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テント泊を楽しもう!テントのおすすめ&選び方

テント泊を楽しもう!テントのおすすめ&選び方【2024年最新版】

2024.2.28[更新]

ソロキャンプなどアウトドアへの関心が高まり、テントの購入を検討する方が増えています。そこで、アウトドア初心者でも分かりやすい、テントの種類や基礎知識、選び方のポイント、サイズ別のおすすめ商品などを紹介していきます。さらに、安全で快適なテント泊のために、設営場所のポイントや注意点も解説します。どのような用途でテントを使うかイメージしながら、テント選びの参考にしてください。

テントの種類と基礎知識

テント選びをする上で役に立つ形状ごとの特長や、設営のために知っておきたい部品などの基礎知識を紹介していきます。

テントの種類

テントの形状ごとに、設営のしやすさなどの特長を見ていきましょう。

ドーム型テント

半円形をしたテントの定番の形状です。ポールを交差させてドーム型にするシンプルな構造で、比較的設営が手軽なため初心者にもおすすめです。サイズは1人用から大人数用まで幅広くあります。

ドーム型テント

ツールーム型テント

寝室となるドーム型テントと、外幕を伸ばしたタープ部分がリビングスペースになる形状のテントです。ロッジドームテントとも呼ばれます。日よけや雨除けの「タープ」を別途張る必要がなく便利です。

ツールーム型テント

ロッジ型

居住空間が広く家のような形状のテントで、天井が高く開放感があります。しかし重くて大きいものが多く、設営は大変です。価格は高めです。

ロッジ型

ワンポール型(ティピー)

1本のポールで支えるとんがり屋根が特徴的な形状のテントで、シンプルな構造で設営が簡単です。ネイティブアメリカンの移動型住居が原型とされています。

ワンポール型

ワンタッチ・ポップアップ型

ワンタッチ型は傘のようにフレームを広げるだけで設営が完了し、ポップアップ型は収納袋から出すだけでテントが完成します。海や公園などのレジャーに便利です。

ワンタッチ・ポップアップ型

テントの基礎知識

テント設営に必要な部品には、以下のようなものがあります、覚えておきましょう。

テントの基礎知識
インナーテント テント本体です。
フライシート フライシートはテント本体であるインナーテントを覆うためのもので、雨に濡れるのを防いだり、断熱の役割をしたりします。
グランドシート グランドシートはテント本体の下に敷きます。
インナーマット インナーマットはテント本体の床に敷くことで、体を地面の凸凹や地面の冷気から守ります。
ペグ ペグはテントを地面に固定する釘のような部品です。
ポール/フレーム ポールやフレームはテントを組み立てる際に支柱として使う棒です。

人数や使用シーン別!おすすめのテントの選び方

テント選びのポイントは、「テントの大きさと使用人数」「使用シーンに合わせた機能」「設営のしやすさ」が挙げられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

使用人数とサイズで選ぶ

必要なテントの大きさは、何人が寝泊まりするのかで決まります。さらに荷物などの置き場所も考慮します。商品詳細ページに掲載されているのは「最大収容可能人数」です。快適に使用するためには、使用人数+1人分の余裕があるものを選ぶと良いでしょう。例えば4人で使用する場合は、「5〜6人用」と表示されたテントがおすすめです。インナーテントの床が270〜300cm四方くらいのものが目安です。

使用人数とサイズで選ぶ

使用シーンに合わせて選ぶ

テントを使用する季節はいつなのか、山で使うのか、キャンプ場で使うのか、などの使用シーンに合わせて選ぶこともポイントです。例えば夏の暑いシーズンに使用する場合は通気性に優れたモデルを、梅雨時の利用なら耐水圧に優れたものを、冬季ならばフライシートと地面の隙間を埋めて冷気を防ぐスカートがあるテントを選ぶと安心です。ちなみに、耐水圧は最低でも1,500mm以上のものを選んでおくと良いでしょう。

また、公園や海などの日帰りレジャーで使用する場合は、気軽に使えるワンタッチ式テントがおすすめです。登山やツーリングなどで使用する場合は、持ち運びに優れた軽量さや収納時のコンパクトさもポイントになります。テントの重量は、ポールや生地素材によります。軽量なテントが良い場合は、アルミ素材やナイロン素材などが使われているテントが良いでしょう。

使用シーンに合わせて選ぶ

設営方法で選ぶ

テント設営のしやすさは、種類や構造によって異なります。初心者は、設営のしやすさを考慮にいれてテント選びをしましょう。さらに、キャンプ場に行く前に設営の練習をしたり、設営動画を見て予習したりしておくと安心です。

