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FM 専用チューナーT-1200

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FM 専用チューナーT-1200

  • 会員様web価格
    440,000 円 (税込) 送料無料
  • ポイント進呈対象外
  • 発売日
    2018年04月 発売

※クーポン等利用時はポイント進呈額が変わります


上新電機株式会社は、アキュフェーズ株式会社と正規取扱店契約を締結しております。
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※アキュフェーズ製品は日本国内での使用に限り販売させていただいております。

三宮1ばん館に展示があります

商品の特長

メーカー保証期間 5年


あさやん「担当者のコメント」

★『 T-1200 』は、国内同業他社がチューナー市場から次々撤退していく中、オーディオファイルにとって貴重なアナログソース源でもあるFM放送を高音質で提供するFM専用チューナーです。2010年発売の「T-1100」以来実に8年ぶりの新製品で、ワイドFM(受信周波数上限:95.0MHz)に対応させています。
本機は最新の高周波テクノロジーと最先端のデジタル技術を融合し、かつての高級FMチューナーとは全く違うアプローチをしています。送信アンテナ近くで発生する大入力妨害と遠距離の微弱電波のいずれにも対処すべく「2段複同調構成」のフロントエンドとし、「ダブル・スーパー・ヘテロダイン」方式で中間周波数の信号を得ています。
この信号をA/Dコンバーターでデジタル(PCM:48kHz-16bit)化し、DSPセクションに送られるのです。その後、混信に威力を発揮する「可変IF帯域フィルター」、都会で問題となるビルなどの反射波を軽減する「マルチパス・リダクション機能」などをDSPの領域で行うためS/Nも確保でき、かつてのFM受信時の難題を見事に解決してくれるのです。
D/A変換をせず同軸デジタル(S/PDIF)出力もあるため、他のD/Aコンバーターでも楽しめます。さらに従来機では10局だったステーションメモリー数を20局に倍増、電波の強弱やマルチパスのレベルをモニターするアナログメーターを装備するなど、"究極のFMチューナー"を完成させています。
FM放送をお聴きになるオーディオファイルが少なくなっているとは言うものの、NHK-FMでは貴重なソースが放送されることもあり、数少ないアナログソフトとして、まだまだオーディオファイルに楽しんでいただけると思います。
このようにFM放送という今となっては希少価値のあるソフトにも、価値を見出して新製品を出し続けてくれるアキュフェーズこそ"日本のオーディオ界の宝物"と言えるブランドではないでしょうか。
さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフコラムまで!


★DDS方式FMステレオ・チューナー「T-1200」
「T-1200」はT-1100のフルモデルチェンジとなる、最高峰のFMステレオ・チューナーです。
長年培ってきたアナログ高周波技術と先進のディジタル・テクノロジーを融合、高速演算タイプDSPを採用するなど、主要部品のディジタル化を積極的に推進し誕生しました。
「T-1200」はFM放送の魅力を再発見していただける製品で、創立当初よりFMチューナーの開発を続けてきたアキュフェーズの集大成です。


音楽ファン待望の最高峰FMステレオ・チューナー
最新の高周波テクノロジーと先進ディジタル技術を融合し、中間周波数(IF)段以降の『可変IF帯 域フィルター』『マルチパス・リダクション機能』『ディジタルFM復調』『DS-DCステレオ復調』など をDSP上のソフトウェアで実現。
ワイドFMに対応し、パルス・チューニング方式によるマニュアル 選局と20局のメモリー/呼び出しが可能。
ディジタル出力端子を搭載。
高品位な音質を手軽に 楽しみたいという、オーディオ・音楽ファンのために開発したFMステレオ・チューナー。

