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Joshin 試用レポート
インクのコストパフォーマンス重視!エコタンクモデルに新製品「EW-M630T」登場!

エプソン エコタンク搭載 インクジェット複合機 EW-M630TW

「印刷したいけどインクがねぇ・・・」と、プリンターを持つ方はインクコストに不満がある方も多いはず。
そこで登場したのがエコタンクモデル。カートリッジモデルよりも大容量のインクボトルを使用し、インクのコストも抑えられるという事で人気があるのですが、ニューモデルがラインナップされました!
見た目はコンパクトでシンプルに見えますが、機能はいかに?試用・検証してみましょう!

ライター:ダブルK

エプソン エコタンク搭載 EW-M630TW

  • EW-M630TW
    EW-M630TW
  • 背面
    背面もスッキリ
  • メンテナンスボックス
    メンテナンスボックス(使用途中)

外観寸法は収納時、約375×347×187mmと、とてもコンパクトです。高さはありますが、他のインクジェット複合機と比べても、それほど大きいという印象はありません。前面パネルの操作ボタンもフラットでとてもシンプルに見えます。
背面はケーブルの差し込みなどでゴチャゴチャせず、スッキリしていて置き場所にも困らないかと思います。また、背面の左にあるネジは開けるとメンテナンスボックスを交換出来るようになっています。

  • 液晶画面
    液晶画面
  • 給紙カセット
    給紙カセット
  • 排紙トレイは手動で引き出す
    排紙トレイは手動で引き出す

前面の操作パネルは可動式。操作をするのに目線が調整出来るのはGood!
紙の給紙は前面のカセットから。普通紙なら最大150枚セット出来ます。コレだけセット出来ると大量に印刷しても紙切れ・補充の手間が省けますよね。
排紙トレイは手動です。最近のプリンタでは自動で出てくる事が多いので、排紙トレイを引き出すのを忘れがちでした。

  • 専用インク
    専用インク
  • 上面を持ち上げたところ
    インクのフタは上面を持ち上げてから
  • 独立したインクタンクのフタ
    独立したインクタンクのフタ
  • 画像の枠の中に注目
    画像の枠の中に注目

インクはボトル式で本体に注入します。本体がコンパクトなのに結構大きいボトルでビックリしました。このボトルの大きさが、A4モノクロ文書で約0.4円(税別)、A4カラー文書が約0.9円(税別)というケタ違いの低印刷コストを実現しているんですね。※算出方法について詳しくはメーカーページをご確認ください。
インクの注入には本体上面をガパッと開けてから、タンクの上のカバーを上に持ち上げます。カバーを上げると各色のインク注入口があり、それぞれにフタがついています。各色のフタを開けて注入作業に入りましょう。
注目は各インクの差し込み部分。それぞれ形状が異なってます。

  • ボトルによって形状が異なり
    ボトルによって形状が異なり
  • インクの入れ間違いを防ぎます
    インクの入れ間違いを防ぎます
  • 前面からインク残量の確認も出来る
    前面からインク残量の確認も出来る

挿し込み部分で、それぞれ形状が異なっていたインクの注入口。インクボトルのフタを外して口部分を確認してみると、差込口と同じ形状をした突起が。
それぞれの色で形状を変えているので、間違えて違う色を注入する事を防いでいます。おっとうっかり、なんて事がなくなる、小さな配慮です。
ボトルは差込口に逆さにして差し込めば、本体が自然に飲み込んでくれます。タンクの窓が透明ですので、インク残量も確認しやすいですね。全て満タンにして準備完了です。

  • 無線でプリントが行えます
    無線でプリントが行えます
  • スマホデータもプリント出来ますよ
    スマホデータもプリント出来ますよ

無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)搭載で、無線ルーターに導入が可能です。
SDスロットやUSBメモリースロットなどは搭載していませんが、ダイレクトプリントにも対応しており、スマホからの文書や写真の印刷が出来ます。設定も簡単に出来ちゃいました。スマホに保存してある写真データも、後でプリントしてみましょう。

