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2024.04.25

Joshin 試用レポート

スマートウォッチデビューにおすすめ!軽量で長時間快適に使える HUAWEI Band9

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HUAWEI スマートウォッチ Band9

運動や睡眠状態の把握、通知の確認、簡単なメッセージの送信など、身に着けていると何かと便利なスマートウォッチ。
しかし高価なイメージをもっていたり、機能を使いこなせる気がしないという声もよく聞く。
そんな方には、身に着けやすさと長時間バッテリーが魅力の『HUAWEI Band9』がおすすめ。
手頃な価格で普段使いには充分な機能を備えた、スマートウォッチデビューに適したアイテムだ。 ライター:もあ

HUAWEI スマートウォッチ Band9

  • 軽い着け心地が魅力の人気シリーズ
    軽い着け心地が魅力の人気シリーズ
  • セット内容
    セット内容

個人的にスマートウォッチは「なくても困らないけど、1度"ある生活"を送ると手放せないアイテム」のかなり上位にランクインすると思っている。
機能の多くはスマホでもできるが、健康や運動状態の把握、LINEや宅配の配送通知などを手元でいつでも確認できる日常を手に入れると、ないとものすごく不便に感じてしまうのだ。

今回レポートする HUAWEI『Band9』は、とても軽い着け心地とバッテリー持ちの良さが魅力のスマートウォッチ
「シンプルで使いやすく、機能面は普段使いには充分」との声が多い人気のシリーズの最新モデルであり、電子決済機能は非搭載だが、スマホとの連携や健康状態の記録、スポーツのデータ分析の細かさなどは満足度が非常に高い。
1万円以内のお手頃価格で手を伸ばしやすいこともあり、初めてスマートウォッチを選ぶ方にもぜひおすすめしたい。

最近はAndroidスマホのみ対応のスマートウォッチが増えているが、Band9の専用アプリはiOSにも対応しているため、iPhoneユーザーも選択肢に入れてOKだ(※一部特定の端末でしか使えない機能があります)。

外観とスペック

  • 「HUAWEI Band9」外観
    「HUAWEI Band9」外観
  • 右サイドに物理ボタン
    右サイドに物理ボタン
  • 厚さは9mm以下
    厚さは9mm以下
  • 明るさの自動調整機能が搭載
    明るさの自動調整機能が搭載
ケースサイズ(約) 高さ43.45 × 幅24.54 × 厚さ8.99 mm
重量(約) 14g(ベルト含まず)
ディスプレイ 1.47インチAMOLED(有機EL)
バッテリー 最大14日(ヘビーユースで9日)間持続 / 充電時間:約45分
約5分の充電で最大2日間使用可能
※使用方法によって変化します
耐水性 5ATM(水深50mまでの耐水仕様)
センサー 9軸IMUセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、磁力計センサー)
光学式心拍センサー、周囲光センサー
キャッシュレス決済 -
GPS Band 9単体では非対応(スマホのGPSを利用可能)
ワークアウト 全100種類(ランニング、ウォーキング、サイクリング、プール水泳、ローイング、ヨガなど)
※ 運動の自動検知機能あり
健康モニタリング 心拍数、睡眠スコア、ストレスレベル、血中酸素、女性生理周期予測など
付属品 充電クレードル付きUSBケーブル、クイックスタートガイド、保証とアフターサービスのご案内
カラースターリーブラック、チャームピンク、レモンイエロー、ブルー
(※Joshin webで取り扱いのあるカラーのみ)

デザインは従来モデル同様、シンプルな長方形型。
サイズ感は前モデル「Band8」とほとんど同じで、相変わらず着けているのを忘れそうになる軽さだ。
他の小型スマートウォッチと比べても厚みが圧倒的に少ないため(9mm未満)、長時間違和感なく使え、睡眠中もゴツゴツした感じがなくてとても快適。
長袖のシャツを着ると袖にすっぽりと隠れる薄さで、場所を選ばず身に着けやすいのも嬉しい。

前モデル「Band8」との違い

外観はBand8とあまり変わらないように見えるが、実はバンドがシリコンからより耐久性の高い新素材「フルオロエラストマー」に変更となった。
スベスベとした触り心地で、肌にベタっと張り付く感じもなく、装着感はかなりいい。

