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音場工房

[ 2023年 10月 11日付 ]



Marantz、HDMIセレクター搭載 HI-FIステレオアンプ『 STEREO 70s 』のご紹介


◆新世代のマランツデザイン

2020年に発売された「MODEL30/SACD30n」を皮切りに採用が始まった、新世代のマランツを象徴する筐体デザインが与えられています。
シンメトリーやポートホールに代表されるマランツの伝統的なデザインエレメントの継承と現代的な解釈による再構築を経て、これからのマランツを象徴する、まったく新しいデザインとして生み出されたものです。
印象的でありながら、様々なスタイルのインテリアに調和する普遍性を兼ね備え、住空間にオーナーの個性を反映させる、これまでにないオーディオのデザイン。それが新世代のマランツデザインの目指したものです。
そして、新しくなったのはデザインだけではありません。デザインの刷新に伴って、機構設計の見直しが可能となり、トップカバーやシャーシを構成する鋼板の形状や各部を固定するネジの太さや本数を最適化することにより、ビルドクオリティも大きく進化しました。


◆HDAM-SA2搭載 Hi-Fiグレード本格プリアンプ

プリアンプ回路には、マランツ独自の高速アンプモジュール「HDAM-SA2」を用いた電流帰還型回路を採用。
これにより、繊細かつ情報量の豊かなサウンドを実現。
そして、プリアンプ回路は独立した専用基板にレイアウトし、入力セレクター、ボリューム、出力セレクター、それぞれの機能に特化した高性能カスタムデバイスを用いることにより、信号経路を最短化。
不要な信号経路の引き回しを排除するショートシグナルパスにより、透明感が高く、瑞々しいサウンドを実現しています。


◆フルディスクリート・パワーアンプ

高さ109mmのスリムなボディに定格出力75W(8Ω、20Hz〜20kHz、THD:0.08%)のフルディスクリート・パワーアンプを搭載。
オペアンプを用いないディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、Hi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを実施。
パワーアンプ回路初段へのデュアルトランジスタの投入、定電流源の追加および上級機でも用いられる高音質パーツを多数採用することにより、より高解像度で情報量の豊かな、Hi-Fiサウンドを実現。


◆カスタム・ブロックコンデンサー

アンプの性能の根幹を支える電源回路のキーパーツには、入念なリスニングテストによって厳選された高音質パーツを贅沢に使用。
パワーアンプ回路に電源を供給するブロックコンデンサーには『 STEREO 70s 』専用にサプライヤーと共同開発したカスタムコンデンサー(6,800μF×2)を採用。
電源トランスにも大型のカスタムEIコアトランスを採用することにより、高品位で安定した電源供給を実現。
電源部の強化と同時にパワーアンプなどの周辺回路の細部に至るまで徹底した音質チューニングを行うことにより、きめ細かく表情豊かな音色と透明感が高くより深い奥行きを感じさせる空間表現力を実現。


◆高周波ノイズコントロール

DSPやネットワーク、USBなどのデジタル回路への電源供給には専用のトランスを使用し、アナログ回路との相互干渉を排除。
また、デジタル電源回路の動作周波数を通常の約3倍に高速化して、スイッチングノイズを再生音に影響の及ばない可聴帯域外へシフト。
シールドにより回路間のノイズの飛び込みを抑え、電源ラインに流入するノイズはデカップリングコンデンサーを用いて除去。
コンデンサーの品種や定数は、サウンドマスターによる試聴を繰り返し『 STEREO 70s 』に合わせて最適なものを選定。
特に、デジタルオーディオ回路に使用する小容量コンデンサーには、音質対策用の高性能な導電性高分子コンデンサーを多数投入。
さらには、基板やシャーシを固定するビスやワッシャーの種類を使用する箇所に応じて変更し、グラウンドインピーダンスを最適化するなど、これまでに積み重ねてきた様々なノウハウを用いて音質をまとめ上げています。


◆2系統の金メッキスピーカーターミナル

スピーカーターミナルには確実な接続が可能なスクリュータイプを採用。
経年変化や信号の劣化を防止する金メッキ加工を施しています。
2系統の端子を備えており、バイワイヤリングによる高音質化や2組のスピーカーを切り替えての使用が可能です。


◆2.2chプリアウト

2.2chプリアウトを装備しているため、外部パワーアンプの追加による音質向上や、サブウーファーの追加によってより厚みのある低音再生が可能です。


◆8K/60Hz、4K/120Hzに対応するHDMI入出力

HDMI入力3系統(HDMI4/5/6)、出力1系統が8K/60Hzおよび4K/120Hz映像信号のパススルーに対応。
また、6入力/1出力すべてのHDMI端子が最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP-2.3」に対応。
衛星放送やインターネットを通して配信される4K/8K Ultra HDコンテンツの超高精細映像をハイクオリティなサウンドとともに楽しむことができます。


