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鉄道模型教室
トミックス
「思い出のL特急485系 鉄道模型入門セット」で始めるNゲージ鉄道模型

Nゲージは縮尺1/150(新幹線・外国型車両は1/160)レール幅9ミリの鉄道模型で、日本で最も普及しているスケールです。
トミックスのNゲージ車両・線路・電源などがすべて入った、これだけで鉄道模型をお楽しみいただける入門セットを紹介いたします。

このセットは、他のトミックスの入門セット(ベーシックセットSD)より、一回り大きなカーブの線路を採用しています。他のベーシックセットSDは「半径280ミリのカーブ線路採用で、レイアウト寸法560×1,120ミリ」ですが、このセットは「半径317ミリのカーブ線路採用で、レイアウト寸法634×1,194ミリ」ですので、最小通過半径の大きな車両も、余裕を持って通過できます。既にベーシックセットSDをお持ちなら、組み合わせて複線レイアウトを作る事が出来ます。

  • L特急485系 鉄道模型入門セット 実車紹介
  • 今回の入門セットに含まれる車両は、全国の電化区間で活躍した国鉄を代表する交直流特急電車485系のうち、1974年より登場した非貫通先頭車クハ485-300番代を含む4両セットです。
    特急といえばクリームと赤の塗装で塗り分けたこの車両!という方におすすめです。

  • パッケージは約33×25×12センチと収納に便利なサイズです。
  • 車両(485-300系4両編成)・線路・リレーラー・パワーユニット(電源)・DCフィーダーNなど入っています。

トミックスの定評あるNゲージ線路ファイントラックでPC枕木を再現したレールを採用しています。

  • 半径317ミリ45度の曲線線路が8本入っています。
    45度×8本で1周分の円周となります。

長さ280ミリの直線線路が3本・140ミリの直線線路が1本・同じ長さのリレーラーレールが1本入っています。

  • リレーラー線路です。
    脱線した車両をレール上で往復させる事で復旧させる機能を持つ特殊レールです。

付属のスロープパーツをリレーラー線路に取り付ける事によって踏切道を再現します。

線路のつなぎ目を表・裏から見ました。

バラスト(砂利)やPC(コンクリート製)枕木が表現され、プラ製の道床の上に金属製の線路が取り付けされています。接続する道床にはガイド(突起)・ミゾが設けられ、線路には電気的に接続するための金属製ジョイナーが取り付けされています。

線路をつなぎます・机の上に線路を置き、道床のガイドをミゾに合わせる様にまっすぐ繋ぎ、ジョイナーも接続された事を確認します。

【注意!】金属製ジョイナーの尖った部分でけがをされない様、注意してください。

  • 接続された線路の裏側です。
    ガイドがミゾにはまり、しっかりと接続されています。

付属のパワーユニット(電源)と線路に接続するためのD.C.フィーダーNを見てみます。

  • 付属のTCSパワーユニット N-600です。
    出力直流0〜12V1,000mAの電源装置です。同梱のACアダプターを家庭用100Vに接続して使用します。

    左から電源スイッチ・ディレクションスイッチ(進行方向を切り替えるスイッチ・真中はOFF状態)
    スピードコントロールダイヤル(右に回すと速度が上がります)
    電源スイッチの上にはパワーインジケーターがあります。
  • 背面のコネクタです。左からACアダプタの入力・信号機などのオプション用のTCS出力(今回は使用しません)線路に電力を供給するD.C.フィーダーNの出力です。
  • ACアダプター(左)とD.C.フィーダーNです。

D.C.フィーダーNをパワーユニット・線路に接続します。

【注意!】ACアダプターはD.C.フィーダーNの接続を終えるまでは、コンセントに差し込まないでください。

  • D.C.フィーダーNはFマークを上にしてカチッと止まるまで、N-600のD.C.フィーダーNの出力コネクターに差し込みます。
  • 直線線路・カーブ線路の中央部の道床には、電源を線路に送るDCフィーダーNの差し込み口が1カ所設けられています。(リレーラー線路は2カ所)