機能面では、HUAWEI独自の心拍数モニタリング技術が最新の「TruSeen 5.5」にバージョンアップしている。
これによって、長時間ランニングなどハードな運動時も正確な心拍測定値が得られるようになり、血中酸素レベルの測定速度も向上した。

心拍数と血中酸素レベルは睡眠中も計測されるので、その精度が上がったことで睡眠の様子もより細かく把握できる。
後で実際の睡眠ログを詳しく見てみるが、横になってから眠りに入るまでの時間や、呼吸の質など測定できる項目が非常に多く、表示される睡眠の質の点数も信ぴょう性が高いと感じた。

本体裏面にあるセンサーは従来モデルとは全く異なる「9軸IMUセンサー」を採用している。
測定精度がアップし、水泳フォームなど運動時の姿勢も正確に判別できるようになっており、運動のサポートも手厚い。
他にも明るさの自動調整やカレンダー機能なども追加され、さらに便利に使えるデバイスに進化したようだ。

機能をたくさん使っても充電は週に1回で充分!

  • 約45分でフル充電できる
    約45分でフル充電できる
  • 充電は本体裏面のセンサーの上部にある2つの磁気に、付属のケーブルをセットして行う。
    フル充電までは約45分で、約5分充電すれば2日間近く使用可能だ。

    バッテリーは最大で約14日、通知や心拍数モニタリングを常時オンで使用しても約9日間持続と、かなり頼もしい。
    実際に筆者が下記の環境設定で装着していたところ、7日間1度も充電なしでもまだ20%近く残っていた。

    ※ 入浴時以外着用/常時点灯オフ/心拍数モニタリングとストレス検出、メッセージ通知は常にオン/就寝時はスリープモード/1時間以内のGPS追跡付きウォーキング

豊富なカラーバリエーション

  • スターリーブラック
    スターリーブラック
  • チャームピンク
    チャームピンク
  • レモンイエロー
    レモンイエロー
  • ブルー
    ブルー

Joshin webで取り扱いのあるカラーバリエーションは、スターリーブラック/チャームピンク/レモンイエロー/ブルーの4色。
時計ケースもバンドに合わせたカラーになっており、デザインに統一感があるのがポイントだ。
ケースは全て光沢感のあるメタリック調で、上品さが漂っている。
スポーツシーンに適した小型モデルだが、オフィスで使っても違和感がないのは嬉しい。

バンドの着脱はとてもカンタン!

  • ワンタッチでバンドを取り外し
    ワンタッチでバンドを取り外し
  • イエローは穴あきバンド、ブルーはナイロンストラップだ
    イエローは穴あきバンド、ブルーはナイロンストラップだ

バンドは、本体裏面の小さなボタンを押すと外れ、接着面をはめ込むとカチッとくっつく。
バンドのサイズは、ピンクが120〜190mm、ブラック・イエロー・ブルーが130〜210mmだ。
女性の筆者がブラックを使うときは、上から3つ目の穴に通すとちょうどよかった。

バンドはブルーのみサイズ合わせが自由自在なナイロン製、他はフルオロエラストマー製でイエローは穴あきデザインとなっている。
ファッションへの溶け込みやすさを考えると定番のブラック、肌なじみのいいピンクが魅力的だが、睡眠時など少しでも時計の違和感を失くしたい方は最軽量のブルー、スポーツで使うのが目的なら通気性が良く汗がたまりにくいイエローも候補になるだろう。

操作の様子

  • 操作の様子
    操作の様子
  • 健康状態やアクテビティの確認
    健康状態やアクテビティの確認

基本の操作はタッチで行う。
表示されるメニューは、右スワイプで現在の健康状態の確認とワークアウトの選択、左スワイプで天気の表示と音楽再生コントロール。
上スワイプはディスプレイの設定などで、下スワイプでは通知を確認できる。
右側面には物理ボタンがあり、押すと瞬時に時刻表示画面に戻る。

タッチの反応は良く、画面の切り替わりももったりしていなくてストレスフリー。
メニューのアイコン表示も分かりやすく、機能が多くても使い方に迷うことはないだろう。
個人的に、消費カロリー・中〜高強度の運動時間・日中のアクティブな1時間の回数がひとめで把握できる「3色のリング」はすごく気に入っている。
ゴールが見えるからもう少し動こうと思いやすいし、ゴール後リングを折り返しているのを見ると「今日の自分スゴイ!」とテンションが上がるのだ。