モノクロ、カラーコピー

  • カタログのモノクロコピー
    カタログのモノクロコピー:10枚 1分17秒
  • チラシのカラーコピー
    チラシのカラーコピー:10枚 3分37秒

では、印刷作業に入りますよ!
モノクロ、カラーともに10枚ずつコピーを行い、時間も測っていきたいと思います。普通紙で大量印刷を行うには、やはりスピードですよね?さて、どうなった。

メーカーのカタログでモノクロコピーを行ってみましたが、結構サクサク印刷してくれて、でも仕上がりは文字もクッキリしていてストレスを感じさせません。10枚のモノクロコピーで約1分17秒。まずまずの速度です。
チラシのカラーコピーも同様に、滲みがほとんど無くシッカリとした仕上がりで印刷してくれましたが、かかった時間は3分37秒。モノクロコピーの印刷速度は中々早かったですが、カラーコピーの速度はやや時間がかかった印象です。

写真プリント

  • 元データ
    元データ
    写真印刷データ
  • 元データ
    元データ
    写真印刷データ
    写真印刷データ
  • 元データ
    元データ
    写真印刷データ
    写真印刷データ

さて、写真の印刷はどうでしょうか?
仕上がりは全体的に明るめの印象です。どの写真も比較的綺麗に見えますが、ジックリ見てみると・・・おや?

エコタンクモデルは何種類かありますが、他のモデルと比べると僅かに粒状感が感じられます。
実は「EW-M630T」は、大量印刷を意識しているモデルのようで、紙を大量にセット出来るのが特徴のひとつです。 インクもたっぷりセット出来る事から、インクヘッド(インクの噴出し)も耐久性を考慮されているようで、若干の粒状感が現れていました。ジックリ比較しないと分かりにくいかな?と思います。

消耗品のインクにどうしてもコストがかかっていましたが、それを崩してきたエコタンクモデル!
この「EW-M630T」は、何種類かのモデルでビジネスに使用するには、あまり重要ではないと考えられた所を減らして、耐久性を追ったモデルだと私は思いました。
しかも、本体の置き場も、非常にコンパクトなので困らないと思います。
レーザープリンタと比較した場合だと勝る事は出来ませんが、今までのインクジェット式プリンタと比べると、明らかにインクコストも抑えられます。
職場などで、チームに1台・・・、みたいにご活用いただくにはオススメのモデルです。

2018.12.03 ダブルK

お客様のレビューのご紹介
画質はいまいち
インクを気にせず使えることと、ランニングコストの安さは特筆しますが、印刷スピードは遅く画質は平凡です。普段は白黒だけ、写真は印刷しない人向けです。
NO8MA 様

インクコストの悩みから解放
これまでずっと他社製品を使っていましたが、インクセットの価格がさらに高くなり、インク代だけでこの本体何台も買えるくらいでした。そろそろ買い換えを考えていたところ、テレビCMみて早速購入。セットアップでは、はじめてのインク注入作業がありますが、難なく終了。これから、安心してガンガン印刷できます。スマホからの操作性もよろしいようです。CDレーベル印刷機能はありませんが、ほとんど使わないので、問題ありません。
yukijpn 様

エコタンク搭載モデル 2台目
約2年ほどエコタンク搭載のモノクロPX−S160Tを使っていますがトラブルも無く快調で、最近はカラー印刷も必要になってきたので同じエコタンク搭載のこのモデルを選びました。モノクロタイプと同様、離れた部屋からの印刷が出来ますが自動両面印刷が出来るのでこちらの方が使い勝手がいいです。今までのカラープリンタはインク代が高くていつの間にか使わなくなっていましたがこれならインク代を気にせず使えます。どのプリンタでも同じですが用紙をギリギリまで入れると「用紙がセットされていない」とたまにエラーが出るので注意です。
こし 様

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