テントには、骨組みを組めば自立するタイプ(自立型)と、張り綱とペグで地面に固定して組み立てる非自立型があります。テント設営初心者には、設営が簡単な自立式のドームタイプやツールームタイプがおすすめです。非自立型でも、ワンポール型はフロアを固定して中心にポールを立ち上げるだけなので、女性一人でも簡単に設営できます。また、海や公園のレジャーで活躍するポップアップ式テントは、収納袋から出すだけで設営がとても簡単です。しかし、しまう時にはコツが必要です。

設営方法で選ぶ

担当者おすすめテントをご紹介

担当者おすすめのテントをご紹介いたします。

【1〜2人用】おすすめテント

1〜2人用のテントは、ツーリングなどで利用するなら軽量で持ち運びのしやすさがポイント。小さなテントでも頭上の圧迫感の少ないものを選びたいところです。2人で使用する場合は、ドアパネルが2方向にあると、各々の行動が制限されずに快適に過ごせます。

【2〜3人用】おすすめテント

2〜3人で使うテントは、人数分の靴や荷物を置くスペースの確保も忘れずに選びましょう。おすすめの2〜3人用テントを紹介します。

【4人以上用】おすすめテント

ご家族でキャンプを楽しみたい場合は、お子さまが大きく成長してからのことも見据えたサイズを選ぶと良いでしょう。ゆったり快適に過ごせるテントを紹介します。

コスパ重視のおすすめテント

1万円以下のコスパ重視のテントを紹介します。

人気メーカーのおすすめテント

ロゴス

次に紹介するとんがりフォルムが特徴的なティピーテントは、おしゃれなキャンプブームの火付け役となりました。アウトドアブランド・ロゴスのナバホは、アメリカ先住民が伝統織物に使用していたナバホ柄のデザインで、ロゴスの人気モデルです。

キャプテンスタッグ

キャプテンスタッグは、コスパの良さと、幅広いラインナップが特長です。組み立てが簡単なモデルも多く、初心者の方にもおすすめです。

テントの設営方法のコツや注意点

キャンプを安全かつ快適に楽しむためには、設営場所の選び方にポイントがあります。テントを張る際の注意点を見ていきましょう。

テントで気持ちよく過ごせる場所の選び方

キャンプ場で快適にテント泊をするための設置場所は、以下を参考にさがしましょう。

  • ・「寝心地の良い場所」を選ぶ…傾斜のない平らな場所が一番寝心地の良い場所です。
  • ・「明るい場所」を選ぶ…女性や小さな子ども連れの場合は、夜間も明るい外灯の近くが安心です。
  • ・「トイレや水道との距離」を考える…水回りは近い方が便利ですが、近過ぎると行き来する人の足音などが気になることもあります。
  • ・「駐車場の近く」を選ぶ…駐車場近くは荷物の搬出入に便利です。
テントで気持ちよく過ごせる場所の選び方

安全に過ごすために!テント設営の注意点

くぼ地、水はけの悪い場所はNG!

周囲よりくぼんでいる場所や、水はけの悪い場所は雨が降ると水がたまってしまうので注意しましょう。

くぼ地、水はけの悪い場所はNG

川原、川辺はNG!

川は上流で降った雨の影響などで、急激に水かさが増す危険があります。テント設営場所として管理されている場所以外ではテントを張ることはやめましょう。

川原、川辺はNG

木の下は雷に注意

木の下は、夏場は日差しが遮られるメリットがありますが、雷が落ちやすいというデメリットもあります。天候に注意して設営するようにしましょう。

木の下は雷に注意

崖の下はNG!

崖の下は、落石や土砂崩れの危険があるので、テントを設営するのは危険です。崖から離れた場所に設営しましょう。

崖の下はNG

強風対策@ペグを正確に打つ

テントは強風に弱いため、ペグを正確に打つことが重要です。ペグは地面ではなく張っているロープに対して直角になるように打ち込みます。地面が硬かったりしてペグが打てない場合は、木にロープを結びつけたり、ロープをペグに通しその上に重石をのせたりします。

ペグを正確に打つ

強風対策Aテントの出入り口は風下にする

出入口から風が吹き込まないよう、出入口は風下に向けます。また、風が強い時は、防風になるものがある場所をさがしましょう。例えば風上に木々があると風よけになります。また、林の中は風が弱まることもあります。

テントの出入り口は風下にする

まとめ

テントの種類や選び方、設営場所などを紹介してきました。テントの大きさは、使用人数だけでなく持ち込む荷物も考慮して決めましょう。さらに、使用シーンに合った機能や、設営のしやすさもテント選びのポイントです。快適に過ごせるテントを入手したら、設営場所に注意の上、安全・快適にキャンプを楽しんでください!