ウォッチフェイスを変更

  • 専用アプリにたくさんのデザインがある
    専用アプリにたくさんのデザインがある
  • ダウンロードしておけば本体からも変更可能
    ダウンロードしておけば本体からも変更可能

ウォッチフェイスは、専用アプリにある10,000種類以上のデザインから選択できる(※一部有料のデザインもあります)
デザインを定期的に変更することで飽きにくいのも、スマートウォッチの魅力だろう。

アプリでダウンロードしたデザインは、本体の設定から変更可能だ。
時刻表示の大きなものや、アクテビティの表示項目が多いものなど、別パターンのデザインをいくつかダウンロードしておくとシーンに合わせて切り替えできて便利。

100種類のワークアウト

  • ウォーキングを測定してみた
    ウォーキングを測定してみた
  • 運動のパフォーマンスを詳しくチェックできる
    運動のパフォーマンスを詳しくチェックできる

Band9には100種類のワークアウトモードが搭載されており、消費カロリー・Vo2max・運動終了後の心拍数の回復時間などを計測する。
ウォーキングやランニングなど基本の運動は自動で検知され、画面に「運動を開始しますか?」と表示されるので、せっかくたくさん歩いたのに計測を忘れた!という心配はない。
自動検知機能は最初はオフになっているので、設定から変更しよう。

今回は屋外ウォーキングの様子を計測してみた。
アプリから確認できる「ルート追跡」ではどのあたりでペースが変わったか、心拍数が上がり始めたのかが一目瞭然で、見ていると結構面白い。
チャートや詳細から確認できる項目もスポーツ向けのハイエンドモデルと大きくは変わらず、日常的な運動はもちろんマラソンなどに挑戦する方も満足できるだろう。

ライフログや睡眠状態をチェック

  • アプリで健康状態を見ていこう
    アプリで健康状態を見ていこう
  • 睡眠モニタリングは点数とアドバイスもある
    睡眠モニタリングは点数とアドバイスもある

健康状態や睡眠の質も見ていこう。
アプリのメイン画面には、Band9のメニューにもあった3色のリングが大きく表示され、その下に歩数や運動記録、睡眠ログ、心拍数など多くの項目が並ぶ。
各項目をタップすると、1週間の記録や時間毎の計測など、より詳しいデータが確認できる。

今回注目したいのは、機能面の進化で精度が高くなった「睡眠モニタリング」だ。
睡眠時間とレム睡眠などのステージはもちろん、入眠潜時(横になってから眠りにつくまでの時間)から起床するまでが細かく分析されている。
睡眠の心拍数と血中酸素レベルから睡眠中の呼吸の乱れも計測するため、無呼吸症候群などの自覚にも繋がりそうだ。

睡眠の質の点数や他のユーザーとの比較、良い睡眠を得るためのアドバイスがあるのもありがたい。
ちなみに、上のスクリーンショットは筆者の中ではかなり良い睡眠が出来た日だ。
つい夜更かしをした日や、睡眠時間が長くても目覚めた回数が多い日は、やはり点数が低かった。
数値が出ることで睡眠に対する意識が変わるので、運動をあまりしない方も、睡眠の質を改善するためにBand9を持つのは大いにありだと思う。

動画で見る

【動画】HUAWEI Band9

まとめ

24時間身体のことをモニタリングするスマートウォッチは、着けている時間が長いほど実力を発揮する。
低価格で手に取りやすく、軽量で長時間装着しやすく、ロングバッテリーを搭載した『HUAWEI Band9』は、スマートウォッチの便利さを実感するのにピッタリだろう。

個人的には小型ながら高級感のあるデザインも好みだ。
特に、可愛らしくなりすぎないくすみピンクの「チャームピンク」が、どのファッションとも合わせやすくて気に入った。

着信やメッセージの通知など便利な機能を使いたい方、健康が気になり始めた方、運動のモチベーションを高めたい方など、多くの方におすすめしたい。 2024.04.25 (もあ)

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