◆HDR10+、Dynamic HDRに対応

映像のダイナミックレンジを拡張する「HDR(High Dynamic Range)」映像信号のパススルーに対応。
HDR10、Dolby Vision、HLG(Hybrid Log-gamma)に加えて、HDR10+およびDynamic HDRにも対応しているため、最新のパッケージメディア、ストリーミング、放送などソースを問わず、表現力豊かなHDR映像を楽しむことができます。


◆徹底的な音質チューニングを施したHDMI ARC入力(CEC対応)

ARC(Audio Return Channel)に対応。
192kHz/24bitまでのリニアPCM(2ch)の入力が可能で、テレビ放送や動画配信サービス、ブルーレイディスクなどの音声をHi-Fiクオリティで楽しむことができます。
特にHDMIケーブルを通して伝送されるオーディオ信号を、HDMIインターフェースデバイスを介することなく、直接デジタルオーディオセレクター(DIR)に入力すること、そしてデジタルオーディオ回路の電源の強化や低ノイズ化、グラウンドの強化等の徹底した音質チューニングにより、他のデジタル入力同様の高音質を実現。
HDMIコントロール機能(CEC)にも対応しており、HDMI接続したテレビと電源ON/OFFを連動させたり、テレビのリモコンで音量を調整したりすることができます。


◆ゲーム&VR体験の質を向上させるALLM、VRR、QFTに対応

HDMI 2.1の新機能である「ALLM(Auto Low Latency Mode)」「VRR(Variable Refresh Rate)」「QFT(Quick Frame Transport)」に対応。ALLMはコンテンツの種類に応じて画質とレイテンシーのどちらを優先するかを自動で切り替える機能です。
例えばゲームやVRコンテンツを再生する際には、レイテンシーが最小になるよう自動で設定され、操作に対する画面表示の遅れを最小化します。その際アンプは、画質調整やi/pスケーラー、オートリップシンクなど、レイテンシーに影響する機能を停止。
VRRは、PCやゲーム機などの映像ソース機器とディスプレイを同期させ、任意のタイミングでリフレッシュレートを切り替えることが可能。
これにより画面割れ(ティアリング)やカクつきなしに映像を表示することができます。
QFTは、ディスプレイ側のフレームレートは変更せずに、映像ソース機器からの伝送速度を上げることでレイテンシーを低減し、ゲームやVRコンテンツにおける表示の遅延を解消し、スムーズでシームレスな映像を実現します。


◆8Kアップスケーリング

入力されたHDMI映像信号を出力するディスプレイの性能に合わせて、8Kや4KなどにアップスケーリングしてHDMI出力することができます。
※フレームレート変換は行いません。


◆HDMIスタンバイパススルー

本機がスタンバイ状態でも、ソース機器からのHDMI入力信号をTVに出力することができます。
また、本機がスタンバイ状態でもリモコンの入力ソース選択ボタンで本機の入力ソースを切り替えることができます。


◆HEOS Built-in 充実のネットワークオーディオ機能

ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーによるネットワークオーディオ機能を搭載。
セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に行うことができます。
音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS/PC/Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth機器など、多彩な音源を再生できます。
さらに、同一のネットワークに接続した他のHEOS Built-inデバイスに再生中の音楽を配信することもできます。


◆音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ対応

話題のロスレス・ストリーミング配信サービス Amazon Music HD をはじめ、AWA、Spotify、SoundCloudなど、様々な音楽ストリーミングサービスに対応。
ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティストの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。
また、音楽、トーク、ニュースなど、世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。
MP3、WMA、AACフォーマットで配信されているインターネットラジオ放送に対応しています。
インターネットラジオ局の検索は、TuneInのデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に行うことができます。
※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。


◆Amazon Alexaに対応

Alexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応。
Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することが可能。
また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。


◆5.6MHz DSD&ハイレゾ音源対応

ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応。
DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。
さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。
クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても、曲間で音が途切れることがありません。


◆Bluetooth送信機能も搭載

Bluetooth送信機能も搭載しており、本機で再生中の音声をBluetoothヘッドフォン等でも再生することができます。
たとえば、リビングのスピーカーで再生している音楽をキッチンで家事をしながらヘッドフォンで一緒に聴いたり、夜間などスピーカーで大きな音が出せない時間帯にBluetoothヘッドフォンで映画を楽しむことができます。
新たにBluetoothヘッドフォンの音量操作にも対応したため、Bluetooth対応ヘッドフォンやイヤフォン本体に音量調整機能がない場合でも適切な音量に調整することが可能になりました。
※Bluetooth受信機能とBluetooth送信機能を同時に使用することはできません。