線路にD.C.フィーダーNを差し込みます。奥までしっかり差し込みます。

  • D.C.フィーダーNは線路の左右どちらからでも差し込めますが、線路に流れる電流の向きが変わるので車両の走る向きが変わります。

クハ481-300・モハ484-200・モハ485・クハ481-300の4両編成です。
「各部分に於いて製品仕様を徹底的に追及し、実車に則して特に精密な再現が施されている車両製品グループ」であるハイグレードモデルの車両です。
クハ481-300(両先頭車)はヘッドライト・テールライト装備、モハ484-200にはよりスムーズな走行が期待できるフライホイール付き動力ユニットが搭載されています。

  • ユーザー様で取り付けしていただく部品(付属品)です。

クハ481-300の特急シンボルマーク・ホイッスル・トレインマークです。
よく切れるニッパーなどで、ランナーの根本から丁寧に切り離して取り付けます。

  • トレインマークです。L特急 ひばり・しらさぎ・雷鳥・有明の4種が付属しています。こちらもランナーから切り離して取り付けます。
  • ▲取り付け前
  • 取り付け後
    地元大阪を発着し、なじみ深い雷鳥を取り付けました。

連結器です。この車両には、より実感的な形状や、連結面間を再現できる、ボディマウント式TNカプラーを採用しています。

  • モハ484-200の屋根周りです。交流用機器が再現されています。

Nゲージ車両を線路に載せるには、付属のリレーラーを使うと簡単です。

直線線路上にリレーラーを置きます。線路にリレーラーの溝を合わせます。 リレーラーに車両を乗せ、指を離すと、車両がリレーラーの坂を転がり線路に車両が乗ります。モーターを搭載した車両は、転がりませんので指で押して線路に乗せます。


(N) 90090 思い出のL特急485系 鉄道模型入門セット

必ず直線線路上で車両を軽く押して連結させます。カーブの線路上ではうまく連結ができません。TNカプラーは精密に作られているので、無理に力を加えると破損の原因となります。軽く引っ張ると連結が外れます。


取扱説明書の編成図を見ながら、順番通り連結させます。




    連結の様子

  • 【動画】連結の様子

TCSパワーユニット N-600の電源スイッチがOFF・ディレクションスイッチが真中(OFF)・スピードコントロールダイヤルがSTOP位置になっている事を確認して、ACアダプターをN-600につなぎ、コンセントに差し込みます。


電源スイッチをON(パワーインジケーターが緑に点灯)・ディレクションスイッチを好みの方向にセットし、スピードコントロールダイヤルを右に回すと列車が走り出します。ダイヤルを左右に回すと、スピード調整が出来ます。



【注意!】
1.急加速・急減速・スピードの出し過ぎは、脱線や故障の原因となりますので避けてください。
2.走行させない時はパワーユニットの電源スイッチをOFFにして、ACアダプタをコンセントから抜いてください。
3.15分走行させたら15分休ませる様にしてください。


では走行の模様を動画で紹介しましょう。



    走行の様子

  • 【動画】走行の様子

最後に



入門セットをお買い上げになる方から、よくいただくご質問をまとめてみました。


1.Nゲージ車両なら、トミックス以外のメーカーの車両でも走らせる事が出来ます。(車両の最小通過可能半径により、制約を受ける場合があります)


2.他社製線路と接続する事は出来ませんのでトミックスの入門セットをお買い上げいただくと以降の線路・パワーユニット・制御機器等はトミックス製品となります。


3.連結器がNゲージ標準のアーノルドカプラーを採用している車両同士なら、メーカーが違っても連結することが出来ますが、この入門セットの485系が採用しているTNカプラーなどの形状重視の連結器を採用している場合、種類が合わないと同一メーカーの車両でも連結することは出来ません。(連結器交換が可能な車両なら交換により連結できる場合もあります)


4.運転を終了したら、取扱説明書を参照してレール・車両を清掃して下さい。

2021.09.02(yawayawa

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