大入力に強い『2段複同調回路』のフロントエンド
フロントエンドは微弱な電波の選択はもちろん、電界強度の強い 放送局に対しても、混信やひずみの発生を抑えながら、中間周波 数(IF)へ変換することが重要。
高周波増幅器の前に 選択度特性の良い複同調回路を搭載。
混変調やブロッキング現象 などの大入力妨害信号を予め防いでいます。
さらに『複同調回路』 を高周波増幅器の前後に配置する2段複同調回路を採用。
良好な 感度・選択度を確保、ミキサー部は差動入力『ダブルバラ ンスドミキサー』を2段で構成した、『ダブルスーパーヘテロダイン』 方式を採用。
妨害信号の侵入を防止しながらIFへ変換。

画期的な局部発振器『DDS(Direct Digital Synthesis)』
ミキサーでは受信信号と局部発振器の信号を混合して中間周波 数(IF)に変換。
局部発振器の信号生成にDDSを採用。
通常のPLL(Phase Locked Loop)回路は帰還に より周波数を安定させるため、周波数変調成分が残ってしまいSN比が悪化する欠点がありました。
DDSでは、水晶発振器の出力を 分周して作り出したディジタル信号で正弦波データを読み出し、 D/Aコンバーターでアナログ波形を作り出すため、周波数変調成分が発生せず、極めて高いSN比を実現する高純度な信号を生成 できる画期的な回路です。

混信時に威力を発揮する『可変IF帯域フィルター』
《可変IF帯域フィルター:IF BAND WIDTH》機能は、フィルター の中心周波数に対して、帯域幅を6段階《50,75,100,150,250, 500kHz》に切り替えて選択することができます。
IF帯域幅は広い方が特性上有利になりますが、帯域を狭めて受信することにより、ノイズを避けた受信や、隣接放送局との混信によって、埋もれていた希望放送局を拾い出すなど、妨害電波を避け、混信を軽減した 良質な受信が可能となります。
この帯域幅を可変するIF帯域フィルターに、完全直線位相 特性の『FIR(Finite Impulse Response)型ディジタル・フィル ター』を採用し、IF帯域フィルターの位相ひずみを限りなく少なくすることに成功しました。

反射波を軽減する『マルチパス・リダクション(MPR)機能』
マルチパスは、送信所からの電波が、複数の経路で受信アンテナ に達する伝播現象をいいます。
FM放送を各家庭で受信する場合、 送信所からの『直接波』と、山やビルなどにぶつかって少し遅れてくる『反射波』が同時に入ってきます。
『直接波』と『反射波』を同時に受信すると、受信した信号にひずみや雑音が発生し、良好な受信ができません。
浮動小数点演算DSPによる高精度なディジタル信号処理により、マルチパス信号の中の『反射波』を抑制する画期的な『マルチパス・リダクション(MPR)機能』を搭載。
この機能は、適応型フィルターの技術を応用して実現、妨害波を大幅に抑制し、『直接波』だけを受信することで、高品位な音声出力を可能にしました。

低ひずみ率・低雑音特性を実現した『ディジタルFM復調方式』
FM復調部は、音声出力のひずみ特性と雑音特性を左右する、大変重要な部分です。
このFM復調方式は、まずデジタル化されたFM波の虚数成分を実数成分で除算することにより、位相角(θ)の正接(tangent:タンジェント)成分を抽出します。
それを逆正接(arctangent:アークタンジェント)演算することで位相角が得られます。
さらに微分演算によって位相角の時間変化を取り出すことにより、FM復調出力(オーディオ出力)を得ています。

FM補完中継局(ワイドFM)対応
2014年にFM補完中継局(ワイドFM)の放送が開始されたことに伴い、受信可能な周波数を76.0〜95.0MHzに拡張しました。
AM放送の難聴地域でも、ワイドFMを受信することでAM放送局の放送をお楽しみいただけます。

DSPによる理想的なステレオ復調回路『DS-DC』
ステレオ復調部には、アキュフェーズ・オリジナルのDS-DC(Direct Synthesis-Double Cancellation)方式を採用。
全ての処理をDSP上のソフトウェアにより演算を 行うことで、演算誤差の少ない理想的なステレオ復調を可能とし、驚異的なチャンネル・セパレーションを達成。