◆2.4GHz/5GHzデュアルバンドWi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)対応

Wi-Fi(無線LAN)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、ネットワークオーディオ、インターネットラジオの再生やアプリでの操作が行えます。
2.4GHz帯に加えて、5GHz帯にも対応しており、より安定した通信が可能です。
ルーターへの接続は、ボタンひとつでつながる「WPS」やiOSデバイス(iOS 7以降)による設定にも対応。
テレビ画面に表示されるガイダンスに沿って簡単な操作でネットワーク接続が行えます。


◆Phono入力装備

MMカートリッジ対応のPhono入力を装備しています。
フォノイコライザーを内蔵していないレコードプレーヤーでも直接接続して手軽に楽しむことができます。


◆「ワイドFM」対応FM/AMチューナー

FM/AMラジオチューナーを搭載しており、ラジオも良い音で楽しめます。
95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。
また、最大で56の放送局をプリセット登録できます。


◆Marantz AVR Remoteアプリ

無料のスマートフォン・タブレット用リモコンアプリ「Marantz AVR Remote」に対応。
同一ネットワーク内のiPhoneやiPad、Androidスマートフォン、タブレットから『 STEREO 70s 』の操作や設定が行えます。


◆高解像度で読みやすく、洗練されたデザインのHD GUI
◆セットアップアシスタント機能搭載
◆スマートセレクト機能
◆マルチゾーン機能(2ゾーン/2ソース)
◆ピュアダイレクト機能
◆トーンコントロール(Bass ±6dB、Treble ±6dB)
◆圧縮音源を原音に近い状態に復元する「M-DAX(Marantz Dynamic Audio eXpander)」
◆3D映像伝送対応
◆Webブラウザで設定ができるWebコントロール機能
◆スリープタイマー機能(10分〜120分)
◆オートスタンバイ機能(15/30/60分)
◆着脱式電源ケーブル
◆バックライト付きリモコン


定格出力:75W+75W(8Ω、20Hz〜20kHz、THD:0.08%)、100W+100W(6Ω、1kHz、THD:0.7%)
HDMI端子:入力×6(8K対応入力×3)、出力×1
音声入力端子:アナログ×3、Phono(MM)×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1
音声出力端子:2.2chプリアウト×1、ゾーンプリアウト×1、ヘッドフォン×1
その他の端子:ネットワーク×1、USB-A×1、給電専用USB-A×1、Bluetooth/Wi-Fiアンテナ入力×2、FMアンテナ入力×1、AMアンテナ入力×1、マランツリモートバス(RC-5)入出力×1、IRフラッシャー入力×1
無線LAN:ネットワーク種類 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠(Wi-Fi準拠)
周波数:2.4GHz/5GHz
Bluetooth:バージョン5.0
 ・対応プロファイル:受信 A2DP1.2/AVRCP1.5、送信 A2DP1.2
 ・対応コーデック:SBC
 ・送信出力/通信距離 Class1/約30m(見通し距離)
最大外形寸法:(W)442 × (H)109 × (D)386.5mm (アンテナを寝かせた場合)
質量:8.4Kg


◆担当者より

マランツのHDMI入出力を持ったプリメインアンプといえば「NR1200」が人気ですが、『 STEREO 70s 』は「NR1200」の上位機種にあたる製品となります。
ブルーレイレコーダーや「PS5」などの最新ゲーム機、Amazon Fire TVシリーズなどなど、幅広いHDMI機器を接続でき、リビングサウンドのハブになる製品となります。
テレビとHDMIケーブルで接続しておけば、テレビ番組やテレビで再生したネット動画コンテンツも高音質で再生が可能。
「CEC」と呼ばれるHDMI連携機能に対応しているので、テレビ視聴時には基本的にテレビのリモコンで、『 STEREO 70s 』の電源のON/OFFはもちろん、音量調整なども連動となり、リビングのサウンドが一気に高音質になります。


デザインは最新マランツの高級オーディオ機器のデザインを継承、上位モデルの「MODEL-40n」と同じデザインを採用。
HDMIのARC回路の高音質化の為に数々の改善が施されており、従来のHDMIの音質を大きく上回る事に成功しています。

サラウンドのためのAVシステムより2chのHiFiサウンドを優先した方にはお勧めです!!
映画ではクリアで切れの良いサウンドが新鮮です。ドラマやニュースを見ている時でも声が鮮明で聴き取りやすくなります。
また、高い駆動力があるためハイエンドクラスのスピーカーや大型スピーカーとの組合わせも可能です。

プリメインアンプとして使用する場合でもこの価格帯ではトップクラスの音質を誇っています。
デジタル入力(テレビ音声)でもアナログ入力でも、お気に入りのスピーカーを接続すれば、リビングでいつでも高音質をご家族全員でお楽しみ頂ける製品といえます!!






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