめです。
水鳥に比べて耐久性が高く、価格も安いため、コストパフォーマンスに優れています。
また、羽根が散らからないので掃除が簡単になります。
飛び具合と打球感は水鳥に劣りますが、十分な練習はできますので、初心者はまずナイロン製を使ってみることをおすすめします

スピード番号

バドミントンシャトルにはスピード番号と呼ばれる、シャトルが飛びやすい気温が決められています。
1〜7番まであり、1番がもっとも適正温度が高く、7番が低くなっています。
気温にもよりますが、夏は2番、冬は5番、春秋は3.4番を選ぶとよいでしょう。

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5.ウェア

ウェアの種類と選び方

ウェアは基本的に、トップスとパンツが必要です。
バドミントンは風の影響を受けやすく体育館を締め切るため、特に夏場は熱気がこもります。
プレイ時間にもよりますが、基本的に夏場はトップス4枚とパンツ2枚、冬場はさらに1枚ずつ減らしてもよいでしょう。

練習着に関してはトップス、パンツ共に動きやすい素材のウェアであれば特に問題はありませんが、できればバドミントン用のウェアがよいでしょう。素材は軽く、汗を素早く吸収し乾かす工夫がされています。運動量が多く瞬発的な動きも多いスポーツですので、ある程度ゆとりのあるピチッとしすぎない大きさのものが良いかと思います。

試合用の特にトップスは所属するクラブチームやサークルによっては、チーム単位で揃えていることが多いです。そのため、購入する前に所属するチームの指導者の方に相談したほうが良いかと思います。

ウェア

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6.シューズ

シューズの種類と選び方

バドミントンシューズを選ぶ際には、日常で履いているいつものサイズより、0.5cmから1.0cm大き目から履いてみるとよいでしょう。
前後左右に激しく動くバドミントンには、適度につま先に余裕があるタイプを選びましょう。
余裕があり過ぎても、余裕がなくても、事故や怪我の原因になります。

また、同じメーカーでも高さや幅が異なることがあります
表記をしっかりみて、自分に合うシューズを選びましょう。

シューズ

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7.バッグ

バッグの種類と選び方

バッグには、リュックのようなバックパック、ショルダーバッグ、ラケットバッグ、トーナメントバッグがあります。
一つのバッグにすべての荷物(ラケット、ウェア、シューズ等)が入り、背負うことができる「ラケットバッグ」は人気があります
バイクや自転車で移動する方には「バッグパック」、収納力がほしい方には「トーナメントバッグ」をおすすめします。
普段使うリュックとラケット専用のソフトケースで、荷物をコンパクトにするのもいいかもしれません。

バッグ

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あると便利なもの

必要最低限のアイテムを揃え、バドミントンをもっと楽しみたいと感じたら次のステップへ!

バドミントンを続けていく中で便利な物をご紹介します。これらのアイテムはすぐに揃える必要はありませんが、あれば快適にバドミントンを楽しむことができるのではないでしょうか。

ネット/ラインテープ/スコアボード

簡単に組み立て可能で、楽に持ち運びできるバドミントンネットがあります。体育館へいけなくても手軽にバドミントンを楽しんだり、部活動などでは好きなところにネットをたてて効率よく練習することもできます。

また、バドミントンはラインに沿ってプレイするため、ラインのない体育館にはラインテープを貼ってプレイしましょう。
点数が一目でわかるスコアボードや、試合で使うゼッケンを止めるゼッケンピンなども揃えておくと便利ですよ。

サポーター/リストバンド

汗でグリップがすべってしまうのを阻止してくれるものがリストバンドです。特に夏場は体育館が暑くなりますので、リストバンドをして快適にプレーしましょう。
また、手首やひざを痛めたときは無理をせず、プレイするときには負担を軽減してくれるサポーターを装着しましょう。

保護者向け、観戦用グッズ

試合に出場することになった…そうなったら見に行きたいのが親心。 お子様のバドミントンを観戦される時に保護者の方が持っていれば便利なものをご紹介します。

水筒

窓を閉め切った体育館の中で観戦を続けると大人でも熱中症のリスクは高くなります。しっかりと水分補給をしておきましょう。

氷のう、保冷剤

お子様の熱中症対策としてはもちろんのこと、打撲や捻挫などのケガをした時にも重宝します。

手持ち扇風機

体育館の中には熱気がこもります。夏場はまるでサウナにいるような感覚になることも。熱中症の対策のためにも必須といえます。

まとめ

いかがでしたか?様々なものを紹介しましたが、必要なもの、特に初めに紹介した7つのアイテムは必須です。
お子様やご自身がバドミントンを始めたいということであれば最低限、この7アイテムは揃えましょう。
ラケットやシャトルなどは同じに見えますが、素材や作りによって性能が違います。はじめはあまりこだわらず、使いやすそうなもの、気に入ったものを選ぶとよいでしょう。
もっとバドミントンを楽しみたい、強くなりたいと思ったら道具を変えるのもおすすめです。
バドミントンは、自分の好みやプレイスタイルによって自由に道具を選んで楽しめる、奥が深いスポーツです。
バドミントンを楽しく続けられそうであれば、あると便利なものとしてご紹介したアイテムを、順次揃えるとより快適にバドミントンを楽しめるようになるのではないでしょうか。
少しでも、これからバドミントンを始めようと考えている皆さんのお役に立てれば幸いです。

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