パイロット信号の直接合成処理:Pilot Tone Direct Synthesis
一般的なFMチューナーは、パイロット信号を抽出するのにPLL回路を使用して、入力信号(被ステレオ変調信号)から周波数と位相成分を抜き出します。
このため、抽出時にパイロット信号が小さくなると、雑音の影響を受けてセパレーションが非常に悪くなってしまいます。
DS-DCは、入力信号に含まれるパイロット信号の波形をそのまま同定※して、DSPの演算によって直接作り出します。
したがって、ノイズに強く(ノイズに埋もれた中からでも、確実にパイロット信号を作り出すことができる)パイロット信号のレベルが小さくてもセパレーションを確保できます。
※同定:Identify(ある物をある一定の物として認めること。あるものとあるものの同一性を認めること。)

クロストークの二重打消し処理:Crosstalk Double Cancellation
入力信号を左右(L/R)信号に分離した後、位相成分まで考慮してクロストークの打消しを2回行います。
これにより、左右のセパレーションを極限まで高めることができます。

主な特徴
・FM補完中継局(ワイドFM)対応
・MDS変換方式D/Aコンバーター搭載
・20局選局可能な『ステーション・ボタン』を装備
・アキュフェーズ オリジナルのパルス・チューニング方式により、伝統的なマニュアル選局が可能
・チューニング・ノブの回転時や機能ボタンを操作するとき、『ピッピッ』という電子音を付帯
・高品位のディジタル出力端子(同軸1系統)を装備
・アンテナ入力を減衰させるアッテネーター機能
・耳障りなノイズを出さないミューティング回路
・『Direct Balanced Filter回路』を採用した、バランス/ラインのアナログ出力を装備
・『MODE』ボタンにより、好みの受信状態を選択

スペック

■ 仕 様 ■
  • 受信周波数: 76.0〜95.0MHz

  • 【ステレオ受信時】
  • 感度: SN比 40dB感度/18dBμV、SN比 50dB感度/30dBμV
  • SN比(85dBμV、A補正): 76dB
  • 全高調波歪率(85dBμV、±75kHz偏移): 20Hz/0.04%、1kHz/0.04%、10kHz/0.04%
  • 周波数特性: 10〜15,000Hz(+0、-2.0dB)
  • ステレオ分離度: 100Hz/65dB、1kHz/65dB、10kHz/50dB
  • ステレオ切替入力感度: 9dBμV
  • サブキャリア抑圧比: 70dB

  • 【総合仕様】
  • アンテナ入力: 同軸75Ω(F型ターミナル)
  • 定在波比: 1.5
  • 同調方式: DDSシンセサイザー方式、20局ランダムメモリーチューニング
  • 可変IF帯域フィルター: 50kHz、75kHz、100kHz、150kHz、250kHz、500kHz 切替式
  • FM検波方式: デジタルFM復調方式
  • ステレオ復調方式: DS-DC方式
  • デジタル出力(IEC 60958): COAXIAL/0.5Vp-p、サンプリング周波数/48kHz/24bit
  • 出力インピーダンス: BALANCED(平衡XLRタイプ)/100Ω(50Ω/50Ω)、LINE(不平衡)/50Ω
  • メーター: 信号強度/マルチパス切替式
  • 電源: AC100V、50/60Hz
  • 消費電力: 20W
  • 最大外形寸法: (W)465mm×(H)151mm×(D)406mm
  • 質量: 13.0kg

  • 【付属リモート・コマンダー(RC-430)】
  • リモコン方式: 赤外線パルス方式
  • 電源: DC3V・乾電池/単3形2個使用
  • 最大外形寸法: 50mm×192.5mm×21.5mm
  • 質量: 210g(電池含む)

※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。

レビュー

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